将来の選択肢を増やすために 適性検査型入試にチャレンジ

エデュ：中学受験をしようと思ったのはなぜですか？

澁谷さん親から、中学も高校や大学と同じように選択肢があると受験を勧められたのがきっかけです。私も自分で中学を選ぶのは貴重な機会だと思ったので受験しました。また、高校受験がないことで、ゆっくりと進学先や将来のことを考えられるし、小学生のうちから勉強しておけば、将来の選択肢も増えると思ったからです。

エデュ：共立女子第二を受験した理由を教えてください。

澁谷さん家が近かったことと、小学校の友達が受験するので、共立女子第二に興味を持ちました。学校のパンプレットを見ると、自然豊かなキャンパスやきれいな校舎が魅力的でした。特に、広い図書館は本が好きな私にとって、学校を選ぶ大きな理由となりました。制服はピンクのリボンがかわいくて、デザインも気に入りました。

エデュ：受験勉強で大変だったことは何ですか？

澁谷さん適性検査Ⅰの作文の対策が大変でした。作文は自分が体験していないことを想像して書く力が必要です。夏期講習では、作文を1日に2～3本書く課題が出され、きついと思ったこともありましたが、その分書く力が身につきました。適性検査Ⅱでは、表やグラフから読み取れたことを文章でまとめて解答したり、答えを説明したりする問題が難しかったです。出される宿題をひたすらやり、間違えた問題をやり直すことを繰り返しました。受験勉強をするまでは、何かに努力することがなかったので、とても良い経験となりました。

エデュ：入試体験会には参加しましたか？

澁谷さん12月初旬に行われた体験会に参加しました。適性検査Ⅱの問題をその場で解いて、先生から解説いただきました。すらすら解ける問題もありましたが、もう少し頑張らないと解けない問題もあり、入試前に対策のポイントが分かって良かったです。また、適性検査Ⅱでイラストを書く問題があり、びっくりしたことを覚えています。

楽しく英語を学びながら話す力が身につく 英検対策もできるレッスンで英語力が向上

エデュ：英語の授業について教えてください。

澁谷さんネイティブの先生の授業では、聞くことと話すことが多いです。教科書の英文を声に出して読んだり、例文から英文を考えて発表したり、タブレットを使ってクイズ形式の問題を解くこともあって楽しいです。

エデュ：英語の授業以外の取り組みはありますか？

澁谷さんオーストラリアなどの海外の先生による「オンライン英会話」です。1回25分のレッスンを1年間で15回、生徒全員が受けることができます。レッスンにはレベルがあって、テキストも自分で選びます。私は英語が得意ではないのですが、実際に受けてみて、質問されたときの反応の仕方や返し方が分かるようになりました。また、英検の2次試験の対策は1人でやるのは難しいので、レッスンがとても役に立っています。

エデュ：ほかに特色のある授業はありますか？

澁谷さん理科では、自然が豊かな広い敷地を利用して、たくさんの観察や実験が行われます。理科室には顕微鏡が40台近くあって、1人1台使えます。また、森の中に校舎があるので、タヌキやイタチ、ハクビシンも出没するみたいです。

学校行事をコロナ前に戻して通常実施 思いきり体験ができる本来の学校の姿に

エデュ：楽しかった行事について教えてください。

澁谷さん昨年の「白亜祭（文化祭）」では、全校生徒が集まるオープニングパーティーとファイナルパーティーが盛り上がり、楽しい思い出がいっぱいです。体育大会は今年初めてコロナ前の例年通りに戻して、中高一緒にできました。競技も増えて楽しめました。今年は部活でも合宿が再開され、通常に戻った学校生活が送れるので、秋に行われる「白亜祭」がますます楽しみです。

エデュ：これからの目標を教えてください。

澁谷さんまだ進路に悩み中なので、今は普段の勉強を頑張り、たくさんのことを体験してじっくり考えていきたいと思っています。秋に行われる職場体験は、受け入れ先を自分で調べて、自分でアポを取ります。毎年、職場体験での経験は中学3年生から2年生にバトンを引き継ぐ形で発表会があり、職場体験も大きな行事の一つです。こうした機会を通して、なりたい自分を探していきたいと思います。

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