「手厚い指導で夢が見つかる」卒業生が語る母校の魅力

「手厚い指導で夢が見つかる」卒業生が語る母校の魅力

inter-edu’s eye

「10年後の社会で活躍できる生徒を育てる」という教育目標を掲げる武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)。今回は社会で活躍する卒業生にインタビューを行いました。ホテル業界で接客に携わる中村美南さんと、母校で体育科教師として働く櫛田智史さんに、現在の仕事や在学当時の思い出、母校の魅力について、たっぷり語っていただきました。

学校公式サイト ≫

夢を叶え、社会人として奮闘中!

インタビューに答えてくださった櫛田智史さん(左)と中村美南さん。
インタビューに答えてくださった櫛田智史さん(左)と中村美南さん。

インターエデュ(以下、エデュ):現在のお仕事について教えてください。

中村さん:ハイアット リージェンシーホテルに就職し、客室の清掃の進行・管理を行う客室係を務めています。ホテルの運営を陰で支える裏方の仕事を詳しく知ることができ、とても勉強になります。

櫛田さん:私は武蔵野で体育科教師をしています。毎日忙しく苦労もありますが、生徒の成長を実感するたびに喜びを感じます。教師として、いつでも生徒の相談に対応できるように朝から晩まで気を配っています。

エデュ:現在の職業を志したきっかけはありましたか?

中村さん:大学時代に飲食店でアルバイトをして、接客の楽しさに目覚めたことがきっかけでした。お客様のニーズを汲み取りサービスを提供することは非常に難しいですが、やりがいがあります。ホテルという場所柄、より質の高いサービスが求められるため、直接お客様の対応をする際は特に身が入りますね。

櫛田さん:私は高校生のときに所属していた水泳部の顧問の存在が大きいです。一時期なかなか記録が伸びず、やる気を失ってしまったのですが、先生が厳しく叱ってくださったことで「このままじゃダメだ」と目が覚めて、再び水泳に打ち込めるようになったのです。高校生は多感な時期で、道を逸れてしまう可能性もある“人生の分かれ道”だと思います。そんな時期に、顧問の先生のように生徒がよりよい道に進めるようサポートがしたいと強く思い、教師になりました。恩師である顧問の先生とは、現在、水泳部で一緒に顧問をしています。

「社会の変化に対応できる力」を養う武蔵野の教育 ≫

先生方の細やかな指導によって人間として成長

エデュ:武蔵野在学当時を振り返り、最も印象に残っていることを教えてください。

中村さん:中高6年間所属した書道部の活動です。仲良く和気あいあいとした雰囲気でしたが、稽古の際は集中するメリハリがありました。活動の中でも特に思い出深いのが、展覧会へ出品する作品を作る「箱根合宿」です。1日中文字を書き続けることで集中力や忍耐力が身につきましたし、納得のいく作品ができたときの達成感は忘れられません。

今年の春に國學院大学文学部中国文学科を卒業した中村さん。「書道は今も続けています」と、笑顔で語ってくださいました。
今年の春に國學院大学文学部中国文学科を卒業した中村さん。「書道は今も続けています」と、笑顔で語ってくださいました。

櫛田さん:私も水泳部の活動が強く印象に残っています。高校3年生のときには個人で関東大会、リレーではインターハイに出場することができました。練習量が非常に多いため勉強との両立に苦労しましたが、先生が細やかにフォローしてくださったおかげで成し遂げられたと思います。

エデュ:勉強の話題が出ましたが、在学中はどのように学習をしていましたか。

中村さん:校舎に隣接している「武蔵野進学情報センター」をよく利用していました。夜9時まで生徒の進路・学習サポートを行う施設で、100席以上ある自習室で勉強したり、チューターによる1対1の完全個別指導が受講できるのです。ここに通うことで、自学自習の習慣が自然と身についたように思います。また、武蔵野は学習サポートに加え、進路指導が充実していました。私は進路についてかなり悩んだのですが、先生がさまざまな大学の情報を教えてくださり、最良の選択ができました。

エデュ:武蔵野で学んだからこそ身についたことはありますか。

中村さん:時間を守ることや挨拶など、社会人として必要な常識や基礎的な力が養われました。生徒が来校者に明るく挨拶するようすは武蔵野では当たり前の光景ですが、学校を離れてから意外と挨拶のような“当たり前のこと”ができない人が多いことに気づき、武蔵野の指導の有難さを痛感しましたね。礼儀正しさや常識は今の仕事にも役立っています。

櫛田さん:面倒見のよい校風なので、何事にも粘り強くトライできるようになったと思います。先生方に指導していただくことで反省したり、自己分析ができるようになったので、私も在学当時の先生方のように根気強く、ていねいに生徒に対応するように心がけています。

櫛田さんは日本体育大学体育学部体育学科を卒業し、2018年4月から武蔵野中高体育科教員として武蔵野に勤務。明るい笑顔で生徒を導いている。
櫛田さんは日本体育大学体育学部体育学科を卒業し、2018年4月から武蔵野中高体育科教員として武蔵野に勤務。明るい笑顔で生徒を導いている。
基礎学力が定着する学習支援体制 ≫

夢や目標を全力でサポートする面倒見のよさが魅力

エデュ:武蔵野はどんな生徒に向いている学校だと思いますか?

櫛田さん:自分で目標を設定し、達成するために積極的になれる学校です。夢や目標に向かって前向きに生きたいお子さんにおすすめしたいですね。生徒が物事に全力で取り組めるよう、先生方が親身になってサポートしてくださるので、充実した学校生活が送れると思います。

エデュ:最後に、受験生に向けてメッセージをお願いいたします。

中村さん:入学時は勉強面も生活面も想像以上の厳しさで驚きましたが、今では先生方の厳しくも温かい指導があったからこそ人間として成長できたと感じます。卒業するときには「入学してよかった」と心から思える学校なので、ぜひ武蔵野に来てください!

2つのステージで生徒の夢を徹底サポート ≫

編集者から見たポイント

インタビューの際にお2人が印象的に残った行事として挙げたのは、卒業式。「姿勢や返事の仕方などを徹底的に練習しました。退場の際には後輩が花道を作ってくれ、そこを通ったときに『この学校でよかった』と、胸が熱くなりました」と語る櫛田さんからは強い愛校心を感じました。ぜひ、説明会やイベントを訪れて、素晴らしい先輩たちが学んだ学校を知っていただきたいと思います。

今後のイベントスケジュール

イベント名 日程
中学説明会・中学体験イベント 2019年12月14日(土)
中学体験イベント 2019年12月25日(水)
イベントの詳細と予約はこちら ≫

その他の連載コンテンツ

第6回生徒の可能性が広がる! 上質な「職業体験」

中学校3学年が合同で行う「秋期箱根林間学校」の中で生徒が取り組む「職業体験」に注目し、内容や行事に込められた思いについて、詳しく紹介します。記事を読む≫

第4回独自のプログラム「LTE」で実践的な英語力を育む

“使える英語”が身につく独自の英語教育プログラム「LTE」( Learning Through English)の内容や成果について、詳しくご紹介します。記事を読む≫

第3回鮮やかに入り乱れる3色の軍勢! 火花散る体育祭

赤・青・黄、3色の軍勢が繰り広げる熱き戦い!応援合戦や多彩な競技で盛り上がった、武蔵野の体育祭のようすをお伝えします。記事を読む≫

第2回自分の強みを活かして挑戦できるアクティブ入試

武蔵野独自のアクティブ入試について、副校長にお話をうかがい、実際にチャレンジして入学した生徒にも感想をお聞きました。記事を読む≫

第1回英語力だけじゃない! 人として成長するニュージーランド研修

3か月間にわたるニュージーランド研修を終えて帰国した3人の生徒と、副校長の浅見先生にお話をお聞きしました。記事を読む≫