「神の前にすべての人が兄弟姉妹であり、一人ひとりがかけがえのない存在である」というキリスト教精神に基づき、一人ひとりの個性を大切にした教育を行います。また、個性を伸ばすには、基本的生活習慣の確立が大切です。当たり前のことが当たり前にできるよう、日々の教育に努めています。

建学の精神を具現化した「校訓」は、学園創立以来、変わることなく受け継がれてきました。
従順　正しいこと、よいことは進んでひきうけ、最後まで責任をもって果たします。
勤勉　すすんで学び、何ごとにも真剣に取り組みます。
愛徳　思いやりの心を持って、お互いの成長としあわせをねがい、よろこんで助け合います。

子どもたちの確かな学力を育成するためには、よりわかりやすい授業を実現することが重要です。ICTを効果的に使うことで、視覚や聴覚に訴えかける学びを実現できます。本校では、1人1台のiPad所有を目指し、子どもたちがワクワクするようなプログラムを考え、探究的な学びに取り組んでいます。従来のような先生から児童への一方的な授業ではなく、双方向型の授業やアクティブ・ラーニングが求められているため、ICT教育は、教育の質の向上や時代が求める新しい学びの実現に有効なものとして、全校で取り組んでいます。

体験学習では、「自分から進んでやろうと思う意思が生まれる場」、「全力を出す必要がある場」、「仲間と協力して取り組む場」を設定して活動しています。4年生はプロジェクトアドベンチャーの手法を取り入れ、グループに分かれて、課題解決に挑戦します。5年生は、清里高原の自然を五感で感じながら、専門のレンジャーとともに「大地」、「動物」、「植物」のテーマに分かれてのハイキングなどの活動を行います。6年生は松本・上高地への修学旅行を実施しています。友達と関わり合いながら、歴史を感じ、自然を満喫できる修学旅行は、6年生にとって最高の3日間です。
また、日本の伝統文化に親しむ時間も大切にしています。6年間を通して、茶道、和菓子作り、箏、座禅などを体験します。