クラス・学年・クラブ展示や発表が57もキラキラ、ワクワクの空想の世界へようこそ！

掲載日：2023年10月31日

十文字中学・高等学校（以下、十文字）の文化祭、「十文字祭」が9月22日(金)・23日(土)に開催されました。コロナ禍前に戻したフル開催となり、一般公開の23日には大勢の来場者が訪れ、会場は熱気に包まれました。
十文字生の青春の1ページを華やかに飾った十文字祭。当日の様子と、5年生（高校2年生）の文化祭実行委員3名にうかがった十文字祭への想いと学校生活の様子をお届けします。

学校公式サイト

1ワクワクの空想の世界へようこそ！

2十文字ガールズの底力

3ガールズパワー全開でチャレンジができる学校

4イベント日程

全校生徒約1,300名のパワーが結集した展示と発表は、見どころがいっぱい！
来場者の目と心を楽しませました。その一部をご紹介します。

64回目となる十文字祭のテーマは「空想の旅」。十文字生の子ども心、遊び心がいっぱいの空想の旅へとご案内します！
十文字、東京都立文京高等学校、巣鴨中学校・巣鴨高等学校3校の初共演合同展示。近隣学校とのコラボ展示も斬新なアイデア
カラフルなバルーンが目を引く図書館。図書部が企画した「宝探し」や「ワークショップ」のイベントが盛況。図書館が憩いの場に
22日に校庭で行われた、吹奏楽部とバトン部の発表。吹奏楽部の演奏に合わせてバトン部が演技。十文字祭を大いに盛り上げました
JRC（青少年赤十字）部のアメリカンレトロをテーマにしたフェアトレード商品の販売。社会貢献活動に興味を持ってもらうきっかけにも
オリジナルスイーツを提供する喫茶と仕掛けが楽しめる展示。小学生が多く集まっていました
UVレジンやグラスサンドアートなど、楽しみながら理科実験ができる展示。昨年に続き今年も大盛況とのこと
教室内にさまざまな仕掛けをし、カートに乗って冒険の旅気分が味わえる、子ども心いっぱいの展示
講堂では学芸部の発表が行われました。舞台に立つ緊張も達成感も忘れられない思い出に
体育館ではバトン部・体操部・高校バレー部・5年有志、プールでは水泳部による「アーティスティックスイミング」の発表が行われました

十文字祭の全プログラムはこちら

文化祭実行委員の幹部三役（委員長・書記・会計）に、
十文字祭の準備の様子や運営についてお話をうかがいました。

H.U.さん

文化祭実行委員幹部：書記
コース：リベラルアーツコース
部活：バドミントン部
委員会：広報委員（校内案内係）

K.M.さん

文化祭実行委員幹部：実行委員長
コース：リベラルアーツコース
部活：美術部
委員会：広報委員（SNS係）

K.U.さん

文化祭実行委員幹部：会計
コース：特選（人文）コース
部活：マンドリン部（副部長）

高校からの3つのコース制って？

どんな文化祭を目指してきましたか？

今年は4年ぶりに、クラス展示では喫茶やお化け屋敷、多目的ホールではピザの販売、カフェテリアでの食事販売ができました。コロナ禍でできなかったことがやれる分、華やかになりますし、元気な感じが伝わる文化祭にしたいと思って作ってきました。

H.U.さん

実行委員として盛り上げていく気持ちや楽しい雰囲気を、来てくれたお客さんに伝えたいと思ったことと、十文字祭に来てくれた受験生が「十文字に通いたい！」と思ってもらえるように準備してきました。

K.M.さん

先輩方の後ろ姿を見て、私たちも先輩と同じように、また先輩たちを超えるような素敵な文化祭を作りたいと思って取り組んできました。

K.U.さん

準備で大変だったことは何ですか？

シンデレラ階段の装飾です。通常は1週間かけて装飾するのですが、今回は私たち幹部3役が引き受けて、文化部で色塗り、カット、貼りつけの作業を2日間で行いました。疲れ過ぎて途中からみんなが虚無状態に…。
でも、完成後はみんなで達成感を味わえて良かったです。

K.M.さん

やって本当に良かったよね！

H.U.さん

シンデレラ階段 — 2日間で完成した見事な階段装飾。来年も十文字祭に登場することを期待！

前日の準備で結構トラブルもあったよね。

H.U.さん

各展示担当に伝わっていない注意事項があり、本部から展示の教室へと走りまわりました。本部の仕事をしながらも、臨機応変な対応をしなければならず大変でした。

K.M.さん

安全面も気を使いました。換気をする、ゴミが落ちていたら拾う、喫茶の裏や控室も整理整頓するように声掛けしました。

H.U.さん

4年ぶりのフル開催だったのでここ2・3年分の資料があまり使えなかったことも大変でした。頼りになる情報が少なく、1から作らなければならなかったことも大変でした。

K.M.さん

生徒がしっかりと自分の言葉で語っている様子を、終始笑顔でうかがっていた
生徒部部長の武岡Ines恵美子先生。どのように感じたのでしょうか？

4年ぶりのフル開催で、経験も資料もほとんどないところからのスタートでした。最初は手探り状態で、「どうなるのかな？」と思う部分もありましたが、ここまでよく作り上げたと感心しました。
今年の十文字祭の経験から、来年に繋げていくという点では、本当に良いスタートを切ったと思います。生徒には何事にも主体性を持って取り組むことを語りかけてきました。生徒が中心となって作り上げた文化祭が出来上がったことを大変嬉しく思います。

武岡先生

主体性を育てる教育とは？