くにたちキッズインターナショナルスクール

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英語を学ぶのは入園してからでOK!国際的な環境で楽しみながら学ぶインターナショナルプリスクール

inter-edu’s eye

幼少期から英語に慣れさせたい、幼稚園からインターナショナルスクールへ、と考えたものの子どもも親も英語が堪 能でないと無理なのでは? という印象があるかもしれません。しかし、東京・立川にあるくにたちキッズインターナショナルスクール(以下、くにたちキッズ)は英語の心配は無用! という認可外保育施設のインターナショナルプリスクール(幼稚園)です。多国籍の子どもたちと一緒に楽しく遊び、学べる英語環境があります。

英語の心配なし!日本人スタッフがしっかりサポート

くにたちキッズが設立されたのは2003年。当時は東京・福生にある横田基地の未就学児の受け入れからスタートしました。
現在は1歳10か月から6歳までの園児約75名が通園し、外国生籍の生徒のほとんどがアメリカ国籍、韓国籍、東南アジアの生徒ですが、30名は日本人の園児です。日本人の園児および保護者にどのようなサポートを行っているのか施設長の村上嘉昭さんにうかがいました。

夏は園庭で水遊び。子どもたちはおおはしゃぎ

カリキュラムの特徴を教えてください。

村上さん

村上さん

大きく2つに分かれます。2歳児クラスは幼稚園に上がる準備をする段階として、まず園に慣れることを重視しています。
3歳児以上のクラスからは小学校に上がる準備を始めます。どの小学校でも順応できるような教育と同時に、小学校先取り学習を行っており、年長クラスでの算数では2桁の足し算・引き算も履修しています。これは他のインターナショナルスクール(以下、インター)と比べても早いほうではないかと思います。

日本人のご家庭へのサポートについて教えてください。

村上さん

村上さん

英語が話せることが条件というインターは多いので、英語の心配をされるご家庭は多いですが、当園の場合、まったく心配いりません。家族の誰も英語が話せないという場合でも、日本人スタッフがしっかりサポートします。また基本的に講師全員、日本語に通じていますので、何かあれば日本語でお話いただいて大丈夫です。お子さまの英語の勉強については私どもに任せていただければと思います。
もう一つは、保護者会などはありませんし、ご家庭に対して我々からこれをやって欲しいとお願いすることはないです。気になることがあればどんどん我々にお話いただければと思います。

日本人生徒さんの様子はどうでしょうか。

村上さん

村上さん

日本人は日本人同士で遊ぶわけでもなく、子どもたちなりにコミュニケーションをとりながらどの子も一緒になって遊んでいます。当園の子たちはとても屈託なくよくしゃべります。伝わっているかどうかはお構いなしで外国人講師に向かっても日本語でしゃべることもありますが、それで良いと思っています。自分の考えを自分の言葉で表現しようとしているのですから。そういうとき講師は「つまりこういうこと?」と英語で問い直します。それが英語の学びにもなっています。

年長クラスの国語の授業

どのくらいで慣れるでしょうか。

村上さん

村上さん

2週間もあれば慣れてしまいます。話さない子もいますが、無理強いはしません。そんなお子さまでも意外と家ではよく話すことも多いです。 私どもで大事にしているのは、子どもに合わせて話すのではなく、我々大人が通常話す速度の英語で子どもたちに話しています。慣れてくれば大人同士で話す英語も理解できるようになっていきます。

強みは進路サポート。くにたちキッズで納得いく進路選択を

「お気軽になんでも相談してください」と施設長の村上さん

小学校への進路サポートについて教えてください。

村上さん

村上さん

秋に私立小学校を受験するご家庭を除いて、7月までに9割の生徒の志望を決めます。そのためには逆算して年中クラスの7月には志望先を決めるようご家庭にもアプローチしています。 保護者の方からは、インターが向いているか日本の学校がいいのかというご相談をよく受けますが、どんなご希望でも必ず受け入れ、希望の学校に行けるように、納得のいく進路を用意できるようにサポートしています。

どんな進学先を選ばれていますか。

石原先生

村上さん

3割は姉妹校でもあるコロンビア・インターナショナルスクールに進学します。1割は公立、残りは啓明学園初等学校や帝京大学小学校といった英語教育に力を入れている私立やLCA国際小学校などに進学されています。

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毎日、日本人シェフによる手作りの給食を提供。メニューも日本ではおなじみのものが出ます
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七夕イベントも。日本の伝統行事は文化を知るだけでなく、短冊に日本語を書くことで日本語学習にもなっています
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コロンビア・インターナショナルスクール主催のEPAC(複数のインターナショナルプリスクールが集まる発表会)で1位に!
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スクールバスは国立・立川方面、横田基地方面に平日毎日運行
日本人園児の保護者に
聞いたくにたちキッズ

くにたちキッズのことを知ったのは、私の職場近くに園のバスが通っていたことがきっかけでした。両親・本人共に英語はできなかったのですが、バスの送迎もあり、職場が近いということで通わせることにしました。
子どもは初めて体験する環境に、最初のうちは毎日泣きながら登園していたので馴染めるか不安でしたが、先生方みなさんが気にかけてくださり、日本語でも対応していただいたので少しずつ慣れ、今では毎日楽しく通っています。
とにかく英語のスキルが著しく伸びて驚いています。ほかの科目もどんどんできる事が増え、お友達もたくさんできて、喧嘩もできるくらい仲良くなりました。これからもくにたちキッズで学んだ英語のスキルを維持して欲しいです。

子どもたちの自立を促す くにたちキッズの教育

くにたちキッズが目指していることや園児たちが将来どんな人間に育ってほしいか、クリス園長にお話をうかがいました。

クリス園長

くにたちキッズのビジョンを教えてください。

クリス園長

クリス園長

一番は当園に慣れ、学ぶことを楽しんでほしいです。 またさまざまな国籍の子どもたちが通っていますので、互いの文化を尊重し、リスペクトをすること、友達や周りの人を大切にしながら、自立することを学んでほしいと思っています。

「自立を学ぶ」ことについて、どのように身につけさせているのでしょうか。

クリス園長

クリス園長

まず自分でできることは自分で行うこと。また先生から子どもたちに対して与えたタスクを実行していくことで、子どもたちにも責任感を持たせています。また私たちはさまざまな場面で選択肢を多く与えています。例えば思うようなことができずパニックになって泣いてしまう子にも、「君はどうしたい?」と自分ですべきか決めることを見つけられるようアプローチします。そうすることで自発的に考える習慣が身につくと考えています。

「学ぶことを楽しむ」ということではどのようなことをされていますか。

クリス園長

クリス園長

当園は幼稚園でもあり進学校でもあるので、学んでほしいことはいっぱいあります。でも教科書をガチガチにやりこむという形式ではなく、子どもたちが興味を持つものを取り入れながら行います。例えば私はポケモンをよく使用するのですが、工作でポケモンの塗り絵をしながら鉛筆の持ち方を学習する、算数でもポケモンを題材に使うと子どもたちも興味を持って聞いてくれる。日常的にあるものから学ぶこともできるということを示しています。

くにたちキッズで学んだ生徒たちがどんな風に育ってほしいと思われますか。

クリス園長

クリス園長

学ぶことに拒否感を持ってほしくない、当園に来ることを楽しんでほしいのです。いろいろな 国籍、文化、また家庭環境もバラバラ な子どもたちが一緒に学ぶ、そういう子たちが楽しいと思ってくれれば教育者冥利につきますし、また学校はそういう環境でないといけないと思っています。幼稚園時代の記憶は大きくなるにつれ薄れていくと思いますが、楽しい記憶が少しでも残っていれば、その後小学校、中学校に上がっても学校が楽しい、学ぶことが楽しいという子に育つと思うのです。

夏祭りを開催!みんなでお神輿を担いで日本文化も一緒に体験

編集後記

同園では年少から週2回日本語の授業もあり、学校イベントでも七夕など日本の伝統行事も取り入れるなど、海外の文化、日本の文化も大切にしているとのことでした。見学や個別説明会は随時行われているとのこと。ぜひくにたちキッズを訪れ、元気に遊び学ぶ子どもたちの様子を実際にご覧になってください。

イベント情報一覧

見学申し込み、個別説明会は随時対応。
日本語、英語どちらも対応しています。