共学化2年目でも女子生徒が活躍! 生徒会の女子メンバーが語る明法
inter-edu’s eye
高校を共学化して2年目を迎える明法中学・高等学校(以下、明法)は元男子校ですが、現在は「女子生徒にとっても居心地がいい」と評判の注目校。初の女性生徒会長も誕生するなど、男女の垣根がないアットホームな学校環境を実現しています。今回は生徒会から会長をはじめとする3人の女子メンバーが登場! 学校生活の魅力について語ってもらいました。
アットホームな校風で、行事の内容を生徒が企画! 自治力が高い
インターエデュ(以下、エデュ):明法に入学したきっかけを教えてください
T・Mさん:説明会や口コミなどで、明法では「先生と生徒の距離が近い」と知ったことです。入学してみてから、本当にアットホームな雰囲気で、しかも「生徒の気持ちを大切にしてくれる」と感じています。新型コロナウィルス対策が大変な中でも、入学式を開いてくれてとても嬉しかったです。
F・Rさん:私はいつでも自習ができる「学習道場」、勉強合宿「STUDY CAMP」などに惹かれて入学しました。先生と生徒の距離感は確かに近いですね。いつも先生にガンガン質問しにいっています。
I・Mさん:2人が言うとおり、学校の雰囲気はとてもアットホームで、先生と昼休みに一緒に校庭で遊ぶこともよくありますね。私が入学したきっかけは、説明会の司会や学校案内を生徒が手掛けていて、「生徒自治力」の高さを感じたことです。文化祭・体育祭の内容も生徒がほとんど企画していますし、校則にも生徒の意見が反映されています。
エデュ:明法は元男子校ですが、学校生活はいかがですか
F・Rさん:明法中学校から入学した男子は3年間、男子校で過ごしているので、最初は「仲良くなれるかな」という不安もありました。ですが、特に壁を感じることはありません。中入生とは高校2年生から同じクラスになるのですが、その前から部活動も一緒です。バトミントン部なのですが、中入生の男子ともよく練習したりしています。
I・Mさん:男女間の壁がないのは、明法がそもそもコミュニケーションしやすい環境だからでしょう。敷地が広いし、緑も多いのでオープンな気持ちになれますね。また、男子と女子の生徒数はだいたい2対1ですが、先生たちがしっかり女子の意見を聞いてくれています。
T・Mさん:入学前は私立女子中学校にいたのですが、明法について「元男子校ということを特に気にする必要はなかったな」と思っています。中学校から入学した男子も、高校から入学した男子とも仲良く過ごせています。
「生徒全員でつくる学校へ」生徒会長たちが目標を語る
エデュ:生徒会で取り組みたいことを教えてください
I・Mさん:生徒の自治を大切にする校風で、しかも共学化して間もないタイミングなので新しいことを始めていきたいと思っています。女子の目線を取り入れて、さらに学校美化に力を入れることを検討中です。
T・Mさん:私は、朝早く家を出発する生徒のために午前中の軽食や早めの昼食を可能にしたいと考えています。授業中にお腹が減っていると、学習の効率も悪くなってしまうので、生徒の通学事情に配慮できるようにしたいです。
F・Rさん:明法が共学化して間もないことを受けて、女子の服装規定について議論したいと考えています。学校全体の意見を集めたうえで、派手すぎず問題のない許容範囲を探りたいです。
エデュ:理想の学校像を教えてください
T・Mさん:「一人ひとりが個性を発揮できる学校」です。今年の生徒会選挙に高入生の1年で立候補したのは私一人だったのですが、担任の先生が背中を押してくれました。生徒の意欲を尊重する明法の校風を、私としても大切にしたいです。
I・Mさん:なかなか発言できなかったり、前に出るのが苦手だったりする生徒もいるので、小さな声を逃さないようにしていきたいですね。そうして色々な意見を学校に反映させていくことが重要だと思います。
F・Rさん:「理想の学校像」というものに向かっていくより、多くの生徒の意見を取り入れていきたいですね。生徒全体の意見が活かされている学校こそが私の理想です。
グループワーク多い! 気の抜けない明法の授業
エデュ:明法の学習面のいいところを教えてください
T・Mさん:まずは「GSP(グローバルスタディープログラム)」です。海外で3か月間もホームステイできる学校は貴重だと思います。また、普段の授業は全員が何かしら発表する場面があるので気が抜けず、学習効果が高いです。
I・Mさん:授業が一方的な指導でないことが魅力です。現在は新型コロナウィルス対策のためできないことですが、生徒同士が話し合うペアワークやグループワークをたくさん行っています。また、長期休暇の講習も自分が勉強したい分野を選んで受けられるので、生徒の意欲を大切にしてくれるのが伝わってきます。
F・Rさん:私は自習室の「学習道場」をよく利用しているのですが、そこで色んな子が勉強しているのを見て、「私も頑張らないと」と思えるのがいいところです。先生が質問にもよく対応してくれるのも、「寄り添ってくれる学校だな」と感じています。
エデュ:受験生へのメッセージをお願いします
T・Mさん:今はコロナ禍で不安なことがたくさんあると思います。ですが、ぜひ「自分が明法に入ったら何をしたいか」を考えて、モチベーションにしてほしいです。皆さんと明法でお会いするのを心待ちにしております。
F・Rさん:明法は落ち着いた生徒もにぎやかな生徒もいるので、どんな人にとっても居心地がいい学校です。きっと周りと仲良く過ごせると思います。
I・Mさん:受験期は大変でしょうが、自分を信じて頑張ってほしいです。「今を乗り越えたら楽しいことが待ってる!」とポジティブに考えてください。そして、明法に魅力を感じたら、ぜひ入学していただきたいです。
10代でしかできない体験を! 明法は「学びを止めない」
登場した生徒さんは3人とも「明法はアットホームな学校」と話していました。そうした居心地のよさの理由について、教頭の早川哲生先生にうかがいました。
エデュ:共学化してまだ2年目ですが、女子生徒が楽しく過ごせるのはなぜでしょうか
早川先生:もともと高校からの入学生が多いため、「男子ばかりの集団に女子生徒が入る」というわけではありません。女子が楽しく過ごせるのは、教員・生徒の仲がいいだけでなく、上級生・下級生の間にも厳しさのない良好な人間関係が築かれているからでしょう。学校環境に緑が溢れ、その中で好きなことに打ち込めるのもプラスに働いていると思います。
エデュ:新型コロナウィルス対策にとても力を入れているように見受けられますが、取り組み内容を教えてください
早川先生:全教員が一丸となって学校環境の消毒を徹底的に行っています。そのほかにも、①ラッシュの時間帯を回避するための時差登校 ②「classi」のアンケート機能を使用した毎朝の健康確認 ③感染防止の呼び掛けなどを実施しています。
エデュ:そうした対策を進める中、生徒さんに配慮していることはありますか
早川先生:明法では、学習だけでなく課外活動にも力を入れております。現在、コロナ禍にありながらも、各実行委員の生徒たちが試行錯誤しながら準備を行っているところです。そうした学びの機会を止めてしまうのは簡単ですが、感染症対策に万全を期して気持ちに応えたいです。
エデュ:受験生へのメッセージをお願いします
早川先生:明法では学習に関して手厚く指導します。ですが、皆さんが明法の一員になったら、部活動、行事などぜひいろいろなことにチャレンジしてほしいです。10代でしかできない体験を大切にできるように、皆さんの希望をかなえていきます。明法は「勉強以外の大切なモノ」を学び、大きく成長できる学校です。
編集者から見たポイント
万全の感染症対策を前提に、部活動や行事といった体験機会を提供しようとする明法。海外研修をオンラインで行うことも含め検討するなど「学びを止めない姿勢」を強く感じました。
イベント日程
イベント名 | 日時 |
---|---|
学校説明会(中学) | 2020年9月26日(土) 14:30 |
学校説明会(中学) | 2020年10月10日(土) 14:30 |
第2回女子対象学校説明会(高校) | 2020年10月24日(土) 14:30 |
秋の学校説明会①(高校) | 2020年10月31日(土) 14:30 |
秋の学校説明会②(高校) | 2020年11月7日(土) 14:30 |
ロボットプログラミング体験会(中学)+学校説明会 | 2020年11月8日(日) 10:00 |
秋の学校説明会③(高校) | 2020年11月21日(土) 14:30 |
プロジェクトアドベンチャー体験会+学校説明会(中学) | 2020年11月22日(日) 10:00 |
連載コンテンツ
「学校に合っているか? がわかる入試」 2021年2月を前に出題傾向を大公開!
明法中高が中学受験生に求める資質を、入試問題の出題傾向や明法の教育方針をともに詳しく解説します。記事を読む≫
少人数教育で個性を伸ばす―保護者が語る明法中学・高等学校
少人数教育を徹底する明法中学・高等学校では、生徒の個性を大切にする姿勢を重視。そんな学校の雰囲気を保護者が語ります。記事を読む≫
スペシャル動画
-
3:06
祝・卒業インタビュー!共学1期生
はじめての女子卒業生2名にインタビュー
2022年8月23日
授業紹介
-
3:01
明法中学・高等学校の施設をご紹介
東京ドームに匹敵する広大な施設をご紹介!
2021年7月20日
施設紹介