inter-edu’s eye

前回の連載ページでは、「清修らしさ」について生徒たちのリアルな声をお届けしましたが、今回は先生の登場です。前編・後編にわたって、各教科の先生に授業で心がけていることや、清修ならではの魅力についてお聞きした内容をご紹介します。

先生方に聞きました!「清修の授業はココが違う」

国語・数学・理科の特徴

清修では、各教科が特徴のある授業を展開しています。前編となる今回は、国語・数学・理科の3教科それぞれについて、先生方にお聞きしました。

◆国語科の先生
国語科の先生

国語は、「課題解決能力」を身につけてほしいと思い、指導しています。課題の本質を見極め、たくさんの情報から役に立つ情報を選択し、文章に分かりやすくまとめる力、そして、ほかの意見に覆されない自らの意思の力を持ってほしいと思っています。きっと他の教科にも役立つ力になるはずです。

授業では、国語の面白さを伝えたいという思いを持ちながら教壇に立っています。例えば、なかなか興味の持ちにくい古文でも、少しでも面白さが分かってもらえるように、私自身が笑顔を絶やさずに、学びやすく楽しい雰囲気を心がけています。

~国語独自の取り組みは?~

論理力向上プログラムとして、毎朝、要約文作成などを含む読解問題にチャレンジ。集大成として、5年生は5000字の論文を約1年かけて作成します。

◆数学科の先生
数学科の先生

学力の個人差が出やすい数学ですが、頑張った分、すぐに結果が出やすいのも数学です。定期的に小テストを行うことで成功体験を増やし、自信が持てるよう工夫しています。まずは基礎をきちんと身につけてから応用問題に取り組むことができるよう、指導しています。

苦手な生徒に対しては、個々の能力に合ったプリントを配るなどして、一人ひとりに合ったオーダーメイドの指導で対応します。また、最新の受験情勢と教科書の内容を照らし合わせて、授業だけでは足りない部分を補習でカバーする受験対策もしています。

~数学独自の取り組みは?~

オリジナル教材を使用し、理論の習得だけでなく、自ら情報を収集し、数学的な手法による分析・発表を通して、社会への問題意識をもち、解決する能力を育てます。

◆理科の先生
理科の先生

理科に苦手意識を持たないように、身近なものにも理科が関連していると気付くような指導をしています。実験を通して論理的に考え、文章にまとめる力を身につけることは、最終的に国語力にもつながるのではないかと考えています。

知識を定着させるためには、反復学習が必要不可欠です。家庭で復習できるよう、週末に宿題を出すようにしています。苦手な生徒に対しては、担任の先生やほかの教科の先生と総合的な情報を共有しながら、生徒に応じた指導をしています。

~理科独自の取り組みは?~

「実験」と「理論」の両輪で成り立つ学問だと実感できる授業を展開。レポート作成でも丁寧に指導を行います。入試対策として、高2・高3を対象に、理科への理解を深めるために特別な実験授業を行うこともあります。

各教科のポイント
プレゼンテーションの場では、教室に設置されているITボード(電子黒板)が活躍します。

もっと知りたい! 各教科のポイントは…?
 国語では、ほかの人と意思疎通をするための「言葉」に着目。言葉遣いや語句の意味、文法など国語力を磨く授業を行っています。
 数学では、「正確な計算力」「柔軟な発想力」「論理的な判断力」の育成が基本。そのうえで、数学だけでなく、社会に出てからも役に立つ問題解決能力を育てていきます。
 理科では、実験やレポート作成などを通して科学的・論理的な思考力を養うことを目標としています。
また、すべての教科において、写真や絵などの画像・動画視聴などで、「分かりやすい授業」を展開します。

押さえておきたい学校説明会日程

日程 イベント名 内容
11月19日(土) 入試問題説明会 学校紹介(入試要項)
平成29年度入試問題の傾向について
11月26日(土) 適性検査型入試説明会 模擬試験・学校紹介「学校側から考える、都立適性検査」
12月3日(土) 入試説明会 入試模擬体験(2科目・4科目受験生対象)・学校紹介
12月23日(金) 適性検査型入試体験会 適性検査型入試・模擬体験
12月25日(日) 適性検査型入試体験会 適性検査型入試・解説授業

※上記の日程以外でも、個別相談、授業・校舎見学は随時受付中です。

編集者が見たポイント

各教科の先生が生徒の情報を共有し、生徒一人ひとりに合った指導ができるのは、少人数教育である清修ならではの魅力ではないでしょうか。次回の連載ページ(後編)では、英語・社会の先生からお話しをうかがいますので、お楽しみに!