「世界に触れて、未来を決める」武蔵野の英語学習

「世界に触れて、未来を決める」武蔵野の英語学習

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武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)の充実した英語学習や、選べる留学制度をご存じでしょうか。今回は難関大学に現役合格した卒業生へのインタビューを通して、ネイティブから6年間学んだ内容や、海外留学によって卒業後の進路が明確になったご経験を振り返っていただきながら、武蔵野の指導力に迫りました。

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「総合的な英語力」が身に付く6年間

厚海綺羅さん
厚海綺羅さん。埼玉県立大学 保健医療福祉学部へ進学
草間壱颯くん
草間壱颯くん。北里大学 薬学部へ進学

インターエデュ(以下、エデュ):武蔵野に通ってよかったことを教えてください。

厚海さん:総合的な英語力がついたことです。読解や文法を学ぶだけでなく、体験型の英語学習施設や留学などで実践的な能力を高められました。

草間くん:「当たり前のことを、当たり前に行うことの大切さ」を学べたことです。挨拶する、時間を守るなどの基本を武蔵野はとても大切にしています。大学生になってからも、きちんと自己管理できているのは武蔵野のおかげです。

武蔵野の自習室
武蔵野の自習室。「とにかく広くて、使いやすい」と厚海さん

エデュ:武蔵野の学習面の魅力を教えてください。

厚海さん:放課後に「7限講習」というサポート授業が受けられることです。高1・高2のうちは模試や英検・漢検など、各検定の対策や試験対策ができます。高3になると、志望大学のレベルに合わせた過去問を解説してもらえます。質問しやすい雰囲気の授業なので、普段は部活動で忙しい生徒も、この授業で学力をつけることができると思います。

草間くん:中学校のうちから、ネイティブスピーカーの先生と話す機会が多く、英語力が早期に身に付きます。

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留学プログラムを振り返って

ニュージーランドへの3カ月間にわたる入学プログラム
ニュージーランドへの3カ月間にわたる入学プログラムでは、日本と違う文化に深く触れる体験ができます

エデュ:武蔵野の留学プログラムを紹介してください。

草間くん:武蔵野中学出身者は高校1年次にニュージーランド3ヶ月留学プログラムに参加します。現地校は日本の大学と似ており、学びたい科目を自分で選ぶ仕組みでした。

厚海さん:私は夏休みの1週間、フィリピンで行われる「セブ島集中語学研修」にも参加しました。語学学校で1日45分×8コマの授業を受けたのですが、そのうち4コマは現地の先生との個別授業やグループ授業がありました。個別授業では発音や音読の訓練に加え、長文読解を行い、グループ授業では文法や語彙、日常会話などをゲームと織り交ぜて学びました。

セブ島集中語学研修の修了書を手にした生徒たち
セブ島集中語学研修の修了書を手にした生徒たち。英検2級や準1級取得を目指す意欲の高い参加者が多いとのことです

エデュ:留学中、英語に関して苦労したことを教えてください。

厚海さん:個別授業はマンツーマンで英語しか使えない状況なので、英語が話せない自分に直面して、とても落ち込みました。しかし、「文法に囚われずにとにかく話しかけてみよう」と決意してからは、間違いは指摘されつつも対話ができるようになりました。英語力だけでなく積極性が身に付く機会になったと思います。

草間くん:僕も最初は言語の壁にぶつかりました。しかし「伝えようという気持ちがあれば、伝わるんだ」と気づいてからは、積極的に話すことができるようになりました。

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大学進学へ向けた手厚いサポート

エデュ:現在通っている大学を選んだ理由を教えてください。

厚海さん:社会福祉と保育について学べて、自宅から一番近いという理由で選びました。将来は社会福祉士の資格を取得して、地域福祉に関わりたいです。こう考えるようになったきっかけも、「セブ島集中語学研修」です。孤児院を訪問して、たくさんの子どもがストリートチルドレンとして生活していることに衝撃を受け、日本にも苦しんでいる子どもたちがいることに目が向くようになりました。

草間くん:薬学部のレベルの高さに惹かれました。抗新型コロナウイルス薬の研究を日本の最前線で行っており、大学と病院が強く連携しています。

セブ島での孤児院訪問の様子
厚海さんが進路を選ぶきっかけにもなったセブ島での孤児院訪問。さまざまな事情を抱える子どもたちとの出会いが将来を変えました

エデュ:受験に関して武蔵野から受けたサポートを教えてください。

厚海さん:英検取得に向けて、ライティングやスピーキングの個別指導までしてもらえました。そのおかげで、高校2年次で2級を取得でき、英検のスコアのみで合格できた私立大学もあります。

草間くん:担任の先生が、進路決定のために何度も相談に乗ってくださいました。勉強のプラン、模試の反省などに関して多くのアドバイスを頂き、本番で最大限の力を出すことができました。

生徒との面談の様子
武蔵野には、生徒の将来にしっかりと向き合う先生方が揃っています
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自然と英語に親しみ、積極性を発揮できる学習環境

英語力が身に付く武蔵野。その強みを副校長の浅見尚次郎先生にもお話いただきます。

浅見先生
ボランティア部の顧問や、海外研修事業に精力的に携わって来られた浅見先生。2021年より東京都青少年赤十字指導者協議会の役員を務めるなど、校外でも活躍されています

エデュ:貴校の英語教育・国際教育・留学プログラムの強みをご紹介ください。

浅見先生:外国人教員による6時間のLTE(Learning Through English)と日本人教員による4時間の授業、合わせて週10時間の授業を基本としており、「英語になかなか自信が持てない」という生徒も、いつの間にか自然と英語に親しむことができます。中学3年次で実施する「クロス・カルチュラル・プログラム」でホームステイや外国人との交流を経験し、高校1年次でニュージーランドへの3ヶ月間の留学に挑むという流れで、生徒たちは人間的にも大きく成長し、学校生活の中でより積極性を発揮できるようになります。

エデュ:進路指導・受験サポートに関して貴校が力を入れていることをお話ください。

浅見先生:英検や漢検などの検定取得を後押しするとともに、通常授業終了後の7限目に、受験のための補講を実施しています。また、学内に夜9時まで利用できる「進学情報センター」が設置してあり、自分のペースで受験勉強に取り組むことができます。「進学情報センター」は自学自習が基本ですが、特定教科を専属のチューターから個別指導を受けることも可能です。

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中学受験生へのメッセージ

最後に受験生へのメッセージをお届けします。

厚海さん:武蔵野は努力している人を全力でサポートしてくれる学校です。大変な状況ですが、目標に向けて頑張ってください。

草間くん:武蔵野の先生方はきちんと一人ひとりに気を配ってくれるので、勉強面でついていけなくなる心配はまったくありません。6年間の学校生活で友達との絆も深まります。大人になってからこの中学校、高校で良かったなと思える経験ができると思います。

浅見先生:武蔵野は、今現在の学力ではなく、それぞれの生徒が持っている潜在能力に期待しています。担任はもちろん、教科担任やクラブ顧問、すべての教員が生徒に声掛けをし、学校生活のさまざまな場面で後押しをしています。武蔵野での6年間を通じ、結果を恐れず、全力を出すことの大切さを学び、大きな自信を身に付けていただきたいです。

編集者から見たポイント

英語力が身に付くことで自信がつき、少しずつ積極性を発揮できるようになると語る浅見先生。多彩な英語学習を通じて生徒たちの背中を押してくれる、武蔵野のあたたかさを感じました。

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