受験者数が急増中!目白研心の合格者に聞く「適性検査型入試」対策と学校満足度
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目白研心中学校・高等学校(以下、目白研心)は、2科4科以外に、適性検査型・算数・次世代スキル・英語スピーチ入試など多彩な入試形式がある学校です。年々、受験者数が増え続けている同校で、特に注目されているのが「適性検査型入試」。今回は、作問ご担当の先生と適性検査型入試で入学した中1生4名にインタビューを実施。入試対策や学校生活についてお話をうかがいました。
目白研心のリーダーとして活躍を!「適性検査型入試」の狙い
まずは、入試作問ご担当の長谷亮太郎先生に、お話をうかがいました。
適性検査型入試作問ご担当の先生プロフィール
長谷亮太郎先生。社会科。「適性検査型入試を通じて“生徒の考える力を伸ばす教育”を追及していきたいと思っています。この入試をきっかけに本校の教育に興味を持ってくれる方が増えたら、これ以上の喜びはありません」
目白研心の適性検査入試の特色や導入の目的についてお聞かせください。
長谷先生目白研心の適性検査型入試は、都立中高一貫校のうち、本校近隣の東京都立富士高等学校・附属中学校や、東京都立大泉高等学校・附属中学校を第一志望とする受験生を念頭に導入しました。問題は都立一貫校の適性検査に準じています。本校では時間に余裕を持たせたカリキュラムを実施しています。そのため、公立一貫校を目指してきた生徒たちであれば、詰め込み型ではない本校の教育環境の中でじっくりと学力やリーダーシップ力を伸ばすことが可能です。中高6年間で「本校のリーダーとして過ごす時間」を経験してほしいと願っています。
自分の得意なことを活かせる!受験した理由
続いてインタビューに協力してくれたのは、中1生たち。N.Hさん(ラクロス部)とS.Tさん(チアリーディング部)、M.Tくん(バドミントン部)とT.Mくん(バドミントン部)の4名です。まず、受験理由や適性検査型入試の対策について聞きました。
適性検査型入試を受験した理由を教えてください。
N.Hさん塾に通う中で作文が得意だと分かったので東京都立富士高等学校・附属中学校を第一志望に勉強していたところ、似た問題形式だと母からすすめられて受験しました。
S.Tさん私もN.Hさんと同じく作文が得意だったので、東京都立白鷗高等学校・附属中学校を志望していました。目白研心は大好きなチアリーディング部の強豪校だったので受けました。
M.Tくんもともと、東京都立大泉高等学校・附属中学校を受けようと思っていたので、適性検査対策で受験できる目白研心を受けました。
T.Mくん東京都立富士高等学校・附属中学校を受ける予定だったので、目白研心もこの形式で挑戦しようと思いました。
いつ頃、目白研心を知りましたか?
N.Hさん小6の1学期です。都立中の併願校を探しているときに、ラクロス部があることを知って興味を持ちました。
S.Tさん 小5の秋です。チアリーディングの強豪校を調べていて知りました。
M.Tくん小6の1月に中学受験のガイドブックで知りました。
T.Mくん小6の冬に適性検査型入試の練習問題と一緒に学校紹介パンフレットをもらったのがきっかけです。
問題解決力や作文は“繰り返し勉強”が必須!
入試の際、役立った対策を教えてください。
S.Tさん私は「この川はなぜ北に流れているのか」など、生活の中で疑問に思ったことをノートに書き出していました。まず自分で答えを考えてから正解を調べることで発想力や問題解決力が鍛えられたと実感しています。繰り返し考えることで、最終的に5分程度で自分の考えをまとめられるようになりました。適性検査型入試は、解答が1つではなく、発想力を見る問題が出るので目白研心の入試でも役立ちました。
M.Tくん作文を完璧になるまで何度も書いたことです。例えば作文で「僕は」を毎回使いすぎていたら、合格がもらえる文章になるまで何回も書き直し、塾の先生に添削してもらいました。8回、同じ作文を書き直したこともありますが、慣れてくると3回くらいで合格がもらえるようになりました。適性検査型入試は、表現力など記述力が問われるので、やっていて良かった対策です。
志望理由は部活動と英語教育!楽しい学校生活が待っていた
生徒たちは、なぜ目白研心に入学を決めたのでしょうか。その理由を聞く中で、改めて目白研心の魅力が見えてきました。
目白研心に入学を決めた理由を教えてください。
N.Hさんほかの中学校にはあまりないラクロス部があって、制服がすごく可愛かったことが大きいです。あとは、学校を訪れた際に先輩方の元気な様子を見て、目白研心なら楽しい学校生活を送りながら、勉強にも励めそうだと思ったからです。
T.Mくん僕は英語が苦手なので、英語教育に熱心な目白研心に魅力を感じ、入学することにしました。授業が楽しいので苦手意識はなくなってきました。今後、さらに英語の授業が増えるので今から楽しみです。
勉強と部活動の両立で、どんな工夫をしていますか?
N.Hさん1日30分は自主学習することを目標にしています。あとは、部活がない日は友達と学習センターで勉強しています。
S.Tさん私は部活動に全力で取り組みたいので、往復2時間の通学時間を有効に使って授業の予習復習をしています。
M.Tくん週3回の朝テスト(英国数)前に、ギリギリまで授業の内容を復習しています。終礼時に結果が分かって、数学は6割以上、国語と英語は7割以上正解しないと放課後の補習に出ることになるので、気が抜けません。放課後は部活動に専念したいので、赤点はとったことはありません。
T.Mくん部活動がない日は帰宅後、勉強してから自由時間をとっているのですが、部活動がある日は自由時間を削って勉強時間をつくっています。
授業が面白い!学食が美味しい!誰でも友達に!入学後の満足度
最後に、目白研心に入学して実際に過ごしているから分かる魅力について聞きました。
N.Hさん先生方が個性的で面白い方ばかりなことです。特に数学の先生お二人が面白くて、授業が楽しいし、説明がとても分かりやすいのが魅力です。
あとは、カフェテリアの食事が美味しい! メニューが豊富だし、毎朝パンを焼いているので焼き立てのパンが食べられます。お弁当を持参しなくても困りません。
S.Tさん学習支援センターは、チューターの先生が一人ひとりにきめ細やかな指導をしてくださるので、部活がない日はよく利用しています。PCで情報を調べることもできるので、自主学習に最適です。
M.Tくん一人ひとりに先生が寄り添ってくださるところと、学習環境が豊富なところです。勉強や学校生活の中で不安なことがあっても、先生が必ずフォローしてくださいます。
学習環境が豊富というのは、学習支援センターだけではなく7号館3階の自習室など、自習ができる教室や場所がたくさんあること。定期テスト前によく利用しています。
T.Mくん同じ小学校の友達がいなかったので、友達ができるか心配でした。いざ入学してみたら、個性を尊重し、互いを認め合う環境だったので今では男女関係なくたくさん友達ができて、とても楽しいです!
編集後記
取材時は5月中旬。生徒たちは入学から約1か月後のインタビューだったのにも関わらず、学習支援センターや自習室を4名全員がすでに日常的に利用していることに驚嘆! 彼らの自主性を垣間見る一幕となりました。適性検査型入試を検討されているご家庭は、都立中受検者の入学後の満足度が高い同校の受験をぜひご検討ください。
イベント日程
イベント名 | 日時 |
---|---|
オープンキャンパス※要予約 | 2022年7月16(土) 10:00~ |
第3回中学校説明会※要予約 | 2022年8月22日(月) 14:00~ |
第4回中学校説明会※要予約 | 2022年9月24日(土) 14:00~ |
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