inter-edu’s eye
2016年、難関大学の合格実績を伸ばした淑徳SC中等部・高等部。その背景には、丁寧な進路サポートはもちろんのこと、生徒にもある傾向が見えてきました。
今回は、学校に聞いた成功の秘訣と、今後の展望についてご紹介していきます。
難関大学に次々と合格!飛躍を見せる合格実績
早稲田大学をはじめ、上智・学習院・明治・青山学院など難関私大の合格者数が飛躍的に伸びた今年。好調な合格実績の裏には、淑徳SCの徹底した学習指導・進路サポートが見えてきました。
学習面においては、早期から個別に指導し、それぞれの生徒に必要な学習をサポート。AO入試、推薦入試対策として面接・小論文などの指導も必要に応じて集団・個別ともに実施したことも高い合格実績につながりました。
難関大学に合格する生徒は、担任の先生だけではなく、教科担当の先生や部活動の顧問の先生などに積極的に進路を相談。さまざまな意見やアドバイスを受けることで進学意欲を高め、さらに学習意欲の向上につなげているようです。また、学校行事や部活動にも積極的に参加。学校生活の充実が学習面にも良い影響を及ぼしていることが分かりました。
伸長のカギは適性検査型入試と高等部からの入学生にあり!
また、中等部の適性検査型入試の導入も合格実績の伸長に一定の成果を挙げていると考えられます。適性検査型入試によって中等部へ入学した生徒たちは、6年間の学校生活の中で自らの能力を磨き、将来性を鑑みた進路の選択をする傾向があります。こうした意識がほかの生徒にも浸透することにより、学校全体の進学意識が高まったとみられます。
これに加え、適性検査型入試で中等部から入学した生徒と高等部から入学した生徒が同じクラスで高校生活を送ることも好調な合格実績の要因の一つといえます。中等部から6年後を見据え、教員とともにコツコツと努力を積み重ねてきた生徒たち。一方、高校から入学した学習意欲・進学意識の高い生徒たち。両者が一緒に高校生活を過ごすことで、モチベーションが停滞することなく、お互いに刺激を受けながら合格に向けて積極的に学習するという相乗効果もみられました。
鉄壁のサポート体制でさらなる高みへ
淑徳SCでは、進路の行事として進路講演会や本校の卒業生の話を聞く機会を設けているほか、外部の進学相談会等への参加も生徒に対して積極的に声掛けしています。また、DFL(Design the Future for Ladies)という独自のキャリア教育のプログラムもあり、進路指導と同時並行で取り組むことで実践的な進路学習を行っています。生徒からの進路相談に対しても親身になって対応し、クラス担任と複数の教員で生徒からの相談内容を分析して、生徒の可能性を引き上げられるように協力しています。学習面では、英検を中心とした各種検定の合格で、成功体験を積み重ね、学習意欲の向上をはかっています。
今後は、新たな取り組みとして高等部全体でエゴグラムを実施。自己理解を深め、生徒自身の進路選択の参考になるよう役立てていく方針です。さらに、難関私大だけではなく、国公立大学への進学も視野に入れた進路サポートを行っていきます。
編集者が見たポイント
勉強だけでなく、部活、学校行事にも一生懸命に取り組む、というのは難関大の合格を勝ち取る生徒によくみられる特徴です。時間を有効に使うために計画を自分なりに立て、途中で投げ出さずにやり遂げることを繰り返すうちに、自然と目標も高まっていくからではないでしょうか。適性検査型入試の導入により、生徒間のモチベーションが一層高まった様子から、今後ますますのレベルアップが期待されます。
イベント日程
内容 | 開催日 | 時間 |
---|---|---|
学校見学会 | 6月25日(土) | 14:00~ |
オープンキャンパス | 7月17日(日) | 10:30~ |
学校説明会 | 7月31日(日) | 11:00~ |
学校説明会 | 8月28日(日) | 11:00~ |
学校説明会 | 9月3日(土) | 14:00~ |
オープンキャンパス | 9月11日(日) | 10:30~ |