芝中学校・芝高等学校

inter-edu’s eye

待望の連載第1回。今回は、男子校の迫力が伝わってくる「芝学園大運動会」に行ってきました！ 4月30日、快晴のこの日。としまえん第一グラウンドでは、赤、黄、白、青の4チームに分かれた生徒たちによる、熱い戦いが行われていました。

勢いよくフラッグを勝ち取る！

競技を見ていて驚いたのは、生徒たちの勢いです。直線距離を走る競技では、ゴール地点に着いても、勢い余って観覧席に飛び込んでしまう生徒も。「受け止めてあげてね」と先生。
また、ドラマも生まれました。ビーチフラッグでは、最後まで残った3名が1本のフラッグを狙う決勝で、黄色チームの2名が勢い余ってフラッグを取り損ね、後からやって来た赤チームの生徒が、フラッグを勝ち取るという、まさかの展開に！ 赤チームの生徒たちがわっと駆け寄り、喜び合う姿は青春そのものでした。

全員で一致団結！ この運動会の魅力の一つです。

さらに、くじ引きで対戦学年を決める綱引きでは、中学生と高校生が当たることもあり、「高校生なんかに負けるな！」と、試合前に気合を入れる姿も見ものです。
中1の生徒は「みんなが全力で応援してくれて、団結力が高いところが魅力です」、高3の生徒も「勝てないからつまらないということはなく、6年間楽しい思い出しかないです」と教えてくれました。

高2、高3によるラストの棒倒しは、中1から見続けている競技のため、“みんなの憧れ”とのこと。生徒たちも真剣そのものの気迫です。負けたチームを見て、「やっぱり守りが重要」、「“はがし”が効果ある」など分析しながら、勝つための作戦を練っていたのが印象的でした。