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6年間のカリキュラム
一世紀以上更新を続ける専門性の高い教科群
初等学校には個性豊かな教科がたくさんあります。低学年には遊び科や散歩科、中学年からは映像科、劇科、舞踊科の授業が始まります。これらの教科は、その独自性と先進性の高さから、数多くの視察を受け、全国の学校へ影響を与えています。
教科の理念や伝統を大切にしながらも、自分たちが行う教育を常に見直して更新し続けています。2023年度で41回を迎えた「教育改造研究会」では、全国の先生方を招き、子どもたちの姿から、これからの授業について研鑽を積みました。このように、学校研究と教科研究を両輪としながら、全国の教育を牽引する取り組みを行っています。
探究学習
遊びから学びへ「広がる」「深まる」
初等学校は子どもたちの遊びを大切にしています。そのため、子どもたちが自由に遊べる時間を学校生活の中で保証しています。
子どもたちは自分が「やりたい」と思ったことを、遊びの中で追求します。失敗してもやり直す。成功するまで活動を調整して挑戦する。これは、今日求められている探究的な学びの姿そのものと言えます。
眼の前の子どもたちの活動に寄り添い、研究的な視点で捉えていくことで、遊びは教科の中で生かすこともできます。子どもの子どもらしい姿を捉えること。そこから教科の学びを立ち上げて、深めていくこと。これこそが本校で脈々と受け継がれている指導のポリシーです。
特別行事
「ここにしかない」を体現する成城教育の核
行事を通した子どもたちの成長はめざましいものがあります。
本校にも、さまざまな行事があります。年間の行事予定表で計画されている行事はもちろん、それぞれのクラスや学年が企画する行事も数多く行われています。このように大小様々な行事で溢れていることが、この学校の大きな特徴の一つです。
この数の多さは、様々な個性を持った子どもたちを受け入れる間口の広さの表われです。自分が輝ける場所が保証されていることで、ほかの子がそれぞれの場所で輝けることに対して、心から応援できるようになります。また、子どもたちの様々な個性が輝くことで、保護者にとっても、初等学校が「ここにしかない」場所へなっていきます。