第一期生が東大に合格!東大・医進クラスで過ごした6年間
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昨年度、東大・医進クラスの第一期生が卒業を迎えた八王子学園八王子中学校・高等学校(以下、八王子学園)。確かな実績を上げる進学校として注目されており、現役合格の実績だけを見ても早稲田大学に15名、慶應義塾大学に5名、さらに、上智大学に7名、東京理科大学に10名と多くの合格者を輩出しました。また、東京大学をはじめ、筑波大学、一橋大学などの国公立大学は、合計48名が合格を果たしています。今回は、東大に進学した卒業生にインタビューを行い、東大・医進クラスで過ごした6年間を振り返っていただきました。
東大に現役合格を果たした卒業生に聞いた学校とクラスの魅力
東大・医進クラスの第一期生として6年間を過ごした卒業生の佐藤諒さんに学校の雰囲気や東大・医進クラスの魅力について語っていただきました。
6年間を過ごしたからこそ分かる八王子学園の魅力を教えてください。
佐藤さん生徒と先生の距離が近いところが大きな魅力ですね。中学は特に先生が親のように見守ってくれて、学習面でのサポートだけではなく、友達とのケンカの仲裁をしてくれるほど、本当に一人ひとりをしっかりと見てくれます。
東大・医進クラスで良かったと思うことは何ですか。
佐藤さん東大・医進クラスは中学1年から高校3年までクラスのメンバーが大きく変わらないので、お互いのことをよく理解し合い、かつ良きライバルである友達ができます。また、クラスの名前が「東大・医進クラス」なので、物怖じせずに「東大を目指したい」と言えるのも自分の進路を明確にできたポイントでした。中学生の頃からいずれ東大を目指すだろうと心の準備もできましたし、高校生になって本格的に勉強を始めたときに東大を目指すという目標があったのは良かったと思います。
学力を確実に養うカリキュラムと身になる国際教育
中学の東大・医進クラスのカリキュラムや勉強に対するモチベーションがどのように変化していったのかなど、中学時代のお話をうかがいました。
中学時代を振り返って、“これが自分の学力を高めた”と思うことはありますか。
佐藤さん中学生のときは部活に打ち込んだり、友達とたくさん遊んだりしながら本当にのびのびと過ごしていました。それでも学校のカリキュラムがしっかりとしていたので、学習面では中間・期末テストをこなすだけでかなり力がつきます。東大・医進クラスは勉強の進みも速く、国語と数学は中学2年で中学の学習範囲を終えたので、高校の先取りが早い段階から始まります。特に古典は本来高校から始まる科目ですが、中学3年から週に3時間授業があり、じっくりと勉強ができたので実力をつけられたと思います。
勉強のモチベーションが上がったきっかけがあれば教えてください。
佐藤さん大きな影響を与えてくれたのは、中学3年のオーストラリア研修ですね。約2週間のホームステイを経て異国の文化に触れたことで、国際的な視野が一気に広がったのを覚えています。その頃から英語や世界史、地理に強く興味を持つようになって、結果的にそれらの科目は東大受験で配点の高い科目だったので、受験に役立ちました。
学校のサポートで得た東大合格と将来の夢
周りの応援が力になった受験期
東大を受験しようと決めたきっかけを教えてください。
佐藤さん先生方が模試の結果を見ながら「佐藤くんなら東大を目指せるよ」と声をかけてくださったり、クラスメイトが「佐藤なら東大に合格できるよ」と言って背中を押してくれたので、受験をしようと自然と思えました。
受験にあたって学校からどのようなサポートを受けましたか。
佐藤さん先生方には受験校選択の相談や、コロナ禍でもオンラインで三者面談をしてもらいました。また、八王子学園の特徴の一つである塾に通わなくても受験に挑めるカリキュラムのおかげで、僕も塾に通わずに受験勉強ができましたよ。学校自体がコロナ前からICTにも特化していたので、コロナ禍でオンライン授業に移行したときもスムーズに勉強できました。
大学受験で得た合格と将来への道
東大以外に合格を掴んだ大学を教えてください。
佐藤さん慶応義塾大学の商学部、早稲田大学の法学部と文化構想学部、上智大学の外国語学部などに合格できました。
大学卒業後の夢はありますか。
佐藤さん東大の文科一類は法学部にも行けるので、最近では法に携わる仕事に興味を持ったり、また、学生時代から八王子学園の先生に憧れているので教師になりたいという気持ちもあります。ほかには政治や歴史の研究者にも惹かれますね。将来の道はまだ決まっていませんが、これから多くのことを大学で学び、進路を決めたいと思っています。
受験生へメッセージをお願いします。
佐藤さん八王子学園なら学習面を学校がしっかりとサポートしてくれるので、部活や行事を本気で楽しめますよ。のびのびと自分らしく過ごせる学校生活が待っていますので、受験勉強を頑張ってください!
6年間を通したカリキュラムで生徒の進路を実現する
教務部長を務める小山俊宣先生に八王子学園の強みや東大・医進クラスの雰囲気についてお話をうかがいました。
八王子学園の強みを教えてください。
小山先生生徒が素直で明るく、教員はフレンドリーな先生方が集まっているところです。高校の総合コースには美術系や音楽系などがあるので、集まる生徒の個性もさまざま。生徒をまとめる生徒会は学校行事を盛り上げようと活発ですし、部活動で成果を出そうと頑張っている子も多いです。色んな分野で生徒が力を発揮しようと努力しているので、それが学校全体の熱量になっていると感じます。
東大・医進クラスの強みを教えてください。
小山先生英語の授業のコマ数が多いので、英語力が強化されます。英検の受検にもかなり力を入れていますよ。また、各教科の授業内容の進行が速いので、それがアドバンテージになります。6年間を通して生徒を育てるカリキュラムがしっかりと活きていますね。
東大・医進クラスの第一期生はどのように成長をしていきましたか。
小山先生個性豊かな生徒の集まりで、中学の頃はそこで噛み合わない部分もありましたが、徐々にまとまりが出てきて、高校3年の学園祭では全員で一丸となって頑張る生徒の姿を見て、「大人になったな、成長したな」と感心させられました。また、勉強面では受験を控える中、一緒に模試を解いて互いに教え合える良い関係が築けていましたよ。佐藤くんは高校2~3年で学園祭委員を務めていたので、クラスの中心になって、行事でも勉強面でもクラスを引っ張ってくれました。
先生から受験生と保護者へメッセージ
受験生と保護者の皆さまにメッセージをお願いします。
小山先生八王子学園は生徒が目指す進路を叶えるために、一人ひとりに寄り添った指導やサポートを行える学校です。教員が親身になって生徒を見守る面倒見の良い学校ですので、安心して飛び込んできてください。
編集後記
八王子学園には6年間を通した充実のカリキュラムが組まれているため、塾に通わなくても受験で戦える高い学力が身につくのだと実感しました。難関校に多くの合格者を輩出する進学校としての高いサポート力と身になる授業が合格実績に現れたのだと思います。
学校公式サイト ≫イベント情報
イベント名 | 日時 |
---|---|
中学校授業見学会&説明会 | 2022年7月2日(土) 10:00~11:45 |
高等学校説明会 | 2022年7月2日(土) 10:30~11:30 |
高等学校オンライン学校説明会 | 2022年7月2日(土) 13:30~14:45 |
中学校オープンキャンパス&説明会 | 2022年7月17日(土) 10:00~11:45 |
中学校夏期学校見学会 | 2022年8月20日(土) 10:00~11:30 |
高等学校説明会 | 2022年8月6日(土) 10:30~11:30 、13:30~14:30 |
高等学校説明会 | 2022年8月20日(土) 10:30~11:30 、13:30~14:30 |
高等学校オンライン学校説明会 | 2022年8月27日(土) 10:30~11:45 |
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2021年8月3日
運動会紹介