inter-edu’s eye
6月3日(土)に開かれた日本大学高等学校・中学校(以下、日大中高)の中学校説明会。同日開催の公開授業では、今年度開設された高校スーパーグローバルクラス(以下、SGクラス)のプレゼンテーションの発表がありました。説明会で田村隆校長もおっしゃっていた教育目標「グローバルな視野で、主体的かつ協働的に問題解決できる人材育成」にまさに適う取り組みです。
大盛況の中行われた発表の様子をレポートします。
企業とのコラボレーション
SGクラスでは、全員参加の海外研修や、大学や企業と連携したキャリア教育などがなされていますが、今回お邪魔したのは、「問題解決」という講座でのプレゼンテーションの公開授業。グループ毎にiPadなどを用いて発表しました。
注目すべきは、ニュージーランド航空とのコラボレーションという点で、テーマは「どうしたら日本人にニュージーランドに行ってもらえるか」です。
今回の趣旨を先生にうかがいました。
エデュ:どうしてニュージーランド航空とのコラボになったのですか。
先生:来年予定されているニュージーランド研修の事前学習を一方通行の形にせずに、プレゼンテーションの形にしたいと考えたからです。企業連携ということで、高校生でも解決できそうなテーマを提案していただきました。
外部に向けてのプレゼンテーション
エデュ:企業とのコラボのほか、今回のプレゼンテーションの特徴は何でしょうか。
先生:外部の方に見ていただき、評価してもらうということです。中学校説明会での公開授業ということで、小学生にとってもわかりやすいこともポイントでした。
続いて、生徒たちにも感想を聞いてみました。
エデュ:企業とのコラボによるプレゼンテーションはどうでしたか。
生徒:調べていくうちに「この海岸を見に行きたい」、「これ食べたい」って思うようになって。ということは、自分たちが魅力を感じたことを提案すれば皆さんも行きたくなるかなと気がつきました。
エデュ:終わってみての感想は?
生徒:楽しかった! あと、プレゼンテーションは社会に出たら必須だと思うので、練習できてよかったです。
コラボ企業の担当者のお話
今回のコラボ企業となったニュージーランド航空。生徒たちの出来映えをうかがいました。
エデュ:リハーサルにもいらしたとのことですが、振り返ってみていかがでしたか。
担当者:どんどんうまくなっていって驚きました。 内容も自然や食べ物、アクティビティなど多岐に渡り、広告の方法もSNSやテレビの旅番組、車内広告などいろいろ考えてくれました。参考にしたいアイディアもありましたよ。
テーマ解決のために自ら調べ、検討し、外部の方の前で発表するといった今回の試み。今後は個人での発表を考えているとのこと。さらなるブラッシュアップが期待できそうです。
イベント日程
説明会・イベント | 日程 | 時間 |
---|---|---|
桜苑祭(文化祭) | 9月16日(土)・17日(日) | 10:00~ |
第2回 中学校説明会 | 10月14日(土) | 9:30~ |
第3回 中学校説明会 | 11月25日(土) | 9:30~ |