首都圏注目の中高一貫校
東京都市大学 等々力中学校・高等学校
今、貴校が注目されるポイントを教えてください。
「次世代型の教育システムや潜在能力を伸ばすための教育環境で学習への習慣づけを支援」
2012年度出願総数は3,731名を、実受験者数1698名と昨年の実績を上回ることが出来ました。
特に、志願者総数が3,000名を超えた学校は本校を含めて都内では3校だけで、特選一貫コースと特進一貫コースを併せた平均倍率も3.34倍という高倍率でした。平成22年度に共学部を新設し、3回の入試を行いましたが、右肩上がりの志願者数増については、受験生並びに保護者の本校並びに「東京都市大学グループ」への期待が非常に大きく、新たな教育方針や、充実した校舎施設も魅力となっていると考えます。
特に学習面では、進学実績の向上を数値目標化し、学力を上げるためのシステム構築に力を注いできました。本校では、到達度を測るためのテストを毎日行い、結果に基づいた再テスト、放課後補習を実施しています。補習には、個室ブースを備えた専用の自習室や個別指導室を用意しており、有名国立・私立大学の学生チューターが質問に答えます。中学生は午後8時まで使用でき、部活の後も残ることができます。
また、時間管理能力(自学自習力の涵養)を養う仕組みが「TQノート」です。生徒は次の1週間のスジュールをこの日課表にまとめ、勉強計画を立て担任へ提出します。このTQノートの最終ページには世界地図があり、東京を出発展とし、世界の主要24都市を回れるようになっており、100分勉強するごとに1コマ進みます。世界の24都市を一周すると、1年の終わりに「TQメダル」が配布されます。22年度の世界一周者は30名、23年度は62名と倍増しました。一周するには平日2時間以上、土・日は3時間半以上勉強しなければなりません。ゲーム感覚の楽しさが継続につながっていると思います。180ほどの個室ブースはいつもいっぱいです。システム、環境づくりで、自主的に学ぶ力を養う方針が、多くの保護者の信頼を得ているのだと思います。