進路実現への個別サポートがすごい!卒業生に聞く城西

進路実現への個別サポートがすごい!卒業生に聞く城西

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通常の筆記試験以外の入試方法が増え、多様化を極める大学受験。進路実現のために、城西大学附属城西中学・高等学校(以下、城西)では、一人ひとりに合わせたサポートに力を入れています。高校3年生の進路指導は、担任だけで行うのではなく、希望進路の学部学科に詳しい教員も含めた複数人での指導体制でサポート。目標意識を明確にしながら、準備を進められる環境です。今回は、卒業式直前の生徒4名にインタビュー。一般入試も含めた大学合格までの道のりを振り返っていただきました。

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大学進学を早い時期から意識!サポートも手厚い

山口ゆりさん
山口ゆりさん
進学先:日本女子大学家政学部被服学科

進学先大学にはどのような入試方法で受験しましたか。

山口さん指定校推薦で合格しました。でも、高校3年生になったばかりの時期は推薦枠の有無が確定しないため、総合型選抜に向けた準備も同時並行で進めていました。先生のサポートが手厚くて、志望理由書を何度も書き直したときも遅い時間まで付き添ってくださいました。国語力が上がるくらい熱心な文章の添削指導を受けました。

進学先の大学を選んだ理由を教えてください。

山口さん衣服の生地の繊維について詳しく研究できるからです。将来はベビー用品に関する仕事に携わりたいと考えています。もともと裁縫が好きだったことが大学選びのきっかけです。在学中に幼稚園でのボランティアに参加したことも、将来像を描く材料になったと思います。学校内外でのさまざまな経験が進路選択につながりました。

進路指導
進路指導は先生2名がメインで担当。ほかにも面接練習などにたくさんの先生が参加してくださいます

大学進学を意識したのはいつごろですか?

山口さん高校1年生の夏休みに「大学のオープンキャンパスに参加する」という宿題があり、早めに行動しようという気持ちになりました。定期テストも合否に影響するので、毎回力を入れて勉強してきました。

施設・設備
毎年6月から学校説明会、オープンスクールを数多く実施しています。学校に来たからこそ知れることがたくさんあります!
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受験本番で力になった「友達のアドバイス」

永安由弥くん
永安由弥くん
進学先:日本大学生物資源科学部海洋生物学科

進学先の大学を選んだ理由を教えてください。

永安くん魚類についてフィールドワークを通して学び、研究を深めたいという自分の目標に合っていたからです。もともと淡水魚に関して、学校外で研究活動をしてきたので、これからは海洋にも視野を広げていきたいです。

進学先大学にはどのような入試方法で受験しましたか。

永安くん総合型選抜と学校推薦型選抜(公募制)で計2回受験しました。最初の総合型選抜では書類選考で不合格判定となってしまい、とてもショックでした。でも、気を取り直して学校推薦型選抜(公募制)に挑戦し、合格できました。

2回目の挑戦への気持ちをどう立て直したのですか。

永安くん先生と友人から、「書類に載せられなかった長所がたくさんある」というアドバイスをもらったことが大きかったと思います。行政と連携して行う外来種駆除活動に参加したり、小学校で生物に関する講義をしたりしてきたこと。そうした経験をしっかりPRしていこうという意気込みで臨めました。在学中、自分で発案して魚の飼育を校内で始めて、城西で一緒に河川に行く仲間もできました。理解してくれる人がいることが力になったと思っています。

城西の授業風景
城西の授業風景。ICT環境を活用して、意見を交わし深く考えさせる内容となっています
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受験直前期の応援メッセージ!温かみのある校風

高木美羽さん
高木美羽さん
進学先:青山学院大学法学部法学科

進学先の大学を選んだ理由を教えてください。

高木さんもともと将来は警察官になることを考えていたのですが、関連する仕事を調べていくうちに、「検察官になりたい」という目標を持つようになりました。司法試験に挑むうえでも、できるだけ上位大学を目指したい。その思いで選びました。

受験勉強で大変だったことを教えてください。

高木さん受験科目は3教科ですが、そのうちの世界史が大の苦手でした。「最初に国語と英語を固めて、それから世界史を詰め込む!」という計画を立てて、先生も背中を押してくださったので頑張れました。

受験直前期の思い出を教えてください。

高木さん先生がすごく応援してくださいました。湯島天神の鉛筆をプレゼントしてくださったのと、廊下に応援メッセージが貼りだしてあったことがすごく力になりました。6年間、しっかり指導していただけて、入学して良かったと思っています。

受験直前期に掲示された応援メッセージ
受験直前期に掲示された応援メッセージ。先生方だけでなく、警備や清掃の方など、学校に関わっているたくさんの人から寄せられています
運動部・文化部ともに活躍中 ≫

放課後ゼミで伸びる!個別指導も充実

長嶋裕雅くん
長嶋裕雅くん
進学先:法政大学経済学部

大学受験に向けて、どのように準備を進めましたか。

長嶋くん一般入試にしようと決めたのは高校3年生の夏で、その後も推薦入試の締め切り日までずっと悩んでいました。でも、自分の実力で勝負しよう。それなら失敗しても納得できる。そんな思いで受験を決めました。

先生方はその思いにどう向き合ってくださいましたか。

長嶋くん全員で応援してくださって、すごく心強かったです。成績が思ったように伸びず不安だった時期もありましたが、乗り越えることができました。放課後のゼミに積極的に参加して、個別にプリントも出してもらって学習を進めました。

大学でチャレンジしたいことを教えてください。

長嶋くん4年間かけて、レベルの高い環境で刺激を受けながら、将来の目標をしっかり見つけたいと思っています。城西で「αゼミ」という放課後ゼミで地域活性化につながる探究学習を経験して、とてもやりがいを感じました。その分野にもっと力を入れてみたいと考えています。

αゼミ
「αゼミ」では学校外のさまざまな専門家や社会課題と向き合う当事者と交流。体験型の学習に打ち込みました
最新設備が光る学校環境 ≫

城西だからできた!学習・体験の積み重ねを振り返る

最後に中学受験生の気になる学校の魅力についてうかがいました。

永安くん中高一貫校ということで、年齢差関係なく交流が深まるきっかけがあるところです。部活動でも壁がなく話し合える雰囲気がありますし、体育祭も他学年と一緒になるチーム分けでした。

長嶋くん生徒同士だけではなく、先生との距離感も近くて「合唱コンクールの指揮者やってみなよ!」とリーダー役を勧めてくださったことがすごく成長につながったと思います。人のために動く大切さが6年間で分かりました。

学校行事
自分の将来に真剣になれる城西。学習だけでなく、行事や部活にも活気がある学校です

高木さん学習環境についても知ってもらいたいです。放課後や長期休みにはゼミがあって発展的な内容の学習ができます。自習室は朝~夕方利用可能で、たくさんの大学の過去問集が用意されています。受験直前期は、みんながすごく集中していて、物音一つしなかったことを覚えています。

山口さん城西は部活動もすごく活発な学校です。中学1年生でまったくなじみのなかった合気道部に所属して、3年生で全国大会に出場・入賞しました。組手や演武のときは真剣だけど、普段は明るくて親しみやすい…そんな仲間がいたから続けることができたと思っています。

編集後記

中学受験は「6年後のため」のもの。進路指導が手厚い城西は、ぜひ志望校の候補に入れていただきたい学校です。適性検査型入試も2種類あり、都立中志望者もご注目ください。

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