大学入試傾向分析インタビュー ラ・サール高等学校・中学校
学校の特色について教えてください
カトリックの教育修道会ラ・サール会により1950年に設立。雄大な桜島を仰ぎ見る絶好の環境に、全国から高い志を持った優秀な男子が集い、互いに切磋琢磨して能力を伸ばし心身共に逞しく成長する。
寮は校内にあり、規律正しい生活を通して、自立心や協調性、互いの強い絆が養われる。通学に時間がかからず塾にも行かないので、8~9割の生徒が部活動に参加する。春・秋の遠足、夏のキャンプ、冬の桜島一周、文化祭、体育祭、クラスマッチ、クリスマスバスケットバザーなど、生徒主体の楽しい行事も多い。新寮が2013年12月完成。
今年の受験傾向を教えてください
医師として社会に貢献したいという志望を持つ生徒が、本校には以前からかなりの割合でいたが、最近その割合を高めている。国公立医学部もそうだが、東大をはじめとするハイレベルな大学にも、塾や予備校に行かずに合格できるように、学校としてカリキュラムを準備している。
今春も卒業生たちは、高い志望を持って大学入試に臨んでいる。東大合格者は、志願者が減少気味でなかなか期待通りにはいかないが、昨年より挽回することができた。医学部合格者は、まだ集計中であるが、例年と同じような数になるのではないかと予測している。