1年間のニュージーランド留学で新しい自分に出会う

1年間のニュージーランド留学で新しい自分に出会う

inter-edu’s eye

日本大学櫻丘高等学校(以下、日大櫻丘)で昨年度から開始されたニュージーランド留学制度には、3か月の中期留学と1年間の長期留学があります。今回は、第1回目の長期留学に参加した高校2年のN.Mさんにインタビューを実施。現地での生活や授業のようす、自身が感じた成長についてお話をうかがいました。

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英語力アップと人見知り克服のために挑戦!

昨年の1月から12月にかけてニュージーランド北部のオークランドに滞在し、ホストファミリーと暮らしながら現地校「Sancta Maria College」に通ったN.Mさん。まずは、参加理由や留学前の準備について語っていただきました。

N.Mさんは、受験時から留学を見据えて日大櫻丘を選んだといいます。
N.Mさんは、受験時から留学を見据えて日大櫻丘を選んだといいます。

インターエデュ(以下、エデュ):ニュージーランド長期留学に参加した理由を教えてください。

N.Mさん:英語はもともと苦手だったのですが、中学生のときに通っていた英会話スクールで英語や海外に興味を持ったのと、人見知りしがちな自分を変えたいという思いもあり、留学したいと考えるようになりました。そこで、1年留学しても留年せずに卒業できるなど、留学制度が整っている日大櫻丘に入学を決めました。

エデュ:出発前はどのような準備を行いましたか?

N.Mさん:毎週木曜の放課後に学校で行われる「Online Speaking Training」(希望制)に参加しました。Skypeを使用してネイティブの先生とたくさん英会話ができたので、留学の備えとしてとても有意義だったと感じています。

勉強やコミュニケーションに積極的に取り組んだ日々

次に、現地での過ごし方や授業のようす、印象に残っている思い出についてうかがいました。

エデュ:現地ではどのような生活を送っていましたか?

N.Mさん:最初の2週間は語学学校に通い、その後は現地の高校に通いました。平日は3時半ごろまで授業を受け、放課後には現地の友だちとおしゃべりを楽しみました。家ではホストファミリーと映画を見るのが日課で、土日はビーチやスキー場など、いろいろなところに連れていってもらいました。

フィリピン出身のホストファミリー。さまざまな国の人が集まっているのは多国籍国家ならでは。
フィリピン出身のホストファミリー。さまざまな国の人が集まっているのは多国籍国家ならでは。

エデュ:英語でのコミュニケーションは大変でしたか?

N.Mさん:最初は3か月くらいで英語を自然に話せるようになると思っていたのですが、なかなか上達せず焦りが募りました。そこで、ライティングやリスニングなどの自主勉強を始めたところ、9か月目くらいからやっと自分の言いたいことを英語で話せるようになり、相手の話も理解できるようになりました。現地校のテストでも点数が取れるようになり、先生に「進級できるね」と言われたときは嬉しかったです。

エデュ:現地校での授業のようすについて教えてください。

N.Mさん:3月の終わりから5月にかけては新型コロナの影響でオンライン授業でしたが、学校の授業はノートではなくパソコンを使用したり、ゲーム形式で授業を進めるなど、とても自由な雰囲気でした。特に体育の授業は、スポーツの技術よりもチームのためにどう行動したかが重視され、テストもレポート提出だったので、日本と全然違うなと驚きました。

クラスメイトと食事中の1コマ。男女を問わず仲のよさが伝わってきます。
クラスメイトと食事中の1コマ。男女を問わず仲のよさが伝わってきます。

エデュ:印象に残っている思い出はありますか?

N.Mさん:スポーツが好きなので、お昼時間に友だちとバドミントンをしたり、放課後は公園でラグビーをしたりしてとても楽しかったです。スポーツは簡単な英語でも楽しめるので、一緒に体を動かすことで多くの人と知り合うことができました。

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リスニング力が高まり、現地との繋がりも続く

最後に、帰国後に感じた成長や学校への報告をうかがい、後輩や受験生にむけてメッセージをいただきました。

エデュ:留学前に比べて、どのように成長できたと感じていますか?

N.Mさん:留学前にも英検2級を受けていたのですが、リスニングが苦手で、いつもライティングで点数を取っていました。しかし、留学後に再度受検したところリスニングがよく聞き取れて、自己採点の点数も上がっていたので、英語に慣れることができたのだと実感しました。また、留学先では自分から積極的に話しかけるようにしていたので、人見知りもすっかり治り、その点でも留学してよかったと感じています。

エデュ:帰国後は学校でどんな報告をしましたか? また、留学後に取り組んでいることがあれば教えてください。

N.Mさん:現地での生活や勉強について大木校長に報告したり、レポートを書いたりしました。ホストファミリーとは帰国後もよく連絡を取っていて、英語でのコミュニケーションを続けています。今はクラスの学習進度に追いつけるよう頑張っているところです。

エデュ:長期留学に興味のある後輩や受験生に向けて、メッセージをお願いします。

N.Mさん:やりたいと思ったらぜひ挑戦し、自分の可能性を広げてほしいです。1年は長い気がしますが、英語力を自然に伸ばすには足りないくらいで、だらだらしていたらあっという間に過ぎてしまいます。確実にステップアップするためには、自主勉強を並行して行ったり、積極的に会話することが重要だと思います。ぜひ、頑張ってください!

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編集者から見たポイント

本場の英語に触れることで英語力が飛躍的にアップするのはもちろん、人間性も大きく成長するのは長期留学ならではの魅力。さらに、日大櫻丘では、国内にいながらアメリカの高校の卒業資格を取得できる「U.S.デュアル・ディプロマ・プログラム」が来年度より開始します。新型コロナの影響で来年度の中・長期留学は中止となりますが、日大櫻丘のグローバル教育から引き続き目が離せません。

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