特別な教科・教育を行っている学校
五感で学ぶ理科の授業
生物室・化学室・物理室・地学室と分かれた教室で生徒たちは様々な観察や実験を通して理科を学んでいます。 生物分野ではイモリを卵から発生させて成体になるまでを観察をしたり、豚の目の構造を調べたり、カエルの心臓を観察したりして体のつくりを学んだりと、できる限り生き物に触れる機会をもちます。生き物の命に触れ、『いのち』の大切さ、尊さを理解し、生き物に感謝の気持ちをもつようになります。
他にも、チョークとお酢で二酸化炭素を発生させたり、鏡や石けんを実際に作ったりと、身の回りにあるものを使って実験を行うことで、難しい化学反応や、目には見えない物質の現象を体感します。化学や物理が私たちの生活に身近であることを実感できます。
一人一台顕微鏡を使うことができ、実験器具にも早く慣れることができます。また、教科書から知識を得るだけでなく、毎回の実験後に目で見て、肌で感じたことをレポートにまとめることで、さらに理解を深めていきます。
全員が二か国語を学べるカリキュラム
2013年度より、全員が中学の3年間を通して、英語を週当たり5時間、フランス語を1時間学びます。言語としてだけでなく、生活文化や歴史にも触れながら、英語とフランス語で違った発音の美しさを体感できます。アメリカ中心の英語文化だけでなくヨーロッパの中心であり、長い伝統をもつフランス語文化にも同時に触れることで、異文化への興味が膨らみ、自然と世界に目を向けることができる女性の育成を目指しています。
「生きた外国語」を習得するために独自のプログラムを行っており、毎年、各学年内で行われる「外国語発表会」では、外国語でスピーチを行ったり、プレゼンテーションを行ったり、友人と協力して寸劇を行ったりします。ネイティブの教員との交わりも多く、外国語を話すことに抵抗感をもたずに、外国語に慣れる環境があります。