居心地がよく機能的な温かみあふれる施設
inter-edu’s eye
東京23区の中心地・千代田区に学び舎を置く神田女学園中学校高等学校(以下、神田女学園)。最寄り駅が水道橋駅や神保町駅など6駅もあり、どの駅からも徒歩5~10分とアクセス抜群なうえ、学校生活を快適に過ごせる校舎が在校生から好評を得ています。今回は特に人気が高い校内の4施設にスポットを当て、その魅力を詳しく紹介します。
勉強がはかどり、メンタルケアも万全! 充実の4施設
神田女学園の校舎は地上7階建てで、生徒全員を収容できる講堂や体育館、茶室や武道館まであり、全館Wi-Fiを完備。都心にありながら充実した施設環境が整っていますが、中でも在校生に人気なのがK-SALC、K-SAMT、ラウンジ、図書室です。この4つの施設について、入試広報部の佐藤晋先生にお話をうかがいました。
<K-SALC>ネイティブ教員が常駐し、英語学習を後押し
K-SALCは、本校の言語学習プログラム「K-SALC」を実践する場です。生徒ぞれぞれのレベルや特性に合わせて、英語を習得するにはどのようなアプローチが有効か、英語教員のカウンセリングやネイティブ教員のアドバイスをもとにプログラムを進めていきます。
K-SALCでは英会話の授業に加え、昼休みや放課後にネイティブ教員のマンツーマンレッスンを行っています。帰国子女の生徒が英語力向上を目指して定期的にレッスンを受けたり、大学受験で国際教養系や外国語系を志望している生徒がオールイングリッシュで面接練習を行うなど、生徒たちはそれぞれの目標を達成すべく積極的に利用しています。
さらに、ネイティブ教員が英検の1次試験に合格した生徒全員を各級ごとに呼び、2次試験の面接対策も行っています。手厚いサポートのおかげで生徒は本番の試験でも緊張することなく、実力を発揮できます。
このようにK-SALCは英語力を磨く環境が整っていることに加えて、ソファやクッションなどがあり“非日常”の雰囲気が演出されていることや、幅広い難易度の英語の書籍が揃っていることなども、生徒から支持されている理由だと思います。
【ルカさん・中2】
英会話の授業や英検対策、プレゼンテーション大会の練習を行う際にK-SALCを利用しています。ネイティブの先生が常駐していて、いつでも気軽に英会話を楽しめるところが一番の魅力だと思います。さらに、英語だけでなく、フランス語や中国語、韓国語など、さまざまな言語の教材や問題集が揃っているので、自分にぴったりの本を探すことができて、とても便利です。
<K-SAMT>細やかなサポートで放課後の学習がはかどる
生徒の学習状況の管理や学習サポートを行うために本年度から開設されたのがK-SAMTです。個人別のファイルで学習状況を管理し、放課後の勉強をきめ細やかにサポートします。授業内容の学習はもちろん、一人ひとりに合わせた志望校対策も可能です。
室内はとても静かで勉強に集中でき、専属の先生やチューターが常駐しているので、疑問点があればすぐに質問できます。自分と比較的年齢が近く優しいチューターに勉強を教えてもらえる環境に、生徒たちは魅力を感じているようです。中学生は宿題を解くために日常的に利用し、高校生は授業でわからないことがあったときやテスト期間前に利用しています。
【ユキノさん・中1】
中間や期末テストの前はもちろん、部活のない日は必ず行くように心がけており、K-SAMTで勉強することはもはや習慣になっています。専属の先生たちが私の学習の進捗に合わせてプリントを準備しておいてくださるので、入室したらすぐ勉強に集中できます。また、チューターの方々がいつでも質問に対応してくれ、わからないことをすぐに解決できるのも大きなメリットだと思います。
<ラウンジ>おしゃれな空間は生徒が気分転換できる憩いの場
ラウンジは1階にあるブルーを基調としたさわやかなフリースペースです。図書室の新刊を紹介するコーナーや、お湯の出るウォーターサーバーがあり、使い勝手のよい空間になっています。プロジェクターが設置されているため、授業で使用することもあります。
生徒たちは昼休みに友達と一緒にお弁当を食べたり、放課後にクラスメイトと一緒に勉強をしたりと、コミュニケーションを取りながら活動する際にラウンジを使っています。中には毎日放課後に同じ席で勉強しているヘビーユーザーもいます。学校は“勉強の場”ですが、生徒たちにとっては長い時間を過ごす大切な“生活の場”でもあるので、学校の中にいながらカフェのようなおしゃれな雰囲気で気分をリフレッシュできるラウンジが人気を集めているのだと思います。
【マホさん、アリスさん・中3】
テストや英検の勉強をしたり、放課後に友達とジュースを買っておしゃべりしながら楽しく過ごすこともある、お気に入りの場所です。ラウンジは私語厳禁であるK-SAMTや自習室と異なり、友達と意見を交換しながら学習できるのも魅力です。特に、グループで探究学習を行う際、ノートパソコンで情報を調べて話し合いながら学習を進められるので、重宝しています。
<図書室>司書の先生が生徒に寄り添い、心をケア
図書室は学習支援や読書支援に加え、リラックスしてくつろげる“学校の中のサードプレイス”の役割を担っています。中学生にとってはソファに座って友達とおしゃべりできる居心地のいい空間で、高校生は放課後に勉強をする場所として活用している印象です。特に高校3年生は毎日通う生徒も多く、勉強しつつ本を手に取ったり、司書の佐々木先生と話したりと、ほっと一息つける場所になっているようです。多くの方々がイメージする“図書室”としての機能を果たしながら、生徒の気持ちに深く寄り添った運営を心がけており、生徒が「ワタシはここにいてよいのだ」と実感できるのが、人気の秘密だと思います。
【キョウカさん・高2】
本を借りられるだけでなく、司書の佐々木先生と何気ないおしゃべりをしたり、ちょっとした悩みを聞いてもらいアドバイスまでもらえるのが、他の場所にはない図書室の魅力です。とにかく居心地がよく、たとえ嫌なことがあっても佐々木先生と話せば気分が晴れます。
また、図書室では、廊下や教室とは違って、後輩とフラットな関係で話ができます。学年の壁を取り去ってくれる、不思議な力を持つ場所です。
生徒にとって居心地がよく、価値ある施設を目指す
最後に佐藤先生に受験生に向けたメッセージをいただきました。
神田女学園は都心にある「生徒たちのためにある」女子教育校です。大きな施設と呼べるのは約620名を収容できる講堂ぐらいしかありません。しかし、今回紹介したK-SALCやK-SAMT、ラウンジ、図書室など、本校の施設はどこも温かみのある“居心地のよさ”にあふれています。これは、“生徒にとって何がベストか”を軸にして、施設の運用を行っているからだと思います。どんなに立派な施設でも、そこに生徒への想いが込められていなければ意味がありません。生徒にとって価値のある場所になるよう各施設を運営している先生方の想いや、その居心地のよさを、説明会にお越しの際に感じていただけたら、とてもうれしいです。
講堂や武道館など、充実の施設をチェック ≫編集者が見たポイント
神田女学園を取材で訪れるたび、明るく清潔感にあふれた施設はもちろん、生徒のみなさんが作り出す雰囲気のよさにも大きな魅力を感じます。ここでは紹介しきれないその魅力を体感するため、ぜひ一度学校に足を運んでいただきたいと思います。
今後のイベントスケジュール
イベント名 | 日時 |
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教育内容説明会 | 2020年11月8日(日) 9:00~ |
教育内容説明会/授業体験会 | 2020年11月14日(土) 14:00〜 |
教育内容説明会/授業見学会 | 2020年11月28日(土) 10:00~ |
教育内容説明会/出題傾向解説会 | 2020年12月19日(土) 14:00~ |
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