人間力や社会性が身につく充実の部活動
inter-edu’s eye
武蔵野中学校・高等学校(以下、武蔵野)は実践的な英語授業をはじめとする教育カリキュラムの先進性が話題ですが、部活動に力を入れていることも注目すべき特色です。今回は個性あふれる部活動の中から、柔道部、女子バスケットボール部、陸上部、鉄道研究会の生徒にインタビューを行い、それぞれの部活の魅力や学校生活について、詳しくお話をうかがいました。
尊敬できる先輩や顧問の先生と楽しく活動中!
インターエデュ(以下、エデュ):所属している部活動について、入部のきっかけを教えてください。
松本さん:武蔵野の陸上部に所属していた知人に入部を勧められました。私が小学生ときにバレーボールをやっていたので、投てき競技に向いていると思ったようです。私自身、中学ではチームスポーツよりも個人競技にチャレンジしてみたいと考えていたので、入部することにしました。今は砲丸投げの選手として、日々トレーニングに励んでいます。
緒方さん:私はもともとスポーツが得意で、陸上部とバスケ部のどちらに入部するか悩んでいました。そこで、入部体験に行ってみたところ、バスケ部の顧問の先生の熱意に惹かれて、バスケ部を選びました。顧問の先生はバスケ経験者なのでわからないことがあれば丁寧に教えてくれますし、コロナ禍でも安心して部活ができるようしっかり対策を講じてくださっていて、とても心強い存在です。
野城くん:僕は小学生のときに出場した柔道の大会で、武蔵野の柔道部の顧問の先生から「うちの柔道部に来ないか」と声をかけていただいたことがきっかけでした。武蔵野の受験を決めたのも、柔道部の存在が大きかったです。
西村くん:僕も野城くんと同様に、“鉄道研究会への憧れ”が武蔵野を志望校に選んだ理由です。小さいころから鉄道が好きだったのですが、武蔵野の文化祭を訪れたとき、鉄道研究会の方々が鉄道のことを親切にわかりやすく解説してくださって、感動したのです。活動内容も魅力的で、「この部活に入りたい!」と強く感じました。
エデュ:西村くんが惹かれた鉄道研究会の活動は、どのような内容なのでしょうか?
西村くん:校外学習が主な活動です。部員で話し合って行き先を決め、その土地の観光地や特産物などを調べてスケジュールを組み、旅をします。最近は、千葉県のくぬぎ山に梨狩りに行きました。旅行後には旅を通して学んだ内容をレポートにまとめて発表するので、勉強にも役立つ部活だと思います。
エデュ:とても充実した活動内容ですね。他の部の活動内容や雰囲気はいかがですか?
松本さん:陸上部は中学生と高校生が同じ練習メニューに取り組むので、中学生は頑張って高校生についていき、高校生は中学生に抜かれないように努力しています。学年の壁を越えて切磋琢磨し、互いに高めあう雰囲気です。
緒方さん:バスケ部も中高合同で練習を行っています。中学生部員は私一人なので、先輩たちは私を妹のように可愛がってくださり、毎日とっても楽しいです!
野城くん:柔道部は寝技の研究や乱取り、立ち技の打ち込み、トレーニングなどを行っています。先輩には関東大会に出場する実力者もいて、一緒に練習するたびに刺激をいただいています。
部活を通して技術も心も成長したと実感
エデュ:これまでの部活動の中で一番印象に残っていることを教えてください。
西村くん:昨年の熱海の校外学習が一番の思い出です。温泉に入ったり、名物のお土産を買ったりと旅の内容が充実していましたし、温泉が湧きだす仕組みや温泉の成分について詳しく学ぶことができました。
野城くん:僕は夏の合宿が印象に残っています。全国優勝の経験を持つ埼玉の強豪校と合同で練習を行い、精神的にも肉体的にも鍛えられました。練習は大変でしたが、先輩たちと同じ部屋で寝泊まりしたことは楽しい思い出ですね。
エデュ:部活を通して成長したと思うことや今後の目標を教えてください。
松本さん:きちんと努力をすれば記録が伸びることを体感し、何事に対しても一生懸命取り組めるようになりました。砲丸投げは高校生になると砲丸の重さが2.7kgから4kgになってしまうので、中学生の間に大会でよりよい記録を残したいと思っています。
野城くん:僕は中学1年生から厳しい筋トレを続けた結果、持ち上げられるバーベルの重さが30kgから55kgになりました。この調子で練習や筋トレを続け、来年は都大会で勝って、関東大会出場の切符をつかみ取りたいです。
緒方さん:私は去年靱帯を怪我してしまい、公式試合に出場できなかったので、今後は活躍したいです。今のバスケ部のいい雰囲気を作ってくださった大好きな先輩方に、自分の成長を見てもらいたいと思っています。
先輩を見習い、自然と文武両道に!
エデュ:部活に全力投球している皆さんですが、勉強のほうはいかがですか?
緒方さん:先生方が「学校生活で一番大切なのは勉強」と熱心に言ってくださるので、部活を頑張るからには勉強もおろそかにできないと自然と思えます。さらに、バスケ部は成績優秀な先輩が多く、「私も頑張ろう!」と勉強へのモチベーションを高く保つことができますね。
松本さん:陸上部も先輩たちが成績優秀で“文武両道”を体現していらっしゃるので、私も自然と勉強に励むようになりました。授業をしっかり聞いて、自宅で毎日1時間は勉強し、わからないところをそのままにしないように心がけています。
エデュ:最後に、入学して感じた“武蔵野の魅力”を教えてください。
緒方さん:先生方が魅力的です。勉強の質問に丁寧に対応してくださいますし、勉強以外でも相談があると時間を作ってくださいます。“悩みがあっても、先生が絶対に助けてくれる”という安心感があります。
西村くん:僕は手厚い英語のカリキュラムだと思います。週4時間の日本人教員による英文法の授業に加え、外国人教員による週6時間のオーラルコミュニケーションの授業「LTE」があるので、英語力が着実に身につきます。今後、中学3年生では沖縄県在住のアメリカ人家庭にホームステイする「クロス・カルチュラル・プログラム」が、高校1年生では学年全員が参加する「ニュージーランド3ヶ月留学」が実施されるので、今から待ち遠しいです!
編集者から見たポイント
明るくインタビューに答えてくださった皆さん。所属している部活は異なりますが、全員に共通していたのが“部活も勉強も頑張る”という意識でした。丁寧に学習サポートをしてくれる先生方やお手本となる先輩たちなど、武蔵野には勉強と部活を両立する環境が整っています。ぜひ説明会やイベントを訪れて、文武両道が叶う武蔵野の環境を詳しく知っていただきたいと思います。
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