学校特集　埼玉の学校　東京成徳大学深谷中学校（認可手続中）・高等学校

本校には「徳を成す人間の育成」という建学の精神があります。これを背景にして、今日の日本社会で求められている「国際社会で活躍できるグローバルな人間」としての資質を育成する教育の実現を図るために中学を開校します。そこで特に力を入れるのが、「実践的英語力」と「コミュニケーション能力」の育成です。

中学段階での英語教育については、基礎期における充分な定着を目指して学習を展開します。習熟度別で行われる通常授業に加え、毎週火曜・木曜は７時間目の授業後にさらに英検対策に特化した講習を行います。また、学年が上がるとTOEICの受験も予定しており、その対策としてALTによる英会話の授業が用意されています。こうして「読む」「書く」「話す」「聞く」の４技能からなる実践的英語力を身につけることができます。
また中３でマレーシア・シンガポールへの修学旅行を予定しています。現地校との交流でおそらく生徒たちは英語の大切さとともに、もっと英語力を身につける必要があることを痛感することと思います。これがその後の英語学習に対する強力なモティベーションになるはずです。

生徒のコミュニケーション能力を育む取り組みとして、多くの学校行事が計画されています。中でも特徴的なプログラムが、「深谷ねぎ」を題材にした農業体験です。中１では地元深谷、中２で県外、中３では修学旅行の際にマレーシアで体験を行う予定になっています。ただし「植えて収穫する」というただの農業体験ではありません。特に宿泊を伴う中２の体験では普段接することのない人々と親密なコミュニケーションが生まれ、生徒を一回りも二回りも成長させてくれることでしょう。また農業を通じて生徒たちに深く考え、議論することを促していくつもりです。このように、行事もただ体験するだけでなく、コミュニケーション能力を高めるための仕組みが随所にちりばめられているのです。

入学試験日程・試験教科等（予定）