inter-edu’s eye

武蔵野中学高等学校の進学実績が近年伸びている理由。その一つに、手厚い学習サポート体制があります。コース制の導入や施設の充実、また近年ではiPadを活用したICT教育など最先端の教育も展開。「受験力」が身に付く武蔵野の学習サポートについて詳しく紹介します。

「考える力」が身に付く盤石の体制

武蔵野では、先生からの一方通行の授業ではなく、「生徒が考える」ことを大事にした授業を行っています。そうすることで、インプットした情報や知識を生徒自身でアウトプットできる力が身に付きます。

学習習慣の定着を図るための「ムサシノ・スパイラル・サイクル」

「ムサシノ・スパイラル・サイクル」とは、基礎学力が身に付く要素が組み込まれている学習支援システムです。

1. セルフチェックノート(学習習慣の課題を分析)
課題を設定し、理解するための方法・手段を自ら考え、導き出した学習方法に対し先生がアドバイスする「セルフチェックノート」。学習を集約することで学習の理解度が明確化するだけでなく、学習意欲の向上にもつながります。

2. 朝テスト(理解・達成度の確認)
自らの課題や弱点を知るために、毎日10分間の朝テストを実施。学習の弱点を克服します。

3. 武蔵野進学情報センター(放課後の学習支援)
夜9時まで生徒の進路・学習サポートを行っている「武蔵野進学情報センター」。100ブースある自習室をはじめ、チューターによる1対1の完全個別指導(有料)ができるエリアなどがあります。さらに大学情報がパソコンで自由に検索できる、進路情報エリアも充実。進路選択から受験対策までを網羅した施設です。

自習エリア

隣同士が仕切られた
自習エリア

個別指導エリア

1対1の指導が受けられる
個別指導エリア

トレーニングエリア

放課後講習や少人数の演習を行う
トレーニングエリア

進路情報エリア

パソコンや情報誌で情報収集
進路情報エリア

目標を設定し、達成することで学ぶ楽しさが習慣化していきます。そして、この「学ぶ楽しさ」が次の目標を作り出し、再び達成することでさらなる学ぶ楽しさが生まれます。この繰り返しが学習習慣の定着につながります。

自らの考えを表現する「ICT教育」

ICT

自分を表現することを目的としたICT教育。全生徒にiPadを貸与し、プレゼンテーションの機会を増やして、生徒自身の考えを表現するツールとして活用しています。また、中学校の全教室には電子黒板を配置。視覚に訴える授業で学習の理解度をより向上させます。
時代に即した最先端の教育は生徒に好評で、生徒たちも宿題をiPadで行うなど自在に使いこなしています。

武蔵野で成長する6年間

先生と生徒が6年間かけて、段階的にしっかりと関わっていくことができることが中高一貫教育の強み。武蔵野では、6年一貫のカリキュラムを通じ、長期的な視野で指導しています。 武蔵野中学高等学校が育てたい3つの力について説明します。

1つ目は「自ら学び、実行する力」。「ムサシノ・スパイラル・サイクル」により自律的な学習が身に付きます。

コミュニケーション力

2つ目は「実践的な英語力」。英語のシャワーを浴びる6年間。週10時間の英語授業と毎日の英単語朝学習、ネイティブによるオールイングリッシュの授業(LTE)もあり、英語漬けの毎日で英語力が身に付きます。また、LTEの授業で培った力を試す「英語のプレゼン大会」があり、各グループがiPadを駆使して、英語でプレゼンテーションを行います。
「実践的な英語力」は、将来の夢や進路先の選択にも大きく関わる場合もあり、6年間で身に付いた英語を活かしたいと、立命館アジア太平洋大学に進学した卒業生もいます。

自律的な学習

そして3つ目は「コミュニケーション力」です。林間学校やクラブ活動、イベントなどで異学年の交流が多いのも中高一貫ならではです。異学年交流に加え、グループワークによる横の連携、職業体験をはじめとした外部との交流を通して、「他者理解」の精神のもと、コミュニケーション力が磨かれていきます。

5年連続で進学率上昇のカギとは?

進学率が5年連続で上昇している要因となっているのが、2011年に導入した高校からの3ステージ制。国公立大学やGMARCHなどの難関大学受験を見据えた「特進ステージ」、幅広く学び、大学進学を目指す「進学ステージ」。さらに海外の大学も視野に入れた「インテンシブステージ」(中高一貫生のみ)。各ステージの目標を明確化したことにより、一人ひとりの状況に応じた進路指導がよりきめ細やかになりました。

進路決定までのサポートも手厚いのが武蔵野の魅力。高1の段階から大学受験を意識し、将来を描くための機会を設けています。学力レベルだけでなく、職業選択まで見据えた進路学習が「将来への夢」を創り出します。そして生まれた「将来への夢」の種に芽を生やし、実を結ぶ一連のサポート体制が武蔵野にはそろっています。

編集者が見たポイント

以前取材で訪れた際には、部活の先輩から勉強を教えてもらうという生徒のお話も聞きました。先輩後輩のつながりの多い武蔵野ならではのエピソードです。 学校全体でサポートしていく体制に、今後の伸びも期待できそうですね。

内容 日にち 時間
第6回学校説明会 11月21日(土) 13:00~14:00
個別相談会 12月12日(土) 10:00~12:00
入試模擬体験 12月12日(土) 10:00~13:00