自分のスタイルに合わせて選べる3クラス
中学校には、グローバルリーダー特進(以下、GL特進)・特進・進学の3つのクラスがあります。
GL特進は、グローバル高校のプログラムを継承し、英語力を伸ばす環境に恵まれています。英語はクラスを3分割してレベル別授業を展開。日々、合同で実施する朝礼や行事などを通して英語を使った交流をグローバル高校と行っています。3年次には6週間のニュージーランド英語研修があり、特進と進学は任意ですが、GL特進は全員が参加します。
特進では、スピーディーに基礎学力を固め、そのうえで発展問題の演習に数多く取り組みます。難関大合格など高い目標を掲げ、全教科の学力向上に挑みます。また、思考力・判断力・表現力を伸ばす授業にも力を入れています。
進学は、スモールステップで成功体験を積み重ね、学習への苦手意識を取り除き、丁寧で粘り強い指導と反復演習で着実に学力を伸ばしていくクラスです。
3年間でGL特進は英検2級以上、特進と進学は準2級以上取得を目指します。そして、卒業後は高校・グローバル高校のいずれかに進学します。
生徒インタビュー
3クラスを代表して、GL特進の3年生3人がインタビューに参加してくれました。
GL特進の学び
インターエデュ(以下、エデュ):郁文館のGL特進を志望した理由は何ですか。
風早くん:将来はサッカー選手になりたいので、そのためにも英語を習得したいと思いました。また、兄がGL特進に在籍しており、授業見学をしたとき「楽しそうだな」と思ったことも理由の1つです。
小熊さん:英語教育に力を入れているからです。父がハワイ出身のため、家族とは日本語でも英語でも話しており、より英語力をつけたいと考えました。
田中さん:小学2年生から6年生までアメリカで暮らしていました。帰国して、英語力を維持できる一貫校を探していたとき、GL特進クラスの存在を知り、自分が求めている環境だと感じたからです。
エデュ:GL特進の学びについて教えてください。
風早くん:英語のスキルアップを実感しています。入学時はネイティブの先生の話す内容がまったく理解できませんでしたが、今では少し話せるようになり、ずいぶん聞きとれるようになっています。
田中さん:自分にとって英語は“自然に発するもの”であり、文法を意識して話すものではありませんでした。でも、GL特進の授業でしっかりと英文法の基礎を固めることができましたね。
小熊さん:入学当初、苦手だったのは敬語の使い方です。GL特進はグローバル高校の先輩と一緒に学習する機会が多く、その交流で日本語や敬語への苦手意識がなくなりました。
中学校の仲間
エデュ:学校共通の学びについては、いかがですか。
風早くん:新聞を読み、特定のテーマについて話し合う「NIE」を通して、社会問題に関心を持ち、ニュースをよく見るようになりました。あと、人前で話す能力も身につきましたね。
小熊さん:GL特進は、他クラスよりNIEの時間が多いという特徴があります。漢字が苦手だったので、1年生の頃は新聞を読むだけで多くの時間を費やしていましたが、いまではみんなと同じ時間に読み終えて意見を言い合っています。
田中さん:NIEのほかにも、さまざまな学びにSDGsを取り入れているので、社会的問題について深く考えるようになりました。
エデュ:クラスや学年を超えた交流はありますか。
小熊さん:夢合宿などの行事や部活動で、多くの交流があります。私は進学クラスに親友がいて、彼女に英語を教えたり、逆に理系科目の勉強を教えてもらったりしています。
風早くん:サッカー部では各クラスに部員がいて、特進の生徒が一番多いですね。クラスやクラブが違っても、みんな気持ちよく挨拶する生徒ばかりなので、学校にいると気持ちがいいです。
田中さん:陸上部は中高合同なので、クラスはもちろん学年も超えて交流があります。先輩後輩の仲がすごくよいです!
エデュ:好きな行事は何ですか。
田中さん:郁秋祭(文化祭)で行われる合唱コンクールです。夏休み前から練習を始めて、励まし合ってクラスがまとまっていくところが好きです。
風早くん:体育祭ですね。中学校は学年演技があり、1年でソーラン節、2年でストンプを披露しました。学年みんなが参加するので、すごく盛り上がります。
小熊さん:イングリッシュキャンプと夢合宿です。イングリッシュキャンプはGL特進の1・2年合同で行い、1年のときは先輩との交流がとにかく楽しかったですね。2年のときは、自分たちが1年生を引っ張っていくんだと意識して行事に臨みました。夢合宿では、EQプログラムが思い出深いです。アスレチックのような施設で、何メートルもある高いところへ登るのですが、自分の命綱を支えるのはクラスメイトなんです。このアトラクションでクラスの結束力が強まりました。
それぞれの夢に向かって
エデュ:みなさんは中学3年生。高校は決めていますか。
風早くん:高校かグローバル高校どちらにするか、夏のニュージーランド英語研修に行って決めるつもりでした。グローバル高校は1年間の留学が必須なので、研修が楽しかったらグローバル高校にしようと。でもコロナで中止になり、改めて今後を考えたとき、自分が一番やりたいことはサッカーだと気づきました。このため、より部活動に時間を費やせ、英語にも力を入れている高校の“e”特進か特進にしようと考えています。
田中さん:私はグローバル高校への進学を決めました。まだ将来の夢が決まっていないので、海外で視野を広げ、やりたいことを探してみようと思います。
受験生へのメッセージ
小熊さん:楽しくて、毎日通いたくなる学校です。行事が好きな人は特に楽しめると思います。
田中さん:GL特進は、どんな生徒も受け入れてくれる懐の深いクラスです。英語が苦手な子は好きになるし、英語が得意な子はもっと英語力を伸ばせますよ。
風早くん:郁文館には「夢達人ライヴ」など、夢が見つかるきっかけにあふれています。すでに夢がある人は目標に向かって突き進んでいけるので、ぜひ来てください。
編集者から見たポイント
たくさんのエピソードが飛び出した今回のインタビュー。特に行事のエピソードは尽きることがなく、3人の学校生活は多くの思い出に彩られていることが分かりました。また、3人の話を聞いて、一貫校でありながら夢に合わせて2つの高校を選べることに、大きな魅力を感じました。
イベント日程
中学校
イベント名 | 日時 |
---|---|
第4回 理事長・校長学校説明会 | 2020年11月28日(土) 14:00~16:00 |
iP class 単独専用説明会(同時ライブ配信) | 2020年11月28日(土) 16:00~18:00 |
学校説明会&入試問題傾向説明&過去問題解説授業 | 2020年12月12日(土) 14:00~16:00 |
平日午前中に開催する「学校説明会」&「GL特進 ミニ授業見学会」 | 2020年12月17日(木) 10:00~12:00 |
※変更の場合あり
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