学校特集　【エリア密着】多摩地区から通える学校　明治学院中学校/東村山高等学校

キリスト教に基づく人格教育を教育理念としている明治学院中学校・東村山高等学校は、歴史と伝統のある学校です。西武線「小川」駅から徒歩８分、ＪＲ武蔵野線「新小平」駅から徒歩約20分のところに位置し、多摩地区をはじめ、都心や近県などから多くの生徒が通学しています。

明治学院の歴史は古く、創立者はヘボン式ローマ字や聖書の翻訳で有名な宣教師へボン博士です。
ヘボン博士は、1859年に神奈川に来日し、医療・聖書の翻訳、和英・英和辞典の作成に従事するかたわら、1863年に英学塾を開きました。この英学塾が明治学院の源流となります。
1887年には普通学部（現明治学院中学校）が港区白金台に開校し、1963年に明治学院東村山高等学校が東村山に開校しました。
1966年には明治学院中学校が東村山に移転し、中学・高校一貫教育の体制が整い、1991年からは男女共学になりました。
教育目標は、「道徳人・実力人・世界人」の育成です。「道徳人」とは、神さまが与えてくださった使命に気付き、世界に広がる喜び、感動、神秘に目を見張ることのできる感性を持った人のことです。また、自分に与えられた権利と果たさなければならない義務とをわきまえ、規律を守り、神さまと人々とを心から愛することのできる人のことです。
「実力人」とは、神さまが与えてくださった能力や特質を遺憾なく発揮し、神さまと人々とに誠実に仕えることのできる人のことです。「世界人」とは、国籍や民族などにとらわれず、世界的視野と行動力とをもつ人のことです。この３つを柱に、キリスト教教育を中心とした心の教育を行っています。

本校の教育を語るうえで欠かせないのがキリスト教教育です。一日は礼拝から始まります。中学生は講堂で、高校生はチャペルで毎朝8時40分より礼拝がもたれます。校長先生をはじめ、教職員・すべての生徒が出席します。そのほかにもクリスマスの集いや演奏活動などを通してキリストの教えを学んでいきます。

また、本校では、一昨年から新学習プログラムが始動しました。系列大学である明治学院大学への進学という選択肢もありますが、さらに他大学への進学に挑戦することが可能な学習システムです。中高６年間を３つのステージで構成。高校２年からは、受験コース理系、文系と推薦進学の３つのコースに分け、それぞれの希望する進路に応じた学習を実現します。他大学への進学を目指す「受験コース・理系」「受験コース・文系」では、早くから大学受験を見据え、演習を中心とした授業を展開していきます。一方、明治学院大学への進学を目指す「推薦進学コース」では大学での研究の基礎力「アカデミックリテラシー」を修得します。この新学習プログラムでの大学進学実績目標は、国公立15、早慶上理35、GMARCH100、述べ150名以上の目標達成を目指しています。

交通アクセスは、西武拝島線 / 国分寺線「小川」駅西口を下車徒歩約8分が最も近いですが、JR武蔵野線「新小平駅」からの通学も可能です。新小平駅から徒歩約20分ですが、自転車通学が認められています。
西東京市や小平市などの多摩地区、練馬区や杉並区などの23区から通う生徒が大多数ですが、埼玉や神奈川、千葉から通っている生徒もいます。

本校では学校説明会のほかにさまざまな行事を受験生の皆さんに公開しておりますので、受験の前に一度足を運んでいただけると明治学院の雰囲気が分かると思います。

学校説明会は、第3回が10月13日(土) 14:00～16:00で礼拝体験やサマーキャンプなどの報告があります。第4回は、11月17日(土) 14:00～16:00で、ハンドベルの演奏や入試出題傾向の解説（出題教科）もあります。 第5回は、11月26日(月) 10:30～11:45で、スライドによる学校行事紹介のほか、説明会終了後には中学の授業を見学することができます。第6回は、1月12日(土) 14:00～16:00。ハンドベルの演奏や入試ポイントの解説（出題教科） 出願・入試当日の注意点も説明します。
また、学校の雰囲気が感じられるヘボン祭（文化祭）は11月3日(土・祝)に、クリスマスの集いは12月19日(水)、ハンドベル定期演奏会は1月25日(金)に『なかのZEROホール（東京都・中野区）』にて開かれます。
いずれも予約不要ですので気軽にお越しください。

そのほかに学校見学は日曜日・祝日・学校休校日を除き、毎日受け付けております。校舎内を除き、学校を見学していただけます。事前にお電話でご確認ください。