inter-edu’s eye
「情熱と真心」が校訓の日本大学高等学校・中学校は先生・生徒が一丸となり、学園生活が楽しくなるような取り組みをしています。
2020年の大学入試の改革に向けても様々な対応策を考えているなど、現状に満足することなく、常に進化し続ける学校の魅力に迫りました。
挨拶に込められた想い
校長 野澤 拓夫 先生
「本校の校長は、30分やったらやめられなくなります」と笑顔でお話ししてくださいました。
インターエデュ(以下、エデュ):毎朝、校門に立って生徒一人ひとりに挨拶をされていることが有名ですね。どのような思いで始められたのでしょうか?
校長 野澤先生(以下、校長):挨拶は礼儀としてだけでなく、「真心」を伝える行為だと思っています。目を見て笑顔を見せることで、あなたを認めていますよというメッセージになります。
人間は常に自分を認めてもらいたいという気持ちがあるので、生徒はとてもホッとします。とくに思春期のうちはこの気持ちが強いと思います。
各クラスにも「笑顔の挨拶で一日を始めよう!」という標語があり、相手から挨拶されるのを待つのではなく、自分から声を出すことを目標にしています。
エデュ:生徒と直接コミュニケーションを取られているのですね。
校長:挨拶だけでなく、校長室も開放しているので、昼休みになると生徒たちが来てくれます。悩み相談だったり、他愛のないおしゃべりだったり。また、年度初めに行う全校アンケート「校長からのお願い」では、全校生徒の名前を私が手書きした状態で配布していますので、生徒たちも親しみや安心感を持ってくれていると思います。
受験生がワクワクする新コース!
エデュ:2020年の大学入試改革について、どのようにお考えですか?
校長:今の中学校教育では、「グローバル化」「アクティブ・ラーニング」「ICT」がキーワードになっています。そのなかで、わが校も今秋の正式発表に向けて色々なことを考えていますが、目標として、確実に来るグローバル社会のなかでリーダーを目指せるような子を育てたいと思っています。
エデュ:具体的な構想はありますか?
校長:受験生や親御さんが「一体このコースに入るとどうなるんだろう」とワクワクするような、まだ誰も見たことがない新コースの設置を予定しています。勉強も楽しくやらなければ、頭に入りません。どんな環境を作っていくか、毎日、先生方とも議論を重ねています。
学校選びは家を購入するのと同じ?
エデュ:これから学校選びをするお母さまにメッセージをお願いします。
校長:学校選びは家を購入することと同じだと思っています。家を買うときには、周りの環境や交通量のチェックもして、本当に納得するまで調べますよね。同じように、大切なお子さまが長年通う学校なので、慎重に考えてもらいたいです。
また、ある程度絞り込んだら、第一志望、第二志望を同じ日に比較して欲しいですね。なぜなら人は健康や天候にも左右されるので、体調の良い日と悪い日では感じ方が違ってしまったり、雨の日には伝統校の歴史ある校舎がかすんでみえてしまうことがあります。それではもったいないですよね。
そのうえで、本校を選んでもらえたら嬉しく思います。
編集者から見たポイント
「夢と笑顔が世界一あふれる学校」を目指す日本大学高等学校・中学校は、校長ご自身が大きな夢を持っている学校だと感じました。それに感化され、生徒も自然と無理なく夢を持つ、まさに先生・生徒が一丸となっている学校です。秋に発表される新コースについても、引き続き取材をして皆さまにお届けいたします。
説明会・イベント | 日時 |
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第1回 高等学校説明会・第2回 中学校説明会 | 10月17日(土) |
第2回 高等学校説明会 | 11月14日(土) |
文化祭 | 9月12日(土)・13日(日) |