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投稿者: 保護者 (ID:abzG4dUopkg) 投稿日時:2024年 04月 23日 17:51
某音楽教室で子どもがピアノを習っています。私は外で待っているのですが、他の教室の音も少し聞こえてきます。
同じくらいの時間帯に年齢がだいたい同じくらいの女の子と男の子が同じ先生(我が子とは別の先生です)にそれぞれレッスンを受けているのですが、先のレッスンの女の子の方はよく練習してきているのかいつも上手で、後の時間枠の男の子の方はかなりゆっくり弾いてなんとか弾けているような感じです。
しかし不思議なことに曲が進むペースは同じくらいです。
素人耳には明らかに女の子のほうが仕上がっているのですが、、レッスンの進度は何で決まるのでしょうか?
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【7457132】 投稿者: 個性に合わせて (ID:iVwmYKXjPzo) 投稿日時:2024年 04月 23日 18:15
スパルタで頑張って弾かせるようなことをしても子供がついてこないので、子供一人一人によりそって、その個性を活かすような教え方をされているピアノ講師の方が多いのではないでしょうか?
ピアノの先生と話をした時、最近は自宅であまりレッスンをしてこない生徒さんも多いと伺いました。
それではいつまでも曲は完成しませんが、いつまでも同じ曲だと飽きてしまうので、曲の仕上がりに関係なく、目先を変えるために次の曲に進む場合があるのかもしれません。
うちの子供の場合は、比較的自宅レッスンも頑張って(親が頑張らせて)仕上げていきましたが、発表会やコンクールになると全然進まなくなっていました。
というのも、子供が好きな曲を選んでいたためです。
かなりの難曲を選び、ずっとその曲ばかりレッスンすることになって、普通のレッスンの曲を弾く暇がなかったのです。
年中、発表会&コンクールの難曲ばかり練習している感じでした。
ピアノ講師の先生も、最初はいろいろレベルに合った曲を提示してくれるのですが、結局本人が気に入らず、気に入った曲は全部難曲。
だんだん、先生も諦めて子供のやりたい曲をやらせてくれるようになりました。
それも子供の個性の一つと思っていただいたのだと思います。
そういう進め方がいいのか悪いのか、音楽教育には詳しくないのでよくわかりません。おそらくダメなんでしょうね。
ただし、最終的には子供が楽しむのが一番だと、折れてくれていたのではないかと思います。
また、ずっと同じ曲に取り組むことになるのですが、最初は全然弾けなかった曲が、次第に形になり、最終的には(発表会やコンクールに間に合わせて)、しっかり弾きこなしていたので、それもあって、先生がそうしたやり方を認めてくださるようになったのかもしれません。
大手の音楽教室でしたので、グレード審査のようなものもあったのですが、グレードに関係ある曲をまったくやらないので、グレードはずっと低いままでしたが、発表会ではショパンの難曲を弾く、というなんだか変な状況でした。
先生も、グレードを上げることは断念していたような雰囲気もありました。
要するに今のピアノの先生方は、それぞれの子供に合わせて、いろいろ工夫なさっているのではないかと思います。 -
【7457143】 投稿者: 通りすがり (ID:xjM35PCZZE6) 投稿日時:2024年 04月 23日 18:33
子供の能力に合わせて合格ラインを変えていると思います。
うちの子は、非常によく練習していたので、「この子はもしかして音大進学もありえる」と先生が考えて、かなり厳しい合格ラインでした。
発表会でも、背伸びはさせず、完成度を高める曲でした。
しかし、あまり練習して来ていないお子さんは、同じ合格基準だと簡単な曲しか弾けずつまらないので、発表会ではかなり背伸びをした選曲で、間違えたり、止まったりしていていてもOKでした。
頑張っている子ほど、将来のことを考えて厳しく教えて、簡単に合格させません。
わかりやすい例が、ブルグミュラーのアラベスクです。
あの曲は子供に大人気ですが、右手メロディから左手メロディになっても、同じ速さとクオリティを保つのは、かなり難しいです。
あまり練習してこない趣味の子は、左手メロディで急にゆっくりなテンポになりますが、それでも先生は合格させてあげています。
うちの子は、左手を右手と同じクオリティで弾けるレベルにならないと、そもそもあの曲を弾かせてもらえませんでした。
中学生になっても高校生になってもピアノを続けそうな子は、あえて厳しくて、変な癖をつけないようにしてあげないと、あとで後悔します。厳しいことが先生の優しさです。
しかしそこまで上を目指していない子は、そんなに厳しくすると楽しくないのでやめてしまいますので、手加減してあげます。 -
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【7457172】 投稿者: 保護者 (ID:bDcHfQGrSAE) 投稿日時:2024年 04月 23日 19:07
その子によって合格基準が異なるのですね。
頑張っていても同じ曲かあ、と側で見ていてモチベーションが下がりそうだなと思ってしまいました。女の子の方が早い時間なので、女の子は男の子がどんな弾き方で同じ曲なのかは知らないのが幸いですが。 -
【7457512】 投稿者: ピアノ講師です (ID:ZrEYeXqD9RY) 投稿日時:2024年 04月 24日 07:57
自宅と週一で某音楽教室でも教えています。
音楽教室の方は先生によって指導に差がないようにマニュアル化がされており、ある程度の合格基準は決まっています。
ただそれでも、みなさん仰るようにお子さんによって指導は変わってきます。
真剣に頑張る子もいれば、レッスンの日しか弾かない子もいます。勝ち気な子もいればすぐくじけちゃう子も。また、もともと感性の良い子もいれば、どんなに練習してももともとのセンスに恵まれなかった子も。本当にそれぞれなんです。そして今の時代、たくさん習い事や塾で忙しい子も多いです。せっかくピアノを弾いてみたいと扉を叩いてくれた生徒さんたちがそれぞれの形で楽しく学べればいいなと、どの先生も思ってのご指導だと思います。 -
【7457570】 投稿者: 通りすがり (ID:xjM35PCZZE6) 投稿日時:2024年 04月 24日 09:35
>頑張っていても同じ曲かあ、と側で見ていてモチベーションが下がりそうだなと思ってしまいました。
この思考は、芸術の習い事というものがわかっていないです。
子供は優しく褒めてあげれば満足するわけではないです。
逆に厳しいことを言われて自分が成長していると感じるほど、楽しくなってくるものなのです。
ろくに注意せずマルをくれるなら、素人でも先生ができます。習い事というのは、細かいことを言ってくれる先生に指導してもらえることに価値があるのです。
うちは個人教室ですが、音楽教室であれば、才能のありそうな子は良い先生(コンクール指導もできる点のからい先生)をつけてもらえることが光栄で、逆に優しいだけの先生だと不満に思う人もいると思いますよ。
ちなみにうちの先生は基本的に褒めません。「まあいいかな(かろうじてマル)」が最上褒め言葉(笑)
うちの祖父母や親戚もぜんぜん褒めません。孫娘や姪の演奏に注意ばかりですが、非常に勉強になります。
褒めてくれるのは、見知らぬ他人ばかりです。(知らない人から話しかけられて褒められると嬉しいものですね)
上を目指したい子は、厳しくても先生が褒めてくれなくてもいいんです。
先生はその子の性格を見て指導されているのだと思いますよ。甘い指導では満足できない子も一定数いるのです。 -
【7457616】 投稿者: 通りすがり (ID:xjM35PCZZE6) 投稿日時:2024年 04月 24日 10:25
ちなみに「生活の中心がピアノ。親戚に音大卒もいる。」というご家庭と、「バレエも英会話もスイミングもいくつもやっていてピアノも」や「スポーツ選手を目指していて、ピアノにまで厳しさは求めていない」や「最大の目標はクラス合唱伴奏(芸術はよくわからない)」「中学受験するから小4以降は塾優先」というご家庭では、レッスンに求めるものが違うので、先生もそれを考えて決めていると思います。
個人レッスンの良いところは、各家庭のそういった価値観に合わせられることだと思います。
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