注目の大学進学プログラムがある学校特集
北嶺中・高等学校
目指すなら高い嶺―少数精鋭の北嶺だからできること
少数精鋭で「高い嶺を目指す」男子の進学校「北嶺中・高等学校」。文武両道で心豊かな人間の形成を根幹に、「全人教育」を掲げ、知(知識)・情(感情)・意(意志)・体(身体)すべてのバランスがとれた青年を育てることを目標としています。
創立以来、中学・高校を通した教育課程を編成し、教育内容に一貫性を持たせ学習指導の充実を図るとともに、柔道とラグビーを「校技」と位置づけ、入学時から授業に取り入れています。また、1年生から5年生まで年1回、全校登山も実施。持久力や忍耐力なども育みます。
その結果、毎年難関大学への合格者を輩出するとともに、卒業時には8割以上の生徒が柔道黒帯を取得。まさに「文武両道」の学校生活を実現させます。こうした「文武両道」が可能な理由を紐解いてみましょう。
大学進学に向けた特別プログラム・カリキュラム
少人数教育だからこそ可能な、中高一貫教育ならではの教育カリキュラムがあります。まず、1・2学年の2年間では、基本的な学習の姿勢を身につけ、学習への興味・意欲を定着させます。北嶺では、公立中学校に比べ、主要5科目にかける授業時間数が多いので、ゆっくりと時間をかけて、2年間で中学の学習内容を終えることができます。
3・4学年では、この期間を「将来像の選択準備期間」と考え、職業・進路指導などを本格化。そのために、将来像を固められるような情報や機会を提供しています。4年生の3月には2週間の海外語学研修が行われます。北嶺最大ともいえるイベントでは、さまざまな異文化を体験し、国際化時代に羽ばたく絶好の機会となっています。また、海外研修までに英検準2級の合格を目指すことも学習意欲を刺激。実際に高い合格率を残しています。
5・6学年では、進路に合わせて能力の上積みを図ります。英語・数学などは能力別のクラスに分かれて授業を行います。6年生では、受験に向けて、弱点を補いながら更なる能力の向上を目指します。大学合格に向けて周囲が全面的にバックアップ。日常の講習では、東大レベル、北大レベル、センターレベルなどの講座が数多く用意されています。
また、北嶺では普段の授業に加え、日常講習、夏期・冬期・春期講習、模擬試験、個人添削などさまざまな形で進路実現をサポート。1学年120人なので生徒と教員の距離がとても近く、親身な進路指導が実現されています。
4・5年生の希望者を対象とした「東京の大学見学ツアー」では、進路を考え、学習意欲を高めるきっかけになると好評です。1泊2日のツアーでは、社会人のOBなどを交えた座談会も開催しています。
そのほかにもさまざまな分野の第一線で活躍されている方々を講師に招いた進路講演会も実施。北嶺生にさまざまな可能性の扉を開いてもらうことを目的としています。
独自のプログラムによる高い実績
開校以来、数多くの北嶺生が東大や国公立医学部などの難関大学へと進学しています。
21年連続で東京大学合格者を輩出しているほか、国公立医学部には363名、北海道大学へは392名もの合格者を送り出しています。
今年度の卒業生128名のうち、現役で全体の3人に1人が東大、京大、医学部、半数が旧帝大、早慶以上に進学しています。
受験生へ一言・在校生の「生の声」
それでは、最後に在校生の声を紹介しましょう。
“この北嶺という学校の一年間は色々と楽しい行事がたくさんあります。中にはこの学校にしかない行事もあります。その北嶺ならではの行事をいくつか紹介します。
まずは、北嶺祭でしょう。たぶん一年中でいちばん楽しい行事だと思います。各クラスの展示を見たり、体育館で催し物を見たりととても楽しい学校祭だと思います。
次にラグビー大会です。一年間、ラグビーの授業で習った技術を生かした白熱した試合展開は目が離せません。チーム一丸となってトライを決めた時の喜びは、これこそラグビーの醍醐味だと思います。
最後に柔道大会です。これも一年間授業で教わった技のキレや正確さが勝負を決めます。個人戦と団体戦があって、どちらも試合は白熱し、技が決まると応援席から「おぉー」と歓声とため息がわき上がります。この他にも北嶺生活には楽しい学校行事がたくさんあります。”
“みなさん合格おめでとうございます。僕はここでみなさんに、北嶺中・高等学校についてお話ししようと思います。
北嶺の良い所はまず、自然に恵まれているところです。休み時間には、すぐ近くにある山に登ったりして、めいっぱい遊ぶことができます。また、この自然に住んでいる様々な生き物を見ることができます。部活中に、きつねがテニスコートに来たこともありました。
学習面では、先生方が親切に教えてくれます。一年に五回ある定期テストで自分の苦手なところを克服できます。
あと、寮で食べる昼食(「寮食」といいます)がおいしいです。
みなさんの入学を心待ちにしています。それでは、残り少ない小学校生活を全力でがんばってください。”