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私立校にも広がり続ける適性検査型入試
「安い学費で、高い進学実績も誇る公立中高一貫校。でも倍率が高いのが気になる…。」とお考えの方におすすめなのが、私立校との併願です。近年公立中高一貫校の適性検査と同様の出題形式をとった「適性検査型入試」を実施する私立校が急増しています。ここではどのぐらいの学校が実施しているのか、入試内容はどうなっているのかをご紹介します。
年々増え続ける実施校
2019年度入試では、2016年度の86校より大幅に多い141の私立校(一都三県)が「適性検査型入試」を実施しました。3年前に比べるとその数は大幅に増加しています! なぜここまで導入校が増えてきたのでしょうか。公立中高一貫校が注目を集めるとともに、あることが追い風になり、その数はますます増えるだろうと予想されています。
2020年大学入試改革が影響
教育業界に大きな影響を与え、たびたびメディアでも取り上げられている2020年の大学入試改革は、適性検査型入試の導入校が増えている理由のひとつです。
2020年大学入試改革では「大学入学共通テスト」と呼ばれる知識や技能を単独で評価するのではなく、知識や技能を活用する「思考力・判断力・表現力」を評価するテストが導入される予定です。
実はこの新テストが適性検査型入試に似ていると言われており、適性検査型入試を受けて入学した生徒は、新しい試験にも、対応できる力を身につける素養があるということになります。このような背景もあり、近年は適性検査型入試を導入する私立校が増えてきているのです。
私立校の適性検査型入試
各私立校によって「思考力型入試」、「PISA型入試」、「マイプレゼンテーション入試」など名称は異なりますが、多くの学校が公立中高一貫校との併願を意識した入試内容になっています。
公立中高一貫校では2月3日に適性検査が行われます。多くの東京都・神奈川県の私立校ではそれに合わせ、2月1日~5日に適性検査型入試が行われます。
千葉県や埼玉県では12月~1月に行われる学校もあり、早くから入試に慣れることもできます。
適性検査型入試の入試説明会だけでなく、体験会や入試直前対策講座を行っている学校もあるので、気になる学校があれば、どんどん参加してみましょう。
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私立校併願をすすめる理由
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適性検査型入試
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