連載インタビュー 第2回 栄光学園中学校・高等学校
inter-edu's eye
神奈川の注目校の中でも人気のカトリック系男子校・栄光学園中学校。
今回は広報委員長である伊藤先生にその学園の魅力のみならず、私学の魅力や神奈川の受験状況についても語っていただきました。
【第2回】栄光学園が考える私学の魅力とは
エデュ:ここ数年で、私立学校を取り巻く環境も変化したと思いますが、御校にとってはどのように状況が変化しましたか?
伊藤先生:本校では受験者数の多少の増減はありますが、受験者数が大きく減少したり、受験生の学力が変化したりすることは、起こっておりません。
私学全体では、少子化や経済状況の厳しさ、公立中高一貫校の出現や、公立高校の無償化などによって、長期的には受験生は減っているようですが。
エデュ:私学ならではの魅力を教えて下さい。
伊藤先生:私学には、その学校独自の教育理念、拠って立つところがあります。
これは、日常の学習活動や課外活動でストレートに伝えるというものでないことも多いのですが、一つ一つの教育活動が根ざしているものです。
本校がカトリック校であることも、宗教教育そのものをするのではなく、教員の側が、カトリック校であることを意識しつつ教育に臨むというところに、意義があると思います。
本校の理念をあらわすキーワードの一つ、『MEN FOR OTHERS(他者のための人間)』からは、単に人のために、ということだけではなく、自身は他者からも恩恵を受けており、他者と協調・協力することで、人間社会の中で生きていることを感じ、自分の力を喜んで人々のために生かすことを身につけてもらいたいと考えています。
経済的な価値では測れない、さまざまな特色が私学にはあります。
⇒第3回「勉強は試験の為ではない!広く知識を高める教育方針」
栄光学園中学校・高等学校 | |
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