GMARCHに過去最多の合格者!国公立大学合格実績も急上昇中の明法
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明法中学・高等学校(以下、明法)は高校が共学となり、2021年春の大学合格実績が大きく伸びるなど、これからますます目が離せない中高一貫校です。昨年と比べても、GMARCHと東京理科大学に現役合格した生徒数は3倍以上になりました。快挙といえる大学合格実績を成し遂げた背景には、中堅・ベテラン教員を中心とした「難関大受験指導のエキスパート集団」による、全学的な手厚い大学受験サポートの強化があります。今回はご担当の先生と、合格を勝ち取った卒業生の方にお話を伺い、明法の大学受験指導の中身に迫ります。
卒業偏差値をグッと上げる!現役進学率も過去最高へ ~学力を伸ばした中高一貫校(GMARCH編)~
インターエデュ(以下、エデュ):2020年度の大学合格実績について教えてください。
敷地先生:卒業生123人のうち、国公立大学に14人(うち既卒6人)、私立最難関の早慶上理に14人(うち既卒2人)が合格するという実績を上げることができました。「GMARCH」の合格者数は42人(既卒7人)に上り、歴代最高の記録となっています。多くの生徒が希望進路を実現できたことで、現役進学率も過去最高の78%となりました。
エデュ:大学合格実績から分かる「明法の強み」を教えてください。
敷地先生:明法は中学校入学時の偏差値より高校卒業時の偏差値が高いことで注目されていますが(ベネッセの教育情報サイト【中学受験】で「2020年度入試で学力を伸ばした中高一貫校(GMARCH編)」として掲載)、やはり6年間かけて学力をしっかり伸ばす指導と大学受験のプランニングを徹底していることが2020年度の成果につながったと分析しています。
「進路指導のプロがいる学校」だからこそできる最高のサポート
エデュ:2020年度は「進路実現のための新たな取り組み」に着手されたとうかがいました。ご紹介をお願いします。
敷地先生:「難関大学進学セミナー」という特別講座を開始しました。大手予備校講師や都内進学校で教鞭をとっていたベテラン教員を中心に組織した「難関大受験指導のエキスパート集団」による学習指導を受けられるというものです。
エデュ:指導内容はどのようなものですか。
敷地先生:模試や大学の一般入試に向けて、一人ひとりの志望校に合わせた自学自習の方法をコーチングし、現役合格に必要な基礎力と応用力・解答力を育成しています。高校1年生からを対象とし、早い段階からトレーニングを行うことで、生徒の進路実現を確実にする仕組みとなっています。
エデュ:そのほかの進路実現・学力向上につながる取り組みを教えてください。
敷地先生:主な取り組みをひとつずつご紹介します。
「400日プラン」による進路意識の向上
志望校に現役で合格するためには、その目標から逆算して、適切な学習プランを組み立てることが必要です。そこで、大学入学共通テストを受ける400日前の時点から、生徒に対して学習プランを組み立て実行していくよう指導します。学習履歴の記録、模試の反省などを徹底することが大きな成長につながります。
「進路アドバイザー」による面談
明法では教員の他にも「進路指導のプロ」が在籍し、生徒の夢を叶えるために尽力しています。名門私立中高一貫校の進路指導部長の経験者、難関大学の一般選抜に詳しい大手予備校の元クラス担任、総合・学校推薦型選抜に詳しい元大学職員を進路指導部に加えています。こうした経験豊富な「進路アドバイザー」がこまめに生徒と面談していますので、大学受験のサポート体制にはご期待ください。もちろん担任も一人ひとりと向き合って大学受験に挑みます。
朝7:00~9:00、放課後15:00~19:30の学習
明法には自習室「学習道場」が2室ある充実の学習環境を整えています。また、授業時間外は自習だけでなく、ハイレベル講習(上位者向け)、ステップアップ講習(中下位者向け)といった自分の学力にあった各講習に参加できます。
現役合格率90.0%を目指して!最初の一歩は「当たり前のこと」
エデュ:これからの進路指導の目標を教えてください。
敷地先生:「現役合格率90.0%」「現役進学率85.0%」に到達できるように、生徒に寄り添うような、さらに親切丁寧な進路指導を目指します。
エデュ:中学受験生の保護者に向けてメッセージをお願いします。
敷地先生:明法では少人数制教育の長所を活かし、きめ細かい指導を行っています。中学1年生のうちは提出物の期限を守るといった当たり前のことができるように育てていき、徐々に粘り強く勉強する姿勢が身に付くように促します。全教員が「お子さまの将来の可能性を引き出そう」と愛情を持って向き合っていきますので、ぜひ入学をご検討ください。
本物に触れる授業で深まる興味、アットホームな校風で快適な6年
充実の受験サポートが確かな成果として現れている明法。ここからは卒業生にスクールライフと大学受験について振り返っていただき、手厚い指導にさらに迫ります。
エデュ:明法はどんな雰囲気の学校ですか。
原田さん:アットホームな雰囲気で、先生と生徒の距離がとても近いです。勉強以外の相談にも乗ってもらえるので、中高6年間を快適に過ごすことができました。
エデュ:明法の授業のいいところは何ですか。
原田さん:「本物に触れる体験ができること」です。理科の授業で、実際に鉱石や火山灰を双眼実体顕微鏡で観察したことがいまだに印象に残っています。見る、触れる、聞く― そうやって五感を刺激しながら学習できるので、教科書を読むだけの勉強よりも、理解も興味も深まると思います。また、オーケストラの演奏に挑戦する授業があり、本物の音楽体験ができました。
「大学受験は団体戦」先生・同級生とともに挑む
エデュ:進路選択・大学受験に関して受けたサポートを教えてください
原田さん:進路については農学系と決めていたのですが、受験校選びには担任の先生からかなりの協力を受けました。放課後遅くまでパソコンで一緒に情報集めをしてくださったおかげで納得できる受験プランが立てられました。とても感謝しています。国立大学を含めて受験した大学に全部合格することはできなかったのですが、後悔はありません。
エデュ:受験直前期の思い出を教えてください。
原田さん:日曜日以外は学校に行って最終下校時刻まで学習道場に残って勉強をしていました。その中で、先生を囲んで同級生3人で質問会を開いたときに、お互いに新しい知識や考え方が得られて、普段の何倍も効率のいい勉強ができたことが忘れられません。振り返ってみると、受験は個人戦ではなく、たくさんの先生たちと同級生に支えられていた「団体戦」でした。
エデュ:受験勉強で工夫したことを教えてください。
原田さん:過去問で解けなかったものについて、先生方に質問して解説を受けてから、さらに「なぜその問題が解けなかったのか」を分析して自分の言葉でまとめるようにしていました。そうすることで定着しきっていない知識が洗い出せ、受験本番のための貯金ができました。
エデュ:受験生にメッセージをお願いします。
原田さん:明法は先生たちが一丸となって大学受験をサポートしてくれる学校です。また、学習指導の手厚さ以外にも「生徒自治」という大きな魅力があります。生徒会が主体となって部活動や委員会の予算を決めていますし、文化祭や体育祭の運営も生徒が中心です。校舎も校庭もとても広いので、みなさんもきっと開放的な気持ちで6年間を過ごせます。
編集者から見たポイント
大学合格実績が大きく伸びた明法。先生方の指導やサポート体制が万全なだけでなく、大学受験という「団体戦」に向かう生徒同士の人間関係も大きな強みとなっているようです。ぜひ、学校説明会などでアットホームな校風を感じてみてください。
連載コンテンツ
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