男子校・女子校・共学校の主張!
玉川聖学院中等部・高等部
聖書の教えに基づき生徒一人ひとりが見つける「将来の自分」
思春期の六年間は土台作りの大切な時期。玉川聖学院では、生徒一人一人が神に造られたかけがえのない存在であると心から信じ、自他の人格を尊重しその完成を目指すキリスト教教育を実践しています。男女の心身の成長、特質の差を理解した上で「女子校」のメリットを最大限に活かしながらも、「女子校」であるなしにとらわれないキリスト教主義人格教育を目指しています。
中高時代のキリスト教人間教育で深く自分のミッションを理解します。
本学院は、「戦後の日本を健全な国家として再建するためには、若い女性にキリスト教教育を!」という強い思いで、アメリカ・インディアナ州にあるチャーチ・オブ・ゴッド(神の教会)の協力を得て、1950年9月、キリスト教の指導者であり牧師であった谷口茂壽によって創られました。
人間が最も人間らしく生きるためには、神という存在と向かい合い、そこから学ぶことが大切であると信じています。人間だけが人間を超えた存在に心を向けることが出来、そこに人格の成長の鍵が隠されています。玉川聖学院ではこの神と向き合うことを最も大事にしています。
本学院の1日は、礼拝から始まります。パイプオルガンの響きを体に感じながら入場し、中・高がそれぞれの場所で礼拝をささげます。全員で讃美歌を歌い、生徒の司会者が聖書を読み、祈り、先生方がお話をします。中等部(キンレイホール)、高等部(谷口ホール)に分かれていますが全員が礼拝をもって一日を開始するのは、創立以来57年間一日たりとも欠かさない伝統です。 心を静め、深く考え、自分を見つめるひとときです。
また、イースター礼拝やクリスマスなど一年の学校行事もミッションスクールならではの行事が数多く置かれています。
「自ら学ぼう」とする学びの構造
知識は「自ら学ぼう」とする時に身についていきます。学習への動機づけは大変重要であるといえるでしょう。本学院では、競い合うこと、優劣をつけ合うための道具として知識が用いられるのではなく、豊かな知性の土台となる知識を身につけることを目標とした学習を大事にしています。
考える力を身につけることを重視した課題探求学習をはじめ、レポート・論文の作成などで基礎的な知識を定着させていきます。実技科目では、獲得した技能や知識を表現・発表する場を設定し、評価しあうことを実施しています。
学習面だけでなく、ホームルームを核とした人間関係づくりも大切だと考えています。学校が楽しくなければ学習への関心は高まりません。クラスメイトはライバルではなく、共に成長し合うかけがえのない友となっていきます。それが明るく温かい校風を維持する支えとなっています。
また、自分と向き合うこと、自分と自分が生きているこの世界の必要性を考える学習も多く用意しています。「何のために学ぶのか」「自分の生きる目的は何か」「自分を生かす道はどこにあるのか」「自分とは何か」などの問いを自分に向けて発することで、80年の人生の指針となる考え方を身につけていきます。
卒業生の声
それでは、玉川聖学院ではどんな学院生活が送れるのでしょうか。女子校生活はどのようなものなのでしょうか。卒業生の声です。
「玉聖のクリスマス礼拝の雰囲気がとてもよくて、玉聖に落ちたら公立へ行く覚悟を決めて受験しました。大学は中高6年間でがんばれば、どこでも行きたいところへいくことができると思います。なので、中高は自分にとって過ごしやすい校風や雰囲気の学校を選ぶことが大事だと思います。
玉聖は先生との距離がとても近いのがいいところだと思います。高校生の時にいった「バイブルキャンプ」は先生たちと遊んだり、讃美歌を歌ったりと一番思い出に残っている行事です。
女の子同士の環境でお互いをさらけ出せ、なんでも話せた環境はとても良かったと思います。ずっと連絡を取り合っていきたい、これからも一生大事にしていける友だちに出会えました。先生方も温かい方が多いので一度、学校へ来てみてください。」