安心・安全!私学ならではの環境整備

安心・安全!私学ならではの環境整備

トキワ松学園中学校・高等学校

生徒が安心・安全に通えるように学校として心がけていることを教えてください。

出入口では警備員が24時間体制で警備を行うと共に、テレビカメラで出入り口だけでなく、校舎周辺を24時間監視録画しています。各教室には、緊急電話が設置され、緊急時に職員室や保健室と連絡ができます。そして、最寄り駅の都立大学からの通学路には、生徒の登校時の交通及び不審者に対する安全確保とマナー向上に向けて教員2~3名が立ち指導する体制をとっています。さらに、学校のすぐ向かいには碑文谷警察署があり、普段から連携して生徒の安全確保のための協力をしていただいています。直接連絡すると110番より早く駆けつけて下さいます。また、校内で防犯訓練を実施していただいたり、「携帯電話の安全な使用法」といったお話もしていただきます。緊急時の保護者との連絡は、緊急メールシステムを採用しており、一斉の学校発信・クラス発信等、細かな連絡体制が敷かれています。また、普段の授業の中でも、近隣の消防署との協力による乳幼児の人体やAEDを使った救命救急講習の実施など、安全に対する意識付けを生徒に行っています。

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上記の試みに対して生徒や保護者からの反応はどうですか?

緊急メールシステムや警備員の配備は、保護者から非常に安心できるとの声を戴いています。特に緊急メールシステムに関しては東日本大震災以降、保護者の勤める会社や教育機関でも採用したいと、問い合わせが多数ありました。

安心というところで先の震災が記憶に新しいですが、備蓄や耐震化など対応を教えてください。

校舎は阪神淡路大震災後の建築で、高い耐震構造の設計がされています。東日本大震災でも生徒の安全を確保できました。現在、水や食料は全校生徒3日分を確保し、毛布に加えシュラフの準備もしました。また、校舎地下には40トンの水槽があり、体育館地下のプールの水と合わせ、トイレ用も含めた断水時の水の確保は十分と考えています。さらに4月からは生徒に「災害対応マニュアル」と、学校に徒歩で戻るための「マップ」、閉じ込められた場合など自分の居場所を知らせるホイッスルを携帯させるなど登下校中の災害対策も色々と検討しています。