伝統校・新興校の魅力大紹介!
建学の精神を教えてください
本学の創立者 西 澤之助は、「高潔善美」の建学の精神のもと、本校の前身・日本女学校を設立しました。「高潔善美」には「固き心を以って、やさしき行いをせよ」との教えが込められ、高い志を胸に確かな見識・知識・技術を習得し、女性ならではのたおやかさを以って社会に寄与できる存在を目指すという姿勢が説かれています。
伝統校ならではの魅力!
本校の創立は今から112年前。長い歴史を有するがこそ、本校には母子二代で同じ教員の授業を受け、変わらぬ口癖に母子で笑ったという話も耳にします。中にはお祖母様から三代に渡る卒業生という方も・・。そうした保護者が母校を愛し、支援して下さっていることが、PTA活動や後援会の存在から強く感じられます。また広大なキャンパスに枝を広げる「百年桜」やイチョウの大樹も、長い年月が育んだ学園の財産です。本校の学園歌は、アイヌ語研究者・言語学者の金田一京介氏の作詞、高木東六氏の作曲による伝統ある歌です。歌詞の冒頭は「さねさし 相模の小野の」とあり、『古事記』にもある相模の地の枕詞「さねさし」が象徴的に使われていすま。生徒は作詞者の事跡や歌詞の由来を学び、歴史を感じながら誇りを持って歌っています。
受験生へメッセージ
受験本番まで2ヵ月余りとなり、難しい問題に当たった時には焦りや不安を抱くこともあるかも知れません。でも大切なのは確かな「基礎力」を培うこと。受験は確かに合格することが目標ですが、それは「有意義な中学校生活」を送るためのもの。そして中学生になって必要な力は、「基本的なことを確実に理解しておくこと」です。また「受験が終わるまで」と、無理をして勉強をしても、生活が不規則になったり、貴重な成長期に体調を崩してしまったら、決して充実した春を迎えることはできないでしょう。これから寒くなる一方ですが風邪などひかれませんように。そしてこれまでの自分の頑張りを信じて、無理のない学習計画で1歩1歩を大切に過ごしてください。