安心・安全!私学ならではの環境整備

安心・安全!私学ならではの環境整備

玉川聖学院中等部・高等部

生徒が安心・安全に通えるように学校として心がけていることを教えてください。

玉川聖学院中等部・高等部

生徒の安全は、学校教育を通じて身につける危険回避の知恵と、保護者の愛情に応え家族を思いやる心によって支えられています。両者に共通する精神は、神様から与えられたかけがえのない大切な自分という自尊感情を育むことにつながります。
生徒の通学の安全は、そのような本人の自覚と社会環境によって守られます。よって自尊感情を持つことの大切さが一層重要となります。
学校ではその精神を基に、中1の通学路安全マップ作りから始まって、迷惑行為や薬物、ネット犯罪等からの危険回避、護身術、救急救命法講習など6年間の安全教育プログラムを実施し、様々な状況への対応を身につける訓練を行っています。

上記の試みに対して生徒や保護者からの反応はどうですか?

学校と家庭の連携という学院の教育方針を保護者に体感していただくため、安全マップ作りは夏休みの課題として親子で取り組んでいただいています。保護者としても楽しく新鮮であり、多くの方が危険回避の考えを子どもと共有することの大切さ、嬉しさを伝えてくださいます。

安心というところで先の震災が記憶に新しいですが、備蓄や耐震化など対応を教えてください。

東日本大震災時の揺れを体験し、改めて校舎の頑丈さを確認しました。設計の意図通り、関東大震災を超える規模の直下型地震においても校舎は耐えることが出来るであろうとの確信を抱いています。
当時は350名を超す生徒が帰宅できず学校で一夜を明かしましたが、全生徒が3日間安全に過ごすことができるようにと備蓄してあった非常食と防寒寝袋等を使って、それらの有効性について十分な検証をすることができました。今後とも防災体制についてはこの経験を活かして一層の充実を図ってまいります。

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