一般入試で難関大へ!卒業生が語る女子聖での学力向上

一般入試で難関大へ!卒業生が語る女子聖での学力向上

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女子聖学院中学校高等学校(以下、女子聖)の説明会には、OGの社会人や大学生が登壇する「卒業生によるJSG説明会」があり、すぐに定員に達する人気イベントになっています。そこで今回は、卒業生に女子聖での学力向上や進路指導について語っていただきました。

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早稲田大学3年・K.Mさん

高校生のとき、日本の相対的貧困の現状を知って衝撃を受け、大学で学ぶべきことを決めたというK.Mさんにお話をうかがいます。

早稲田大学 社会科学部 社会科学科3年のKさん
早稲田大学 社会科学部 社会科学科3年のKさん。大学では「日本の同性婚法制化」について論文を執筆し、論文賞を受賞したそうです

朝と放課後に通った学びの場

インターエデュ(以下、エデュ):女子聖入学のきっかけを教えてください。

Kさん:幼稚園から系列校である聖学院小学校に通っていたため、中学も女子聖学院に決めました。

エデュ:早稲田大学には、どの受験形式で入学しましたか。また、大学では何を学んでいますか。

Kさん:一般受験です。今は「平和学ゼミ」に所属し、ジェンダーや貧困に関心を持って研究しています。

エデュ:中高時代、学業にどのように励みましたか。

Kさん:朝学習とJSGラーニングセンターを活用しました。朝学習は、始業前に用意されたプリントの問題を解くのですが、このことで自然と朝早く登校し勉強する習慣がつきましたね。
JSGラーニングセンターは学校併設型の塾で、通い始めたのは中3の終わりです。チューターの先生に定期テストや受験勉強でできていないところを洗い出してもらい、苦手な分野を克服したことで成績が上がりました。また、チューターの先生は学校の成績を把握したうえで客観的なアドバイスをしてくれて、ありがたかったです。

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定期テストから大学受験まで対応「JSG講座」

エデュ:そのほかに役立ったと感じる進路指導プログラムはありますか。

Kさん:学校の先生が受け持つ「JSG講座」です。自分のレベルに合う講座を受講できるため、テスト対策だけでなく模試や受験対策にもなりました。高校生のとき受けた講座では、大学の過去問を先生がピックアップして丁寧に解説してくれたので、演習を重ね、理解を深めました。

エデュ:受験に関する先生との思い出はありますか。

Kさん:1求めたら10返してくれる先生ばかりでした。苦手科目について相談すると、勉強方法のアドバイスだけでなく私に合う教材を紹介してくれて、その教材に取り組んで提出すると、必ずすぐに添削をしてくれました。

エデュ:女子聖での6年間は、Kさんにどのような影響を与えましたか。

Kさん:社会的弱者に寄り添う女子聖の教育が私の価値観を変え、今に至っています。女子聖で学んだ“自分の利益ばかりを優先せず、周りをよく見て困っている人がいたら助ける姿勢”は、人としての重要な要素だと考えています。

エデュ:卒業して分かった女子聖の良いところを教えてください。

Kさん:やりたいことを全力で支援してくれ、ときには軌道修正をしてくれる心強い先生方や仲間がいるところです。

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東京女子大学4年・H.Sさん

続いてお話をうかがうのは、大学で哲学を学び、春からは消費財メーカーで働くH.Sさんです。

東京女子大学 現代教養学部 人文学科4年のHさん
東京女子大学 現代教養学部 人文学科4年のHさん。現在は、「女性らしさを問い直す」というタイトルの卒業論文を執筆中

海外経験と学校行事で英語力UP

エデュ:女子聖入学のきっかけを教えてください。

Hさん:両親の勧めです。両親はキリスト教精神に基づく教育や、綺麗な校舎に魅力を感じたようです。

エデュ:東京女子大学には、どの受験形式で入学しましたか。また、大学では何を学んでいますか。

Hさん:一般受験で入学し、哲学を専攻しています。2年次に韓国へ、3年次にはアメリカへ留学し、アメリカでは修道院やアメリカ先住民の居留地にある小学校で1週間住み込み生活をしました。

エデュ:女子聖でのどのような経験が、現在の学びに結びついていますか。

Hさん:原点になったのは、アメリカでのホームステイとオーストラリアへのターム留学です。

エデュ:学力向上につながった女子聖のプログラムについて教えてください。

Hさん:前述した短期留学プログラムやJSG講座、スピーチコンテストです。高3の夏休み、JSG講座で苦手科目に重点的に取り組んだところ、成績が上昇しました。スピーチコンテストでは英語の先生から発音や文法の指導を受けた後、原稿を繰り返し暗唱して本番に臨みます。この行事で英語力はもちろん、表現力や人前で外国語を話す度胸がつき、英語学習のモチベーション向上につながりました。

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今も自分を支える先生の言葉

エデュ:大学受験期の先生との思い出を教えてください。

Hさん:担任の先生から贈られた忘れられない言葉があります。「親や友人、周囲の人を気にしすぎず、自分が信じる道に進みなさい。そして、今後振り返って過去の自分に後悔がないと言えるような選択をしなさい。あなたの選択を全力でサポートする、それが教師の役目である」。周囲との比較や親からのプレッシャーに悩む大学受験期、この言葉と先生の存在に励まされました。今もつらいときや重要な選択をしなければいけないとき、この言葉を思い出しては自分を奮い立たせています。

エデュ:卒業して分かった女子聖の良いところを教えてください。

Hさん:一人ひとり違う個性を神さまから与えられた賜物として尊ぶ土壌があるところです。私は自由奔放な性格ですが、友人や先生方がそんな私を受け入れ、側にいてくれたから幸せな6年間を過ごせたのだと思います。

中学校の入試要項はこちら ≫

これを見れば女子聖が分かる!厳選した説明会動画を配信

女子聖では、学校の取り組みや生徒の様子、入試情報をまとめた“オンライン説明会動画の厳選集”を希望者に配信しています(小6生限定)。コロナ禍で訪問できなかった方、入試について詳しく知りたい方におすすめです。

説明会の様子
詳細と申し込みはこちら ≫

編集者から見たポイント

お二人はJSG講座やJSGラーニングセンターを活かして学力を向上させ、一般受験での大学合格を果たしていました。Kさんは、貧困などを理由に生きづらさを感じる状況の改善を目指して学びを深め、Hさんは大学で難民支援の活動を行っているそうです。女子聖の教育は学力向上に留まらず、国を超え、これからの社会で必要とされる人を育てていると感じました。

女子聖の教育方針 ≫

イベント情報

イベント名 開催日 時間
入試直前説明会 2022年1月15日(土) 9:30~10:30
ミニ説明会 2022年1月22日(土) 10:00~11:00
個別相談 2022年1月22日(土) 10:00~12:00
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