inter-edu’s eye

これまでの連載では、八王子学園八王子中学校・高等学校の注目する授業を紹介してきましたが、受験生がその授業力を体験できる機会があります。それが、オープンキャンパスです! 連載第3回では、八王子中学校オープンキャンパスを取材。そこには「学ぶワクワク感」が隠れていました。

“学ぶ”を楽しく!創意工夫に目を見張る体験授業

難しそうな中学校の授業も、八王子学園の先生にかかれば楽しく学べる! オープンキャンパスで小学生が体験した、注目の授業をレポートします。

国語「Master Of Proverb-諺の支配者-」

ことわざを遊びながらどんどん暗記

ことわざの学習に、オリジナルのカードゲームを用いた国語。ことわざにちなんだ特殊能力を持つカードを使い、バトルをします。例えば、「内弁慶に外地蔵」は、カードを伏せていると強いけれど、表に返すと弱くなるといった具合です。
「言葉には霊的な力が宿るといわれていた古来。ことわざの力を駆使して戦う者たちが現代に現れ、八王子中学校を巻き込んだバトルへと発展していく…!」というストーリー設定があるそう。子どもの興味をくすぐる先生のアイデアが面白い!

国語でカードバトル

数学「多面体を作ろう」

数学の不思議な世界を体感的に学ぶ

数学では、多面体は必ず「頂点の数+面の数-辺の数=2」となる、オイラーの多面体定理を学びました。この定理は高校1年生で学ぶ内容ですが、実際に多面体の代表である正多面体を作り、頂点の数、面の数、辺の数を調べていくことで、小学生でも多面体が持つ規則を体感的に気がつけるようにしています。
学校や受験勉強で学ぶ算数とはまた違った、数学の不思議な世界に触れる授業を受けて、子どもたちは数学的好奇心を掻き立てられたようでした。

数学で多面体を学ぶ

社会「もしも○○がお金だったら」

日常の疑問から知的好奇心を刺激!

一万円札を題材に、一片の紙になぜ価値があるのか、という疑問に踏み込んだ社会の授業。お米や貝殻、金塊ではなく、紙がお金となった理由を考えます。さらに、お金を簡単にコピーできない仕組みも調べました。そこで登場したのは、なんと顕微鏡!「小さな文字がいっぱい」「線が細かい」「字が浮き上がって見える」「でこぼこしてる」など、偽造されない工夫を見つける子どもたち。普段見ることのできないお札の世界に、興味津々でした。

社会で紙幣を学ぶ

英語「外国に行ってみよう」

英語で入国手続きを学ぶ

連載第1回でお話を聞いたヒューズ先生の授業では、外国の入国手続きを体験しました。

理科「銅から金を作ろう」

理科では金属板を使って実験

銅板を水溶液に浸けたり、熱したりして、金・銀・銅の3色の板を作った理科。気分は錬金術師!

美術「オリジナル団扇を作ろう」

美術のうちわ作り

美術では和紙を用いたうちわ作り!「手でちぎった方が、風情が出ますよ。」と先生のアドバイス。

音楽「音で遊ぼう!」

吹奏楽部の演奏

全国大会で活躍する吹奏楽部がサプライズで登場した音楽。代表曲「八学Beeeet!!」にノリノリ。

どの授業も工夫が見られ、先生方の熱意が伝わってくるものばかり。大人でも「受けたい!」と思える授業でした。

取材こぼれ話「校内で迷ったそのときに…」

おしゃれで広い校舎。取材中、実は迷ってしまったのです。と、お手伝いをしていたある生徒に場所を尋ねると、「こちらです!」と親切に連れて行ってくれたばかりか、別れるときも「こちらで失礼させていただきます。」ときちんと一礼するではありませんか!

たくさんの生徒がお手伝いをしていたこの日。
音楽の授業では、吹奏楽部の中学内進一期生(現高校2年生)の生徒が、オリジナルキャラクターの「はちおうじくん」と、明るく参加者を見送ってくれました。

はちおうじくん

生徒たちのおもてなしからは、八王子学園の楽しい雰囲気が伝わってきました!

みんな礼儀正しく、素敵な子たちばかり。
自分の子がこんな風に育ってくれたらどんなに良いか…と、思った一日でした。

学校説明会・イベント一覧

イベント名 日程 時間 定員
八学祭
(※校内ツアー&説明会あり)
9月24日(土)、25日(日) 9:00~15:00 無制限
ナイト説明会 10月3日(月) 18:00~19:00 10組
オープンキャンパス・説明会 10月8日(土) 10:00~11:30 35組
全学授業公開 10月8日(土) 8:45~12:35 無制限
保護者対象説明会 10月14日(金) 10:00~11:30 20組