多彩な海外研修で成長! グローバル教育の神髄に迫る

多彩な海外研修で成長! グローバル教育の神髄に迫る

inter-edu’s eye

2019年から高校が共学化した明法中学・高等学校(以下、明法)ですが、注目すべきトピックはそれだけではありません。今回、焦点を当てるのは明法のグローバル教育です。カンボジアへの海外研修に参加した生徒にインタビューを実施し、先生には明法のグローバル教育についてお話をお聞きしました。

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中高6年間で身につく! 21世紀に必要なスキル

明法では、中学・高校それぞれでグローバル教育に注力したコースを展開しています。
中学の国際理解コースでは、明法の専任ネイティブ教員が開発した英会話力向上のための独自の手法を導入。さらに、“English Shower Camp”を通じて「ネイティブ思考」の英会話力を、SDGsを基軸とした海外研修を通じてチャレンジ精神や世界平和に貢献する精神を身につけることになります。
そして、高校のGSP(グローバル・スタディーズ・プログラム)コースでは、「世界に挑む日本人」を目指してさらなる飛躍を遂げます。GSPの最大の特徴は、高1の3学期の間(約2か月半)オーストラリアの高校に留学する「ターム留学」です。英語力はもちろん、多様な価値観や協調性を養い、21世紀の国際人に必要な教養とスキルを養うのです。

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海外研修を通して、世界平和に思いを馳せる

GSPの学び以外にも、明法では豊富な海外研修を用意しています。その一つがカンボジアで教育ボランティアとして活動する「カンボジアSDGs研修」です。昨年および今年の8月に行われた研修に参加した生徒に、お話をお聞きしました。

左から、2年生の中垣陸くん、1年生の岩永3玲子さんと大迫拓弥くん。中垣くんと大迫くんはGSPコース生、岩永さんは本科コースからカンボジア研修に参加しました。
左から、2年生の中垣陸くん、1年生の岩永玲子さんと大迫拓弥くん。中垣くんと大迫くんはGSPコース生、岩永さんは本科コースからカンボジア研修に参加しました。

インターエデュ(以下、エデュ):カンボジア研修に参加したきっかけを教えてください。

岩永さん:中学生のときに貧困問題について調べる機会があり、発展途上国の人たちに対してできることがないか考えるようになったのが参加のきっかけです。

中垣くん:GSPのターム留学で今年の1月〜4月にオーストラリアに行きましたが、その前に発展途上国に行って先進国との違いを感じたいと思い参加を決めました。

大迫くん:発展途上国のようすを実際に自分の目で確かめることで、そうした国々を支援するアイデアを考えたいと思って参加しました。

研修ではカンボジアの子どもたちと一緒に遊ぶ時間が楽しみだったそうです。
研修ではカンボジアの子どもたちと一緒に遊ぶ時間が楽しみだったそうです。
大迫くんは研修を通して平和に対する考え方が大きく変わりました。
大迫くんは研修を通して平和に対する考え方が大きく変わりました。

エデュ:建学の精神にも関わる「世界平和」について、研修前と後で考え方は変わりましたか?

大迫くん:「平和」の概念が先進国と発展途上国で違うことが分かりました。先進国では平和について国際的な視点で考えがちですが、現地の人たちにとっては家族全員で楽しく暮らすことが平和なのだと気付かされました。

中垣くん:日本でも戦争のことを学ぶ機会はありますが、カンボジアではまだ処理されていない地雷があるなど生々しさを感じることがあり、戦争は絶対に繰り返してはならないと思いました。

岩永さん:カンボジアの様々な場所を回りましたが、子どもたちがずっと笑顔だったのが印象的で、この笑顔を壊すようなことになってはいけないと強く思いました。

エデュ:明法のグローバル教育については入学前から意識していましたか?

中垣くん:僕はターム留学に魅力を感じて明法のGSPを目指しました。入学してみたら英語の授業は思ったよりもレベルが高く、最初からオールイングリッシュの授業が始まって驚きました。

大迫くん:カンボジア研修やターム留学など、この地域の学校でここまでグローバル教育に力を入れている学校はないと感じ入学を決めました。

岩永さん:私もカンボジア研修を含めてほかの学校では見られない海外研修を魅力的に思い、自分の将来につながると考え入学しました。

井戸水を使って洗濯する中垣くん(中央)。ホームステイ先の家族が手伝いに来てくれました。
井戸水を使って洗濯する中垣くん(中央)。ホームステイ先の家族が手伝いに来てくれました。
大迫くんは現地の小学校で発表の機会に恵まれました。発表後、全員が拍手を送ってくれて心から歓迎されたと感じました。
大迫くんは現地の小学校で発表の機会に恵まれました。発表後、全員が拍手を送ってくれて心から歓迎されたと感じました。
現地の女の子とコミュニケーションを取る岩永さん。まるで姉妹のように仲良く遊んでいます。
現地の女の子とコミュニケーションを取る岩永さん。まるで姉妹のように仲良く遊んでいます。
現地の高校生とディスカッション。お互いに英語を勉強中のため意思疎通に苦労しましたが、確かな手応えも感じたようです。
現地の高校生とディスカッション。お互いに英語を勉強中のため意思疎通に苦労しましたが、確かな手応えも感じたようです。
建学の精神として掲げる「世界平和に貢献できる人間」 ≫

“体験”を師として圧倒的成長を遂げる明法生

続いて、教頭兼国際教育担当の鎌倉好男先生にお話をうかがいました。

明法のグローバル教育を統括する鎌倉先生。10年以上前から発展途上国の教育制度に興味を持ち、カンボジアへの視察を重ねた結果、現在の研修が生まれました。
明法のグローバル教育を統括する鎌倉先生。10年以上前から発展途上国の教育制度に興味を持ち、カンボジアへの視察を重ねた結果、現在の研修が生まれました。

エデュ:カンボジア研修における明法生の学びや成長についてお聞かせください。

鎌倉先生:研修後の生徒は視野が広がり、自分の中の価値基準がより多様になります。たとえば、カンボジアの農村地帯の人たちは電気もガスも水道もない中、大家族で毎日楽しく暮らしています。そうした「日本とは異なる」価値基準に触れることに大きな意味があると思います。

エデュ:明法のグローバル教育の強みとはなんでしょうか?

鎌倉先生: “Experience is the best teacher”、体験は最高の教師ということです。出発する前の事前研修、そして帰国してからの事後研修も、いかに現地での体験を最適化するかという視点で徹底的に作り込まれています。

エデュ:今後のグローバル教育の展望をお聞かせください。

鎌倉先生:カンボジア研修のほかにも、オーストラリアでの現地高校体験やSDGs研修、アメリカのシアトルの有名企業を訪れるキャリア研修など、単に海外へ行って英語を話すだけでなく、身近な体験を通して最終的に大きなゴールを考えるような21世紀型のプログラムを来年度から新たに実施していきます。

大学の先のキャリアまで見据えた進路指導 ≫

編集者から見たポイント

明法が誇るGSPのプログラムや豊富な海外研修について、知れば知るほど明法のグローバル教育への熱量が伝わってきました。英語が話せるようになるだけでなく、国際人として必要なスキルが獲得できるように磨き抜かれたプログラム。それこそが明法のグローバル教育の輝きであると確信しました。

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イベント日程

イベント名 日時 概要
秋の学校説明会③(高校) 2019年11月9日(土)
14:00〜15:00(13:30開場)
要予約
GE講座体験会(中学) 2019年11月10日(日)
10:00〜12:00(9:30開場)
要予約
(小5・小6対象)
秋の学校説明会④(高校) 2019年11月23日(土)
10:00〜11:00(9:30開場)
14:00〜15:00(13:30開場)
要予約
高校個別相談会第1回 2019年11月29日(金)
16:00〜
要予約
高校個別相談会第2回 2019年11月30日(土)
16:30〜
要予約
秋の学校説明会⑤(高校) 2019年11月30日(土)
14:00〜15:00(13:30開場)
要予約
高校個別相談会第3回 2019年12月3日(火)
16:00〜
要予約
高校個別相談会第4回 2019年12月4日(水)
16:00〜
要予約
高校個別相談会第5回 2019年12月6日(金)
16:00〜
要予約
高校個別相談会第6回 2019年12月7日(土)
9:00〜
要予約
高校個別相談会第7回 2019年12月8日(日)
9:00〜
要予約
高校個別相談会第8回 2019年12月14日(土)
14:30〜
要予約
入試体験会(2科) 2019年12月15日(日)
9:00〜12:00(8:30開場)
要予約
(小6対象)
高校個別相談会第9回 2019年12月21日(土)
14:30〜
要予約
入試体験会(適正型)(中学) 2020年1月18日(土)
14:30〜15:30(14:00開場)
要予約
(小6対象)
詳細とご予約はこちらから ≫

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