大東文化大学第一高等学校

松澤 奨風（まつざわ しょうぶ）くん：選抜クラス。陸上部長距離（駅伝）部で1年からレギュラー。
甲木 心（かつき こころ）さん：進学クラス。女子バスケ部でキャプテンを務めている。

インターエデュ（以下、エデュ）：まずは一高に入学を決めたきっかけを教えてください。

松澤くん：中3の秋に、一高のオープンスクールで駅伝の部活動体験をしたことがきっかけです。一高は併願校だったのですが、部活動を体験して「一高で駅伝をやりたい！」と強く思い、第一志望校になりました。

甲木さん：私も部活動体験がきっかけです。女子バスケ部の2つ上の先輩たちがベスト16に入ったのを知って興味を持つようになり、何度か部活動体験にきました。熱心な指導を受けたことで、私もここでバスケをしたいと思い、一高を目指しました。

エデュ：部活動を通して、成長を実感した点について教えてください。

松澤くん：陸上部の休みは週に1回なので、限られた時間の中、1秒1秒を大切にしようと思うようになり、スケジュールを立てて行動するようになりました。中学までだったら時間も考えずだらだらとしてしまっていたのですが、高校に入って先輩の振る舞いを見て大きく変わりました。

甲木さん：バスケは、チームスポーツなので仲間の考えていることを理解することが大事だということを学びました。1日をどう過ごすかを考えるようになったのも成長した点ですね。勉強時間を確保するために身の回りのことを早く済ますことができるようになりました。

甲木さん：毎日、少しずつでもいいから必ず勉強することと、家庭ではホームステイの受け入れをしているので、海外からの留学生に英語を教えてもらっています。あとは、趣味に費やした時間の2倍の時間は勉強するというルールを自分で決めています。

エデュ：部活動と勉強の両立は大変ですか？

松澤くん：疲れて休みたくなるときもあるのですが、先輩たちが練習の合間に勉強していたので、後輩である自分たちも自然と見習っています。

甲木さん：部活の顧問の先生に、基本生活をしっかりすることが大事だと常々言われているので、両立できるよう努力しています。

松澤くん：担任の先生が、少ない時間で効率的に学習するために、各個人に合った方法を考えて教えてくれます。予習をすることの意味や大切さも教えていただけるので、モチベーションにもつながりました。部活の顧問の先生も、先輩たちの成功体験を例に挙げて、やる気にさせてくれます。

甲木さん：大会前だと、テスト前でも部活動があるのですが、短時間で効率よく終われる練習メニューになっていて、勉強時間を少しでも多く確保できるように配慮してくださっています。