inter-edu’s eye
武蔵野中学高等学校は、卒業生が頻繁に遊びにくるほど、母校愛に溢れる学校です。そうした武蔵野には、教員や職員として学校に戻ってくる卒業生も! 武蔵野の変わらないよいところとは? 卒業生がうらやましがる授業とは? 今回は、武蔵野で働く卒業生と、現役の在校生に、学校の魅力をたっぷり教えてもらいました。
武蔵野に息づく他者理解の精神
元気いっぱいのいきいきした学校生活を送る武蔵野の生徒たち。その姿は今も昔も変わらないようです。
対談メンバー
井之村さん
中学3年生。広島から上京して卓球部で活躍!学校動画にも出演中!
石井くん
高校1年生。デジタルメディア部で他の部のPR動画を作るなど活躍!
宮﨑先輩
体育科の先生。卓球部の顧問も務める。共学化の第1期生。
石川先輩
事務局の職員。4人の中で唯一、女子校時代の武蔵野を知っている先輩。
学校行事は先生も生徒も全力!
インターエデュ(以下、エデュ):武蔵野にはどのような生徒が集まるのでしょうか?
宮崎先輩:明るい子が多くて、みんな、よく挨拶をしますね。
石井くん:活発で、いきいきとして、元気があふれています。
宮崎先輩:学校が楽しいんでしょうね。
石川先輩:2004年に共学になりましたが、女子校の時から元気な校風でした。学校行事にも積極的ですね。
井之村さん:特に体育祭は力が入ります!
宮崎先輩:そうだね。学年対抗なので、教員と生徒の団結力が強くて、ついつい熱くなります!
石井くん:しかも、学年が上がるにつれ、積極的に声を出し合って、後輩を引っ張っていこうという姿勢がでてきますよね。
宮崎先輩:生徒たちからは、自分たちがしっかりしないと!という責任感を感じますよ。
生徒が実感する厳しい指導のありがたみ
エデュ:宮崎先輩は、共学化の1期生だそうですね?
宮崎先輩:はい。私たちの学年は、女子の先輩たちよりももっと元気いっぱいだったので、校内でひときわ目立っていましたね。
石川先輩:でも、素直さや明るさなど、学校の持つ本質は、女子校時代から変わらないですね。
エデュ:男子と女子は、よく話したりするのですか?
井之村さん:今もクラスは男女関係なく仲が良くて、よく勉強を教え合ったりしていますよ。
石川先輩:自分に何が出来るのかを考え、クラス内で助け合えているんですね。他者理解の精神が、引き継がれているということかな。
宮崎先輩:先生からすごく叱られても、他の先生が必ずフォローしてくれていましたね。
石井くん:先生たちの厳しい指導には、愛情を感じています。
宮崎先輩:基本的な生活習慣が、当たり前にできるようになっていたことを、卒業してから実感しました。
卒業生も嫉妬する武蔵野の今
進化し続ける武蔵野の授業。卒業生に、今の武蔵野の取り組みは、どのように映っているのでしょうか?
英語が自然と身に付く環境
エデュ:卒業生からみて、うらやましいと感じるものはありますか?
石川先輩:今は、ネイティブの先生のオールイングリッシュの授業が週6時間もあって、うらやましいですね。
宮崎先輩:LTE(Learning Through English)では、英語で発表もしているけれど、どんな授業なの?
石井くん:英語を学ぶというより、英語を使って何かを学ぶ授業だから、使える英語を学べます。プレゼンテーションのスキルも身につくので、毎回とても楽しみにしています。
井之村さん:勉強を意識しないでコミュニケーションを楽しめるので、自然に英語を話せるようになりました。
宮崎先輩:掃除が終わった時の報告も、ネイティブの先生には英語でしているのを聞いていると、感心しますね。
石川先輩:自然と身についているのが、うらやましい!
iPadを授業で活用する生徒たち
石川先輩:iPadを使った授業もしているよね。
石井くん:そうですね。僕はちょうどiPad導入の1年目に入学しました。
宮崎先輩:私たちは実際にその授業を受けていないからわからないけど、どんなことに使っているの?
石井くん:英語の課題で、動画を作ることも多いですよ。
井之村さん:私は、英語劇の動画を作りました。シナリオも英語で考えたんですよ!
井之村さん:授業のプリントもiPad上で配られたりします。
石井くん:学級通信も配信している時もありますね。紙のプリントよりも、見やすいんです。
宮崎先輩:そっか、プリントだと白黒だけど、iPadだとカラーで見られるもんね。
井之村さん:あとは、社会の授業で分からないことを調べたり、英語を翻訳したりする時など、いろいろな場面で使っていますよ。
石井くん:理科だと実験の様子を動画で撮影して、後から復習したりしていますね。
石川先輩:なるほどね。動画で残せると詳しく思い出せるから便利だよね。
在校生と卒業生が選ぶ「武蔵野のココが好き!」
今回、対談をした4名に、それぞれ武蔵野の1番好きなところを教えてもらいました。
井之村さん
困ったことがあっても気づいてもらえたり、勉強でも分からないことをすぐに教えてもらえたりと、先生との距離が近いことです。
石井くん
ICT教育です! プレゼンテーションのやり方も自然に身につきますし、社会に出た時に役立つことが、今から学べるのがすごいです。
宮崎先輩
生徒と先生が心と心でつながっているところです。叱られる時もあるけれど、心はちゃんとつながっていると感じられるのがいいですね。
石川先輩
武蔵野には、生徒も先生も、熱いハートを持った人が多いと思います。この熱いハートで、相手を思いやれる人が多く集まるところが好きです。
編集者が見たポイント
武蔵野の好きなところを質問した際、「みんなが常に前向きでいられるのは、相手の気持ちを考えるからこそだ」という話にまとまった皆さん。改めて、「他者理解」の精神が武蔵野の原点だと実感しました。相手を思いやる気持ちを持っているからこそ、武蔵野の生徒たちは、学校生活をいきいきと楽しく送れるのですね。
内容 | 日にち | 時間 |
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個別相談会 | 12月12日(土) | 10:00~12:00 |
入試模擬体験 | 12月12日(土) | 10:00~13:00 |
入試模擬体験 問題解説会 | 12月19日(土) | 10:00~13:00 |
個別相談会 | 1月16日(土) | 10:00~12:00 |