秀明中学校・高等学校

教室では、イギリス人教員と日本人教員がオールイングリッシュで指導。生徒らは教科書など見ず、相手が話す内容に「It’s nice！」「That’s too bad」などと自然なリアクションを返してスムーズに会話を進めていました。生徒はグループディスカッションをした後、話し合いの結果をiPadで編集し、グラフなどを入れた資料を作成。そして、教室の大型モニターを利用して、資料を元に英語でプレゼンテーションをします。SECでは、授業時間内に“学習・まとめ・プレゼン”までが1セットで行われていました。

コース立ち上げ時からSECに関わっている山本先生は、授業について「私が留学していた時代でも、海外ではテストをするにも資料を提出するにもPCが必要でした。比べると日本だけが遅れていると感じたので、デジタル世代の生徒にはITのスキルをしっかり身につけてほしいです」と、語ってくださいました。

Mr. D：英語の授業で学んだことは、副教科ですぐ実践するようにしています。たとえば、「なぜ？」「どのように？」という質問とリアクションについて、家庭科なら調理方法を説明するときに使い、美術なら絵画鑑賞のとき使うなど、副教科では英語の授業で学んだことを実用的に、かつ、すぐに反復して練習できるのです。一度頭に入れたことを活用するまでのサイクルを早め、何度も使うことで、実社会で使えるレベルに定着します。

これからのSECについて、校長にうかがいました。

校長：イギリス研修では国立ケント大学の敷地内にある秀明の施設（CCC）を訪れるなど、生徒には早くから海外の大学に触れる機会があります。また、秀明大学には観光ビジネス学部や英語情報マネジメント学部など、海外で活躍する仕事につながる学部があります。
難関大学や医大を目指すにせよ、海外に行くにせよ、生徒がどんな進路を希望してもすぐ対応できるだけの英語力を身につけさせ、サポートを続けていきたいと思います。