カリキュラム
自立意識向上プログラム
ISM(イズム)
自ら学習する力自立の精神
ISM(イズム)とは、「I Study by Myself.(自分で学ぶ)」、さらには、「I Stand Myself.(自立する)」を意味します。「自分の道を切り開くための忍耐力や集中力を、日頃の生活や学習の中で培っていこう」「他者にも手を差し伸べられることが出来るような、自立した人間になろう」という聖望学園のスローガンにのっとり、自分に必要なことを、自分に合ったレベルで学んでいけるよう、独習のための時間と場所が用意されています。
日頃とは全く異なる形態(連続90分、上・下級生混合スタイル)で学習を行うことにより忍耐力、集中力を強化していきます。また、徹底した学習計画によって各教科の弱点ポイントを補い、その克服に努めることができます。どれだけ進めることができたかを自分の目で確認しながら、明日につなげる学習を率先して行っていけるようになります。
また、徹底した学習計画によって各教科の弱点ポイントを補い、その克服に努めることができます。どれだけ進めることができたかを自分の目で確認しながら、明日につなげる学習を率先して行っていけるようになります。
繰り返しの習慣
生徒たちは、その日の生活・学習内容を振り返って、「R-ISM(リズム)ノート」に記入します。この作業を通じて、「ISM」の進捗状況を把握し、達成感を味わったり、自ら課題を見つけて取り組んだりすることが出来るようになります。ノートは随時担任に提出し、担任からは、質問に対する答えや、必要だと思われるアドバイス、励ましの言葉などが書き添えられて、生徒に返却されます。「R-ISM(リズム)ノート」は、いわば、学校生活のカルテであり、教師と生徒の交換日記でもあります。
ME(ミー)
数学・英語の強化学習
継続学習が必要な数学(Mathematics)と英語(English)のフォローをする「金曜学習ME」。毎週金曜日の放課後、全員参加でのテストや補修を行い、1週間の学習到達度をこまめに確認します。「分からない」を来週に持ち越すことなく、学んだその週のうちに理解し、定着させるためのシステムです。1週間という短いスパンで自らの到達度を確認していくので、苦手な項目を放置することがなくなり、フォローアップ学習の負荷が最小限で済むようになります。
英語教育
生きた外国語の能力を持つ事が本校の第一の教育目標です。変化する大学入試にも揺らぐことのない、本物の英語力を養います。
中学卒業までに英検準2級取得が目標。2020年からセンター試験に代わって実施される入試に、いち早く対応します。
2020年の大学入試改革にともない、センター試験に代わる新しい試験が導入されます。その際、英語に関しては、「英検をはじめとする民間試験での成績が大学受験の際に考慮されるケースが増加する」「4技能(聴く・話す・読む・書く)」をバランスよく身につけているかどうかが、これまで以上に重要な評価基準になる」と言われています。聖望では、英語を本格的に学び始める中学生のうちから丁寧できめ細やかな指導を積み重ね、いずれ迎えるであろう大学入試の突破力を養っていきます。
英語4技能
●Listening 聴解力
●Writing 作文力
●Reading 読解力
●Speaking 発話力
聖望学園英語教育のキーワード
Writing指導
ネイティブ教員の授業では、自分の意見を英語で表現できるよう、文章構成も含めWritingの指導を行っています。
英検指導
受験級別に朝自習を行っています。また2次試験対策も個別で実施し、きめ細やかに指導しています。
ネイティブによる英会話授業
週5コマの授業は、3コマは日本人教員、1コマはネイティブ教員、1コマは日本人教員とネイティブ教員のTeam Teachingにより行っています。
Speakingテスト
3年生は、与えられたテーマに基づき5人グループでディスカッションするSpeakingテストを、前・後期に1回ずつ行っています。
海外留学プログラム
サマースクールや短期留学などの留学プログラムで、生きた英語に触れ、英語圏の文化を学びます。
オンライン英会話
海外の方と1対1で英会話を行います。英語のみで25分会話をするので、実践的な力が身につきます。
少人数制・習熟度別授業
英語の授業は、生徒15人前後習熟度別のクラス編成により、きめ細やかな指導を行っています。
多読の推奨
図書館にある教材 Oxford Reading Tree(英語圏の小学校で使われる「国語」の教科書)を読むことを推奨しています。楽しみながら長文読解力が身につきます。
Interviewテスト
1~2年生は、ネイティブ教員と1:1で会話をするInterviewテストを、前・後期に1回ずつ行っています。
グローバル教育
10年後20年後のグローバル社会で活躍できる国際感覚を持った世界人が目標です。
周囲の人々を尊重しつつ、自分の個性と実力を発揮できる。“共生”と“独自性”の調和を目指します。
“グローバル教育”イコール“英語を身につけること”と思われがちですが、「世界に通用する人材とは?」を考えた時、語学力はほんの一部に過ぎません。自分の生まれた国や地域の文化を理解し、愛する心。他者の価値観や習慣を尊重し、コミュニケーションを持とうとする姿勢。自分の能力を過不足なく見極め、全体の中での自分の役割を果たそうとする責任感。聖望学園は、様々な学校行事を通じて、真にグローバルなスピリットとスキルを持った、未来のリーダー達を育てていきます。
聖望学園グローバル教育のキーワード
オリエンテーション
全校生徒が参加し、新しく始まる一年に、充実した学園生活を送るためにコミュニケーション能力の向上と各種のプレゼンテーションを通して、グローバルでリーダーシップを発揮できる人材の育成のための行事となります。さらには行事のプログラムを通して、各学年での自覚を育成することも目標にしています。
中山祭
学年ごとの合唱や文芸部の発表、運動部は喫茶店を実施。教員は生徒のサポートにまわり、生徒の自主的、自発的な活動を促します。各団体でリーダーが中心となって企画、後輩たちはサポートにまわり運営します。
体育祭
双柳グラウンドにおいて中学高校合同で行われるイベントです。各部で県大会、全国大会レベルの高校生の高い運動能力を目の前に、自分が高校生になった時の姿を思い描きます。近くで教員も応援する中、団結力や協調性を高めます。
校外学習
体験から自ら考え、自ら学ぶ姿勢を大切にするため、多くの校外活動を設けています。活動後には学習内容のプレゼンテーションを行います。縦割り班で活動し、自然に触れ合うことや集団行動の規律を学ぶエコツアー、長崎での平和学習・キリスト教学習・異文化体験、また科学館などの施設見学があります。
奉仕活動
年間を通して行われる里子支援で、世界の子どもたちの現状に目を向け、自分が置かれている環境がいかに恵まれているかということを知るとともに、他者に対する思いやりの心を養います。年一回行われる講演会では、里子の様子を知り、改めて世界の様子を学びます。