女子に人気の制服
今年で330年を迎える駒込学園にとって、制服はその伝統と誇りを胸にした象徴でなければなりません。それが左胸のエンブレムの存在です。また、活動的な中学時代においても、正装としての役割をもつ制服には一定の落ち着きと気品を兼ね備える必要があります。そこで、男子には紺とグレー、女子には紺とダークグリーン・チェックを基調とした制服、ソックスに加えて、スクールカラーであるエンジのストライプ・タイ、またはリボンをアクセントとして襟元に結んでいます。こうして落ち着きと活動的な若さの両面を演出しています。また、そうした制服の意味を生徒にも理解してもらい、着こなしについては、朝礼や日常のホームルームで随時点検するようにしています。
次に、活動しやすさにも留意して身長の伸びを見込んだ採寸を施し、学年が上がるに従い、馴染んでいくような着心地になっています。女子には同色系のベストも用意して、夏季には上着なしでも上品に活動できるようにしています。
体操着は授業ではもちろんのこと、林間学校や勉強合宿など校外学習の行事でも制服として着用する役割があるため、デザイン、着心地、そして丈夫さを考慮してデサント社製のものをネーム刺繍入りで採用しています。(高校になるとアディダス社製になります)
上履きも制服の一部と考え、履き心地の良さだけではなく、緊急時にも安全かつ、速やかに移動できるようにミズノ社製のスポーツシューズを採用しています。
制服は概ね好評で、特に女子受験生からは、かわいらしい制服ということで好評をいただいています。現在、世間のクールビズに倣って、エコ対策に一役買う制服が必要ではないかというところで、来年に向けて夏季の制服オプションとしてポロシャツの導入を検討しています。
学校見学をかねて、生徒の様子をご覧いただくのが一番よろしいかと思いますので、皆様のご来校をお待ち申し上げます。