伝統校・新興校の魅力大紹介!
建学の精神を教えてください。
國學院大學久我山中学高等学校は、昭和19年、岩崎通信機初代社長、岩崎清一によって
武蔵野の面影が色濃く残る杉並区久我山台上に開校されました。
時すでに敗色濃厚の窮状にあって、日本の再建はひとえに次代を担う若人の育成に如かずとの創立者のゆるがぬ強い意志が翌20年に制定された「学園三箴」にこめられています。
その三つの箴言とは、「忠君孝親」「明朗剛健」「研学練能」。その後、この訓えは具体的な「実践目標」として中・高さらに男女の別なく「久我山」に学び集うすべての若者たちにとっての目指すべき指針となっています。
「規律を守り誇りと勇気をもって責任を果たそう」
「たがいに感謝の心をいだき明るいきずなを作ろう」
「たゆまざる努力に自らを鍛えたくましく生きよう」
そのめざすところは、明るく、たくましく、さわやかな、明日の日本を担う青少年の育成にあります。
伝統校ならではの魅力!
平成20年、学園は大きく変貌を遂げる。新たにお目見えした3階建ての「学習センター」は、 ブースごとに区切られた自習室や広々と落ちついた図書館、さらに憩いのスペースとしても有効利用されるカフェテリアなど多目的なスペースが広がる。また、グラウンドも全面人工芝に変わり、正門横にそびえるヒマラヤ杉や、松と竹と欅を配した前庭の芝とその青さを競い合っている。
また、最難関大学への現役合格を目指して特進クラスである「STクラス」を設置、進学実績のさらなる伸長と質的向上を図ることとなった。「ST」とは、「Summit(サミット)」最高峰をめざして、 「Straight(ストレート)」真っ直ぐに、「Spirit(スピリット)」気概をもって、というその高い目標達成のための三要素をあらわしている。
さらにこのほど、朝な夕な全校生徒が行き来する正門からの欅並木沿いに、インターロッキングによる「学びの道」が完成。そのデザインには、久我山を巣立ってから後も「生涯にわたり学ぶことの楽しさや喜びを追い求めてやまない人であれ」との願いが込められている。
受験生へメッセージ
「自分が通っていた当時の学校の、懐かしい〈におい〉が感じられますね」
本校を訪問した、あるお母さんのひと言です。時代はいつもいろいろなはやり顔を見せますが、わたしたちには決して変えてはいけないものがあるはずです。「明るく、たくましく、さわやかに」。あくまでも勉学を軸として、各自が志す進路に向け決してあきらめない姿勢を貫きつつ、行事や部活動といった課外活動にも主体的に参加する。そうしたのびのびと過ごす学園生活の基底には、いつも『きちんと青春』の気概があふれています。
今こそルーズさを捨てて、君もこの「久我山」で『きちんと青春』しませんか!