【エリア密着】神奈川の学校
神奈川県の学校ならではの環境をご紹介ください。
神奈川県はコンパクトながら、横浜・川崎・相模原と3つの政令指定都市を抱え、人口も900万人を超えています。港ヨコハマはもちろん、歴史ある鎌倉、湘南の海、丹沢・箱根の自然などなど、そのコンパクトさの中にあらゆる魅力がギュッと凝縮されています。大都市の利便性を備えながらも、歴史や自然に囲まれた環境は、「一方で現代社会に向けて適度に開放し、一方で現代の社会から適度に隔離する」ことが望ましい教育にとっては、実に好都合な条件がそろっているのです。本校も、進取の気風を養うとともに歴史・自然を尊重する、そんなバランスのとれた教育を目指していますから、神奈川県のほぼ中央に位置する本校の立地条件は実に好都合なのです。
学校の特色、魅力を教えてください。
日大藤沢は日本大学の付属高校ですが、近年、早慶上理やGMARCHクラスへの大学進学者が増加しています。平成24年度の卒業生で日本大学に進学した者は48パーセント。あとは皆、他大学に進みました。学校としても中学の段階から「他大学への現役合格」を射程におさめた学習指導を展開しています。とくに首都圏の国公立大学や、難関私大を目指す生徒には、高校1年時からの「特進クラス」を準備しています。もちろん、日本大学進学希望者には内部推薦の制度がありますから、たとえば高校3年生までずっとクラブ活動に打ち込み、しかも現役で日大へ、といった選択も可能だということです。
ただし、本校の教育目標には「有為」というものもあります。これは、簡単に言えば「社会に貢献できる人になる」ということです。高い学力を身につけて、いい大学を出て、いい会社に入る。これだけでは「有為」の人ではありません。社会的に高い地位に就いたら、それだけ重い責任を負わされ、高い人格が求められます。将来、だれからも信頼されて、広く社会に目を向け、自分のことよりも先に他人のために汗水をながすことのできる人。そんな人間をつくるのが本校の目標です。
だからこそ、本校のモットーは「スタンダードであることに誇りをもって、それを磨く」ことにあります。一見すると、目を引くような「斬新な」教育を行っていないようですが、教育は人体実験ではありませんから「失敗」は許されません。まずは「原点」「基本」を尊重し、「スタンダード」であることに自信を持って学校生活を送ってもらいたいと考えています。
たとえば「あいさつをする」。たとえば「時間を守る」。こうした「当たり前」のことから着実に足固めをしていくのが、本校の教育方針です。
とはいえ、校舎や設備は「超スタンダード」です。広大な敷地と近代的な校舎をぜひ一度、体感していただきたいと思います。新たに「中学棟」もオープンしました。
受験生に向けてのメッセージ
「日大藤沢」は、「学校らしい学校」です。ぜひ本校に足を運んでみてください。
直感的に「あ、いい学校だ」と感じることと思います。
みなさん、受験勉強がんばってね。