淑徳SC中等部・高等部

女性の社会進出が当たり前の時代になった一方で、依然として女性のライフステージには妊娠や出産など人生の大きな転換期があり、さらに育児や家事など多くの役割もあります。このため、女性の特性を理解し、女性ならではの人生設計を考えることはとても重要です。
淑徳SCでは、女性の人生設計（=DFL）を生徒と共に考え、生徒が自らの道を自らの努力で切り開いて行けるよう、サポートしています。

他者理解

友達や家族との関係を考え、相手の立場を理解した言動を学びます。
「自分の思いを伝えるにはどうすればいいか」、「良好な人間関係のために何が必要か」を探るため、さまざまな場面を想定したロールプレイングをしたり、生徒がグループになり、シナリオ作りに挑戦します。

社会で活躍するOGから話を聞きます

2017年9月には、卒業生であり、スノーボードでオリンピックに出場した森 奈賀子さんが来校しました。在学中の成績は芳しいものではなく、進路は決まっていなかったという学生時代の話題や、選手引退後に米国公認会計士の資格を取得して活躍していることなど、森さんが自身の夢を叶えるまでの道のりを語りました。

DFLで自らを知り、他を受け入れ、女性が学ぶことの大切さを段階的に学ぶ淑徳SCの生徒たち。さらに、彼女らは学校生活で教養を高め、社会性を養い、人間性を磨きます。
このように、淑徳SCでは、女性としての特性をよく理解し、仏教でいう「共生」（多くの人と共に手を携え、支え合うこと）を実践して、これからの時代をよりよく生きるための力を身につけた女性を社会に輩出することを目標としています。