学校特集　男子校・女子校・共学校の主張！　城西川越中学校・城西大学付属川越高等学校

ある保護者の方からのお言葉です。「男の子は、同性の少し年上の先輩に憧れるようです。親の言うことよりも、身近な先輩の背中を見て育っています。」

例えば部活動。逞しい先輩を見て、同じようになりたいと感じる。例えば体育祭。応援団長の男らしさに、自分たちの数年後を重ねる。同性の先輩たちを自分のモデルケースとして、自分なりの男らしさを磨いていきます。また、グラウンドで輝いている先輩たちが、部活動の後、必死に自習室で受験勉強をしていたり、スクールバスの中で単語帳を開いていたり…教員が「勉強しろ！」と言うよりも、ずっと説得力のある姿として、彼らの眼にうつります。

その環境がいたるところにある、それが男子校の魅力だと考えています。

本校の校是は「報恩感謝」です。挨拶はもちろん、ありがとうが言える、謝ることができる。それらがまず学校生活の根底にあります。

また社会の中での「男らしさ」を先に定義してしまうのではなく、さまざまな意味での「男らしさ」を見出せるように、地域の方々の多大な協力を仰ぎながら行う職場体験や、「けやき農場」や「きのこ村」での農業体験、ホンダエコマイレッジチャレンジ（エコカー）への挑戦など多彩なプログラムを用意しています。

自分たちのペースで、自分たちが興味のある分野に集中できる環境があります。もちろん、そのベースには日々の充実した授業が根底にあるのは言うまでもありません。それぞれの個性に合った「男らしさ」を見付け、川越の地を巣立っていきます。

卒業後も学校の誇りを持ち続けられるような学校生活を送ってほしいと思います。プライドを持って「城西川越の卒業生です」と言って胸を張れる男たちを、全力でサポートしたいと考えています。

また、社会の中で、地域の中で、真の男としての役割を果たせるように成長してほしいと考えています。それは言葉ではなく、40年培ってきたこの空気の中にこそあるのかもしれません。