卒業生が語る「私はこうして志望大学へ合格しました」
inter-edu’s eye
大東文化大学だけでなく、他大学への進学サポートも手厚いと定評のある大東文化大学第一高等学校(以下、大東一高)。生徒は、実際にどんなサポートを受けて合格切符を勝ち取っているのでしょうか。今春の卒業生に、学校のサポート体制を聞きました。
多様な進学方法で大東一高生を応援
上のグラフからもわかる通り、大東文化大学への進学は24%で、約60%は他大学へ進学しています。つまり、多様な進路選択の機会が用意されているのが大東一高の魅力です。
大東大へは、3年間の成績に基づく「大東文化大学推薦制度」があります。他大学への指定校推薦枠も多数あるほか、「併願推薦制度」では大東大への推薦入学権を持ったまま、他大学を受験することが可能。すべての生徒に対して手厚いサポート体制が整えられています。
卒業生に聞く!大東一高の手厚い進路サポート
具体的にはどのようなサポートを受けて大学合格を果たしたのでしょうか。今春卒業した3人に話を聞きました。
進路決定のタイミングと今の進路の志望理由は?
及川さん:受験する大学を決めたのは高3の秋から冬です。将来やりたいことを、なかなか決められずにいました。明治大学に決めたのは、将来を考えるときの選択肢を増やしたかったからです。大学入学後、理科の教員を目指そうと決めることができました。
岩見さん:まず法学を学びたいという目標ができ、それなら学習院大学に進もうと考えたのは高2の秋です。先輩から指定校推薦のことを教えていただき、一般受験を想定しつつ推薦対策もしていました。
小川さん:高1から推薦での進学を考えていて、大東大に決めたのは高2の後半ぐらいです。将来を見据え、経営を学びたいと考えたのが理由です。
受験対策期間で一番気を遣っていたことは?
及川さん:熱中する原動力を持っていなかった分、モチベーションを維持できないことが課題でした。でも、先生方が「あと●日だぞ!」など警鐘を鳴らし続けてくださっていたので難所を乗り切ることができました。友人と励まし合っていたことも大きかったです。
小川さん:推薦資格が得られるかは評定平均で決まるので、成績を落とさないように気をつけていました。入学時から毎回の授業はしっかり聞きましたし、定期テスト対策もしっかり立て、家庭学習も毎日欠かさず行いました。推薦で進学するという強い目標があったので、ラグビー部との両立もできたと思います。
先生から受けた指導の中で印象に残っていることは?
岩見さん:私のいた選抜文系クラスでは、指定校推薦を狙っていたのが私だけだったので、担任の先生との二者面談では30分に及ぶ激論を交わしました。「推薦で受かる確率は2%だと思いなさい」。そう喝を入れてくださったおかげで、集中して勉強することができました。何よりも、“推薦入試に受かったとしても浮足立つことなく、一般受験するクラスメイトと共に勉強し続けるだろう”と、山浦先生が私のことを信じてくださったことがうれしかったです。
及川さん:学習方法が分からなくなってしまったときに、先生がさまざまな方法を提案してくださったことです。三年間受け持ってくれた黒羽先生が「まぁ、オイちゃんなら大丈夫だよ」と、信じ続けてくれたことも励みになりました。じつは、教員になるという目標が見つかったのも、こういった先生と信頼関係が築けたからで。人間関係にとても恵まれた高校時代でした。
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最後に、大東一高の多様な進路サポートの中で一番役に立ったことを教えてもらいました。
及川さんの太鼓判!【語学教育】
元々は英語に対して苦手意識を持っていました。ですが、ネイティブの先生の授業で英語に興味を持つことができ、カナダの短期留学にも参加。英語でもっと交流したいという気持ちまで芽生えました!
岩見さんの太鼓判!【進学講習】
塾に通っていなかったので、大学別に対策をしてくれる進学講習がとても役に立ちました。とくに夏休み。勉強のリズムを崩さずに、自分のレベルに合った勉強ができたので、モチベーションアップにもつながりました。通常の授業とは違い、受験のコツなど役立つ情報を教えてくれたのもありがたかったです。
小川さんの太鼓判!【面接指導】
学校全体で面接対策をしてくれます! 3年生の先生だけではなく、1・2年生の先生、専門科目の先生など総動員で対策を授けてくださいます。自分はなかなか上手くできなかったのですが、担当の和久井先生(数学科)は、昼休みや放課後など少しのすき間時間を見つけては、できるまで何度も練習に付き合ってくれました。「7割で行ってこい」ではなくて、「100%できる状態」で面接に臨ませてくれたのが、本当にありがたかったです。おかげで面接当日は自信を持って臨むことができ、完璧な受け答えができました。
手厚い進路指導体制を見る ≫編集者から見たポイント
在学中の交流はなかったという3人でしたが、全員が「先生が自分を信じてくれた」という三者三様のエピソードを話してくれました。自分の希望する進路を全力で応援してくれる先生の存在は、どれだけ大きな人生の糧になるでしょうか。将来の目標があっても、まだ見つかっていなくても、大東一高での3年間はかけがえのないものになることでしょう。
学校公式サイトへ ≫イベント日程
イベント名 | 日時 |
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国際/長期・短期留学・ホスプロ | 2019年11月9日(土) 13:40〜 |
入試問題解説会(英語)※完全予約制 | 2019年11月16日(土) 13:20〜 |
入試問題解説会(国語)※完全予約制 | 2019年11月30日(土) 13:20〜 |
大東一高の部活紹介 | 2019年12月7日(土) 13:40〜 |
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