首都圏からのアクセスが良い学校
「万木一心」の精神、新校舎竣工で次なる高みへ
駿台学園中学・高等学校は、創立80年を迎えた中高一貫教育校です。創学の精神は「万木一心」。「個性を持ちながら協調性を持ち、周囲の役に立つ人材を育成する」という思いがこの言葉に込められています。生徒たちの夢を実現するために、複数の教育コースを設定。また、芸術・美術などの「ほんもの」に触れる機会を作ることで「興味・関心」への扉を開くサポートをします。今年12月には新校舎が竣工。新たなるステージで次なる高みを目指します。
複数のコースで生徒の夢の実現をサポート
駿台学園が育てたいと考える生徒像とは、「本質的なことを学んだ上で、それを生かしながら自分の頭で考えることができて、社会に出た後、それぞれの置かれた場で活路を見いだしていく力を持つ生徒」です。そのために駿台学園では、さまざまな教育プログラムを用意しています。
中学では、「特選クラス」と「総合クラス」の2種類のクラスがあります。「特選クラス」ではより応用的な内容で理解度を深め、「総合クラス」ではより基本的な内容で基礎学力の定着を図ります。入学試験でどちらのクラスに所属するのかが決まりますが、進度が同じであるため、それぞれ入学後の移動が可能です。
高校は、「特選コース」「進学コース」「スペシャリストコース」の3コース制です。難関大学への合格を目指す「特選コース」は、公立校のカリキュラムと比べ、1.5倍から2倍程度の豊富な授業時数で、徹底した学力を養います。「進学コース」は、学習とクラブ活動を両立させながら四年制大学を目指します。さらに「スペシャリストコース」は、芸術、文化、スポーツの各分野に優れた才能を持った人を対象に、その才能を磨きながら大学進学を目指すコースです。
「ほんもの」に触れる教育とユニークな国際教育
「ほんもの」に触れることも駿台学園の大きなテーマです。美術館、博物館はもちろん、工場や、鎌倉や横浜への小旅行、はては本格的なオペラ…。学園ではジャンルを問わず、「ほんもの」に触れる機会を提供しています。「駿台音楽祭」では、国内外問わず、さまざまなジャンルの超一流の演奏家や芸術家を招き、生徒たちに芸術との出合いを作っています。「駿台教養講座」は、生徒・保護者を対象に各界の著名人による講演会を開催。ほかにも近代建築の見学やスポーツ観戦などの課外授業を実施しています。「ほんもの」に触れることで、知的好奇心を刺激し、生徒の無限の可能性が導き出されるきっかけになればと願っています。
また、ユニークな「国際教育」も駿台学園を語るうえで欠かせません。その歴史は70年をこえており、これまでで最も国際交流を重視してきた学校の一つと言ってよいと思います。学園では、サマースクールと海外修学旅行と、二度の海外研修の機会があります。そのほかにも海外6か国にあわせて13の姉妹校・交流校があり、生徒の長期及び短期留学、生徒作品の交換、教員の交換など、幅広い活動を行っており成果をあげています。
東京・埼玉・千葉・神奈川と広いエリアから通学可能
学園のある王子は、区役所のある北区の官庁街で、駅近くには江戸時代からの景勝地である飛鳥山や由緒ある王子神社など歴史を感じさせる名所も数多く点在しています。また、北区には学校も多く、駅の喧騒を抜けると学校や住宅街が広がり、落ち着いた雰囲気の中に学園があります。
交通アクセスは、JR王子駅北口より徒歩10分。王子エリアは、城北地区の交通の要地としても知られ、都電荒川線や地下鉄南北線からも通うことができます。池袋から16分、東京から21分、新宿から23分、品川から31分と首都圏から約30分圏内で通学が可能。首都圏以外にも埼玉、千葉からもアクセスは良好で、横浜からも1時間以内で通うことができます。
生徒の居住地が幅広いのも学園の特徴です。東京23区は、学園のある北区や板橋区を中心にすべての区から通っています。23区外でも府中市や三鷹市、そして隣接する川口市をはじめとする埼玉県や神奈川県、千葉県、茨城県からも通学していることからもアクセスの良さが分かります。
最新の設備を整えた新校舎が竣工
学園の校舎と設備も充実しています。今年12月には、新校舎(1号館)が完成します。エレベーターを設置し、バリアフリーに対応。屋上にはテニスコートを配置します。また、全館Wi-Fi対応も予定しています。鉄筋コンクリート5階建の2号館校舎は2011年3月に耐震工事が完了し現在、内装をリフォームしています。床面をすべてカーペットにし、廊下の壁も全面塗り替えます。洗面所もリニューアルし、学校生活をより快適な環境に整備していきます。